結婚式を盛り上げる友人代表スピーチ、7つの簡単作成法

結婚式を盛り上げる友人代表スピーチ、7つの簡単作成法

あなたは友人の結婚式に参列したことがありますか?披露宴では、主賓のほかに、友人代表スピーチがありますよね。仲の良い友人の結婚式で、友人代表スピーチを頼まれているかたもいることでしょう。

友人代表スピーチを頼まれると、友人のために盛り上がるようなスピーチをしよう、「おめでとう」の気持ちが届くスピーチにしようなど、思い思いのスピーチを考えます。

しかし、スピーチの内容を考え始めると、どう作成していけばよいのか、何を伝えればよいのか分からなくなってしまうことがありますよね。そこで今回は、簡単に友人代表スピーチの原稿を作成する方法をご紹介します。

スピーチの基本構成を知っておきましょう

結婚式のスピーチは、基本的な構成があります。大まかに分けると3つの構成から成っています。初めのあいさつ、エピソード、結びのあいさつ、この基本構成に沿ってスピーチを作成していくと、失敗のないスピーチをすることができます。

 

初めのあいさつを考えましょう

初めのあいさつでは、「結婚に対するお祝いの言葉」と「自己紹介」をします。この部分は、定型文をそのまま引用する形をとっても問題ありません。

自分の言葉でお祝いの言葉を述べる場合には、新郎・新婦に対するお祝いの言葉だけでなく、両家の親族に対するお祝いの言葉、招待してくれたことに対するお礼の言葉も添えることを忘れないでくださいね。

お祝いの言葉のあとは、会場にいる人たちに簡単な自己紹介をします。いつごろから友人として付き合っているのかを伝えると、あなたを知らない会場の人たちにも伝わりやすいのでおすすめです。

 

エピソード部分は、もっとも重要な部分です

あなたと友人の出会いから最近のことまでのえぴそーどを時系列に拾い出しておきましょう。この部分は、友人代表スピーチの中で、もっとも重要な部分です。

堅苦しいスピーチは、どこか他人行儀になってしまうため、できるだけ素直な気持ちを表現しましょう。この部分は、3つのパートに分けて組み立てていくと、簡単に作成することができます。

友人の人柄や性格、それを裏付ける具体的なできごと、結婚生活へのはなむけの言葉はじめに拾い出したあなたと友人のエピソードの中から、友人の人柄や性格がよく分かるものを選びましょう。

少し面白い話を盛り込むと、スピーチを盛り上げることができるのでおすすめです。結婚生活へのはなむけの言葉は、友人の長所を絡めて作成していくとよいですね。このエピソード部分では、友人の長所を話すことがセオリーです。

短所として受け止められるような内容や奇抜なエピソードは避けましょう。エピソードの冒頭部分で、「ここからはいつもと同じように○○と呼ばせていただきます」などとひと言添えて、普段通りの呼びかたでスピーチをすると、堅苦しさがなくなるのでおすすめですよ。

 

結びのあいさつは定型文でもOK!

結びのあいさつは、改めて「結婚のお祝い」と「招待してもらったことに対するお礼」を述べる部分です。定型文を引用しても問題ありませんが、定型文を参考にしてオリジナルの文面を作成してもよいですね。オリジナルの文面を作成するときには、お祝いとお礼の言葉、どちらも忘れずに組み込みましょう。

 

忌み言葉と重ね言葉を使っていないかチェックしましょう

みなさんは忌み言葉というものを聞いたことがありますか?縁起がよくないとされるもので、結婚式には不適切とされている言葉です。最近では、忌み言葉をあまり気にする人はいないと言われていますが、それは若い世代の話です。

結婚式には、会社の上司や親族など、さまざまな世代の人が参列するため、忌み言葉には注意が必要です。「別れる」「終わる」「最後に」「帰る」などの忌み言葉がスピーチの中に盛り込まれていないか確かめておきましょう。

また、忌み言葉と同じく「重ね言葉」を気にする人もいます。「再び」「くれぐれも」「次々」「たびたび」などの重ね言葉にも配慮が必要です。

 

スピーチの長さは3分間を目安に考えましょう

友人代表スピーチの時間は、長すぎるれば聞いているほうが疲れてしまいますし、短すぎればよく分からないまま終わってしまうので、3分を目安に考えましょう。

文字数でいうと、800文字ほど。原稿用紙2枚分ですね。できあがった原稿をゆっくりと読んでみて、3分を大幅に超えるようであれば、調整しましょう。

 

完成した原稿の最終チェックをしましょう

いよいよ最終段階です。この部分は、手を抜かずしっかりと確認しておきましょう。最低限チェックしておきたい部分をご紹介します。

スピーチの目的に沿っているか?接続詞や用語、言葉の使いかたは大丈夫か?話の順序・序盤に聞き手が関心を寄せる工夫があるか?聞き手が飽きない工夫をしているか?

友人代表スピーチの目的は、友人の人柄を相手の参列者に伝えることです。エピソード部分でも触れましたが、長所を中心に友人の人柄がきちんと伝わる内容になっているか確認しましょう。

日本語としてきちんと成り立っているか、正しい敬語が使われているか確かめておくことも大切です。また、聞いている人たちが飽きないように、笑いを盛り込む構成にしておきましょう。

結婚式のスピーチでは、友人の過去の異性関係や身体的なこと、収入や学歴、会社の詳細な説明、放送禁止用語などはNGです。再婚やできちゃった結婚の場合には、そのまま表現しないように注意しましょう。

 

結婚式での友人代表スピーチを組み立てていくコツをご紹介してきましたが、いかがでしたか?友人代表スピーチは、型にはまっていなくても問題ないと言われることもありますが、お祝いの言葉や招待してもらったことに対するお礼の言葉を述べるのは、大切なことなのである程度の構成の基本は必要です。

堅苦しいスピーチをする必要はありませんが、聞いている人に伝わるあなたならではのスピーチを心がけるとよいですね。友人代表スピーチは、「仲の良いあなただから話せること」です。難しく考えずに、素直な気持ちを言葉にしましょう。

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