本当の友達を作るのは難しいですよね。形だけの友達なら簡単にできますし、言ってみれば数回会話すればそれだけで友達になれます。しかし、本当の友達となるとそう簡単にはいきません。お互いを完全に理解し合っていてなおかつ気が合う…本当の友達というのはある意味恋人や家族以上に貴重な存在です。そして、貴重な存在だからこそ簡単に作ることはできないのです。
ではどうすれば本当の友達を作ることができるのでしょうか？…そのポイントになるのはあなたの人に対する考え方です。あなたの人への接し方、あなたの人への気持ち…言わば人に対してどんな考えを持っているかが本当の友達を作るためのポイントになるのです。もしあなたが今本当の友達がいなくて悩んでいるのであれば、ここでお伝えすることを参考に人に対する考え方を変えてみてください。
そこで今回は本当の友達を作るために必要なことについてお伝えします。
性格で惹かれ合う友達を作る
本当の友達を作るには、「性格で惹かれ合う」を友達作りの基準にしなければなりません。これは簡単なことで、例えば趣味が好みで惹かれ合った友達は、一方の趣味や好みが変化した時に友達でなくなってしまうからです。
例えばお互い同じアーティストが好きという理由で友達になった場合、そのアーティストの話題をすることで2人は楽しく会話できる仲になれます。しかし一方がそのアーティストに興味なくなった場合、今までどおり楽しい会話ができなくなるのです。と言うよりも、正確には話題がなくなる…言わば会話する必要性を感じなくなってしまうのです。
その点、性格で惹かれ合った友達ならお互いの人間性で惹かれて交流しているため、趣味や好みが変わろうがいつまでも本当の友達として付き合いが続いていくのです。
本音で人と接する
「性格で惹かれ合う友達」が本当の友達である…上記でそう説明しました。さて、性格で惹かれ合う友達を作るためには1つ必要なことがあり、それはあなたが本音で人と接することです。もしあなたが性格を偽って人と接していれば、仮にその性格に惹かれた友達ができてもその性格は本来のあなたではありません。
この場合、あなたは永遠に性格を偽ったままその友達と付き合っていかなければならないのです。それでは本当の友達とは言えないですし、何よりあなたが窮屈な思いをするでしょう。本当の友達とは本当の自分を受け入れてくれる友達…そして本当の自分を受け入れてもらうためには何より自分自身が本音で人と接する必要があるのです。
人の悪口を言わない
本当の友達を作るには、お互いが本音を出してなおかつそれを認め合える関係を築かなければなりません。ここで問題なのは相手の態度です。いくらあなたが本音で接していても、相手が本音を出せなければ本当の友達にはなれないのです。
そして、本音というのは出せと言われて出せるものではありません。では、どうすれば相手はあなたに本音を出してくれるのでしょうか？
それは、あなたが人の悪口を一切言わないことです。もしあなたが人の悪口をいう人間であれば、相手からすれば「自分もどこかで悪口を言われる」と考えます。そして、そう考えてしまったからには怖くて本音を出せなくなってしまうのです。
一方、あなたが悪口を一切言わなければ相手も自分を演じる必要性を感じなくなり、安心して本音を出してくれるのです。
2人で交流することにこだわる
大勢でワイワイ楽しむ…そんな友達付き合いの方法もありますが、本当の友達を作るためには2人で交流した方がよいでしょう。
人数が多ければどうしても相手に合わせることが必要になりますし、ひとりひとりと深く交流できないことでお互いの関係が浅くなってしまいます。最も、大勢で交流することが悪いと言っているわけではありません。
しかし本当の友達を作ることを目的にした場合はお互いを深く理解し合うことが必須ですし、それを叶えるためには大勢で交流することは環境的に合わないのです。気が合うと思った相手に対してはそこから輪を広げようと考えず、2人で交流することにこだわってください。そうすれば、その相手と本当の友達になれるでしょう。
本当の友達を作りたいと思うなら、そもそも本当の友達とはどんな友達なのかを考えてみてください。そこで浮かぶ答えは「お互い心から認め合える友達」です。
心から認め合えるというからには、外見や趣味などではなくその人の人間性…つまりお互いの性格に惹かれ合う友達でなければなりません。また、お互いの性格に惹かれ合う以上はそもそもお互い本音で接し合う仲でなければならないのです。
そして、お互い本音で接し合う仲を実現するためには何より相手が本音を出せる環境が必要です。そのためには人に悪口を言うような真似をやめ、相手が安心して自分と接することができる状況を作りましょう。そしてお互いをより深く知るために2人での交流にこだわる…本当の友達を作るためにはこれらの点を意識してください。
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