やる気をキープする方法で長期目標を必達する5つのコツ

やる気をキープする方法で長期目標を必達する5つのコツ

仕事で成果を出すため、あるいは自分を成長させるために、目標を立てて頑張っている人はたくさんいますよね。しかし、せっかく目標を立てて取り組み始めたのに、なかなかやる気が続かず、結局目標を達成できなかった…という経験はないでしょうか。

「継続は力なり」という格言があるように、努力は継続することで身を結ぶもの。そう分かってはいるけれど、最初のやる気をキープすることは本当に難しいですよね。

始めたときが一番やる気にあふれており、徐々にやる気がしぼんでいってしまい、努力が続かなくなっていってしまうのが普通です。

しかしここで、逆にやる気さえしっかりキープできれば、努力を続けることができ、仕事で今以上の成果を上げたり、スキルアップさせたりすることができるはずです。

やる気を長続きさせることができれば、長いスパンでの目標も達成できること間違いなしです。今回は、やる気をキープし、長期目標を達成するためのポイントを5つお伝えします。

小目標となる短期的な締切を取り入れよう

やる気をキープするための1つめのポイントは、「小目標となる短期的な締切を取り入れる」ことです。たとえば検定試験や資格試験の合格を長期目標にしている人は、小目標として、その試験の直近の模擬試験を利用してみましょう。

本格的に勉強を始める前に、まず模擬試験の予約をしてしまい、その試験で何点取りたいかの目標を設定します。こうすればいやでも勉強せざるを得ず、また直近にクリアすべき目標があるので、やる気も続きやすいんですよ。

コツは、1~2か月のスパンで小目標を立てること。また、「ある程度形になってから(成果が出てきてから)模擬試験を受ける」という気持ちではなく、問答無用で設定をしてしまうことも大切なコツです。

「もう少し形になってから…」などと考えていると、いつまでも試験を受けることができず、身近な目標もないのでやる気もしぼんでしまいますよ。

 

「自分との競争」ではなく、客観的な基準を目標にしよう

やる気をキープするための2つめのポイントは、「『自分との競争』ではなく、客観的な基準を目標にする」ことです。中には目標を立てるときに、「自分との戦い」に持ち込んでしまう人がいます。

たとえば、ダイエットのために毎週プールで泳ごう、と決めた人がいるとしますよね。その場合、「先週の自分よりもきれいなフォームで泳ぐ」「先週よりも長く泳ぐ」といった自分と競争するような目標より、「500m泳ぐ」「25mを○秒以内で泳ぐ」といった客観的な基準を目標にした方が、やる気が長続きするんですよ。

人はついつい自分に甘くしてしまう生き物。自分との競争、という目標設定にすると、怠ける口実をいくらでも思いついてしまいます。

本当はもっと頑張れるかもしれないのに…。また、自分の成長を振り返るときにも、客観的な数字を基準にしておくと振り返りやすいですよ。

 

目標を人に話そう

やる気をキープするための3つめのコツは、「目標を人に話す」ことです。自分の中で目標を立てているだけでは、誰からも強制されないので、つい怠けてしまいがち。

別に続けなくても誰にも何も言われないので、やる気もいつしかしぼんでしまいます。そこで、目標達成のために「外圧」を利用しましょう。具体的には、目標を立て、それを周囲の人に宣言するのです。

そうすれば、いやでも頑張らなければならない状況に自分を追い込むことができます。成果を報告するのが楽しみにもなるので、自然とやる気もアップしますよ。

なかなか周りの人に話しづらい…という人は、ブログやツイッターで宣言してみましょう。目標達成への道のりを記事やツイートにして発信していけば、やる気も続きますよ。

 

「毎日」にこだわりすぎないようにしよう

やる気をキープするための4つめのコツは、「『毎日』にこだわりすぎない」ことです。勉強でも仕事でも、ダイエットでも掃除でも「毎日○時間やる」という目標を立てることには、メリットもありますがデメリットもあります。

毎日コツコツと続けて継続日数を増やすことは楽しいことですが、体調が悪くてできなかったり、どうしても仕事の都合などでできない日があったりしたときに、一気にやる気がダウンする危険があるのです。

1年以上の長期スパンにおいては、「1日できなかった」という事実にこだわるより、「できない日もあったが、ほぼ毎日、全体としては1年間続ける」ことができれば、その方が価値がありますよね。なので、「毎日」という言葉にあまりこだわりすぎないようにしましょう。

 

目標以外のことについては、「自分に甘く」しよう

やる気をキープするための5つめのコツは、「目標以外のことについては、自分に甘くする」ということです。目標達成に向けて努力を続けることは、やっぱりストレスになりやすいもの。

たとえば、勉強の目標を立てて、毎日時間を取って頑張っているときに、同時進行でダイエットもしようとして、食事制限もしようとしたら、どうなるでしょうか。

1日の中に、我慢しなければならないことがいくつもでてきて、やる気がダウンしてしまいますよね。そこで、何か目標を立てたら、それ以外のことには多少目をつぶりましょう。

具体的には、勉強の目標に集中するためには、多少太っても甘いものを食べてもいいことにする…などです。「二兎を追うものは一兎も得ず」ということわざがありますが、やる気を続けるためにも効果的です。

 

どんなに固い決意をして取り組み始めても、継続してやる気をキープするのは難しいものですよね。今回お伝えしたコツ以外にも、やる気を長続きさせるポイントはたくさんあります。

その一つが、「自分の好きなこと・得意分野に持ち込む」ということ。やる気を継続させることはただでさえ難しいのに、苦手なことを続けることは不可能に近いのです。

なので、なるべく自分の得意分野で継続できるように目標・活動を設定するといいでしょう。たとえばダイエットの目標を立てるときに、運動がもともと得意な人であれば「1日2km走る」という目標を立てると続きやすいですし、料理が得意な人であれば、「レシピを工夫して1日○キロカロリー以内に収める」という目標を立てるといいでしょう。

また、勉強の目標を立てるときも、「読む」ことが好きな人は、「1日に○ページテキストを読む」などの目標を立てるといいですし、「聴く」ことでインプットすることが得意な人は、オーディオブックなどを活用してみるといいでしょう。

やる気をキープし、努力を継続することができれば、それだけ大きな目標を達成することができますよね。ぜひやる気をキープする方法で長期目標を必達するコツを復習し、普段の生活に活かしていきましょう。

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