大学受験の勉強法がわからない人に奨める合格の為の鉄則

大学受験の勉強法がわからない人に奨める合格の為の鉄則

この記事をご覧になっている人の中には、大学受験に向け、各々の勉強法で頑張っている方、きっといらっしゃいますよね。でも、大学受験の勉強法がわからないって方はいませんか?

自分の進路を決める一大イベントなのですから、そんな状態ではとても不安ですよね。さて、今回はそんな「勉強法がわからない」といった方に、大学受験に向けた勉強法の鉄則を5つお伝えします。

さて、大学受験の勉強法といっても、科目も大きく国語・数学・地歴公民・英語・科学あたりに分けられますね。当然、科目それぞれの傾向や対策、つまり勉強法はそれぞれに存在します。

ひとつひとつのポイントはここでは到底書ききれません。では、大学受験の勉強法5つの鉄則とは何か。それは大学受験に臨み、突破するための手順です。

たとえばエンジンのかけ方はトラックでも軽自動車でも基本的には変わりませんよね。大学受験の勉強法にもそうした基本があります。今回はそうした基本的な部分を5つの鉄則としてお伝えします。

スケジュールをしかっり管理して大学受験に臨もう

「最初からスケジュール管理?大学受験のための勉強法じゃないの?」と思われた方、至極まっとうな意見です。ですが、スケジュール管理は地図だと考えてみてください。

縮尺がバラバラだったり、現在地がわからない地図を使って目的地に予定通り到着できるでしょうか。多分無理ですよね。目的地はもちろん大学受験合格。

目的地にたどり着くのに必要なのが、「今自分がどこにいるのか」ですね。つまり合格に必要な知識(目的地)に対して、今自分の持っている知識(現在地)がどれほどなのかをまず知る。

どの問題を解けるようにしないといけないのか、どの問題は解けて、どの問題が解けないのかを知ってください。まずそこを整理できれば、比重を置くポイントがわかり、おのずとスケジュールは決まってきます。

そして大学受験ができるのは1年にたった1回です。限られた時間の中ですから必要な知識を付けることとともに、時間との戦いも意識してくださいね。

 

「わからない」の一歩先!どうわからないのかを掘り下げよう

さて、スケジュール管理で、大学受験に臨む際の勉強法では「わからない部分とわかる部分にわける」ということをお伝えしました。

でも、実はこれが結構厄介です。簡単にわからない部分といわれてもピンときませんね。実はこの「わからない部分」は、2種類にわけられることを知っていますか。

まずひとつめは、問題文で何を問われているのかがわからないパターン。これでは手も足もでません。次に、問題文で理解できるけれど、答えの出し方がわからない。これがふたつめです。

たとえば数学でどの公式を使えばよいかわからない、というのはふたつめのパターンでしょう。わからない問題に出くわしたときはまず、どちらの「わからない」なのか、自分の中で考えてみてくださいね。

それぞれのケースで勉強法は違ってきますから、結果的にそこを把握することが、「わかる」ための近道になります。

 

問題文は出題者の問いかけ!問題を理解して答えを探し出そう

ここからは、種類別の「わからない」に対する大学受験勉強法です。まずは問題文で何を問われているかわからないパターンからいってみましょう。

実はこのパターン、いわゆる文系の科目に多いんですよ。それには理由があります。なぜなら、文系の科目は問題文のなかに答えが隠されているからです。

だからこそ問題文を難しくしているんですよ。現代文でも英語でも、必ず試問の前には評論だったり物語がありますね。そこに答えがほぼそのまま書いてあります。

まずは問題文をきちんと理解し、出題者が何を問うていて、どこを答えに使用してもらいたいかを考えてください。そうした視点で考えると、答えは見えてきます。

ただ、英語に関しては単語の勉強もしてください。本当に「何が書いてあるかわからい」では手も足も出ませんから。具体的には自分で「大学受験の問題を作る勉強法」は効果がありますよ。

どうするのかというと、参考書とか問題集の回答書をまず見ます。そして、「試問の答えを出してもらうにはどんな問題文にすればいいか」を自分で考えてみてください。

結構難しいと思います。でも慣れてくると、問題文から、どんな答えを出題者が求めているのか、見えてくるはずです。

 

参考書は問題のルールブック!ルールを理解して問題に勝とう

さて、では「問題文は理解できるけれど、答えの出し方がわからない」場合はどうすればいいのでしょう。数学や物理、化学などですね。この場合も、有効に大学受験の参考書を使う勉強法です。

ポイントは参考書の解説です。数学などは特に公式の使用過程や考え方が丁寧に書かれています。これをひたすら読みましょう。

イメージとしてはスポーツのルールブックでしょうか。ここでいうルールとは、公式や物理法則ですね。大学受験にむけ、この勉強法でそれらのルールを必要な場面で適切に使えるようにしましょう。

解説書はスポーツにおけるルールブックといえるでしょう。問題のルールを頭に染み込ませてください。要はいろんな問題をとにかくやるってことですね。正直それ以外の近道はありません。

そのための勉強法をお伝えしましょう。まず問題を見てください。解けなければ回答書の解説を3回は読み、その問題に必要な公式や法則を、答えを出すための手順(公式使用の順番や考え方)とともに書き出して、問題文と紐づけて覚えてください。

それを繰り返し何度もやること。要はスポーツと一緒で、わからなかった原因を理解して、繰り返しやることを意識してください。

 

歴史は物語!起こった背景も紐づけて覚えよう

最後に、地歴公民がメインとなる、大学受験の「暗記物」の勉強法をお伝えします。これらは単純にインプットした知識を正確に引き出せるかが勝負ですよね。

では、暗記物が難しいのははなぜでしょう。それは歴史などのトピックを単体で覚えようとしているからです。人の記憶は物事単体よりも、理由を絡めたほうが定着しやすいんですね。

ですので大学受験に向け、暗記物の勉強法としては、歴史を物語として覚えましょう。「○○が起きた、理由としては■■で××が△△をしたから。」こういった具合に歴史を点ではなく線で覚えてしまいましょう。

歴史上の出来事を、物語として紐づけしてみるととても分かりやすくなり、記憶に残りやすくなります。歴史を単なる「記憶」ではなく「理解」することでより強固な記憶となりますよ。

また、反復して思い出すことをすれば完璧です。大学受験にむけた勉強法としては、寝る前に今日覚えた事柄を頭の中で構いませんから、思い出して復習することを心がけましょう。

 

大学受験の勉強法、5つの鉄則をお伝えしました。これらは大学受験のための勉強法なので、本当に細かい部分は学校や塾の先生に聞いていただきたいですが、基本的な考え方はお伝えできたはずです。

すべてに共通することとして「理解する」ことが重要ですね。今の自分の理解度や、どこがわからないかなどです。大学受験は高校3年間に学習する内容の集大成ですから、当然範囲は広いですし、それだけ内容のボリュームも濃いものとなっています。

それに加えてセンター試験や、二次試験にわかれただでさえ受験する側を惑わせるのではないでしょうか。ましてやいつでも受けられる試験ではないですから、時間とも戦わな変えればなりませんね。

ですが、基本的な部分である、「知識を蓄え、問われている内容を理解し、必要な部分をアウトプットする」という大学受験の勉強法は、今までの日常生活と何ら変わりません。

そしてあなたは丁寧にスケジュール管理で自分の位置を把握し、それぞれの科目にあった勉強法を実施するわけですから、思う存分大学受験でこの勉強法を使って勉強した成果を披露してやりましょう。そうすればきっと思い描いた目的地に到着できるはずです。

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