好きすぎて辛い。叶わない恋を忘れるタメの5つの策


「あの人が欲しい」「こんなに好きすぎて辛い」…こんな、狂おしい中にも苦い甘みが走る気持ち、口だけでは上手く説明出来ませんよね。あなたにも覚えがあるのではないでしょうか? 恋愛というものは、個人の力だけではどうしようもない要素を含んだ複雑なもの。

「これが欲しい、あれが欲しい」と思うのは人間ならば、必要不可欠で悪いことではありません。常に成長して進化する存在として、とても自然な欲求だからです。

それが叶えば、勿論嬉しいこと。しかし、相手にはすでに恋人もしくは配偶者がいる、また相手には好きな人がいるなど、諦めざるを得ない状況という壁にぶち当たった時…あなたはどうしますか?

「それでも諦められない、頭では分かっているんだけど気持ちが追い付かない。好きすぎて辛い。忘れられない」…でも、あなたは前に進まないといけません。私たちは、常に成長して進化していく存在だからです。

ですから、どうすれば前を向けるのか、進んでいけるのか、つまり忘れることが出来るのかを、これから一緒に考えてみましょう。そこで今回は、好きすぎて辛いほどかなわない恋をした時に忘れるタメの方法をお伝えします。

逃げずに、自分の気持ちと向き合う

まず、「欲しい」という欲求、欲望、これは私たち人間が抱くものとしては自然なものだということを受け入れて下さい。よく、「禁欲的であること」「無欲であること」が正しい、良い、という風潮がありますが、全員が無欲であったなら人類は滅びてしまうでしょう。欲望や欲求は言い換えれば「もっと良くなりたい、もっと成長したい」ということです。

しかし、それが物品や金銭ならまだ自分の力だけで入手するのは可能ですが、人間関係だけはそうもいきません。何故なら、必ず「相手の意志」というものが必要になってくるからです。意志のある相手をコントロールすることは不可能なこと、というのは人間関係で悩んだことのある人なら、誰でも頷くでしょう。

「好きでたまらない、好きすぎて辛い、でもあの人の気持ちは私には向いていない」と思い知らされた時、胸が引きちぎられるような苦しい思いをします。買い物をするように、はい、とお金を差し出して買えるようなものではないということを、あなたはよく知っているからです。

まずは、あなたの気持ちと向き合いましょう。否定するのではなく、「好きすぎて辛い」ならばその気持ちとしっかり向き合って、見つめてみるのです。否定すればするほどあなたは苦しみますし、無かったことにしようとしても、それは無理な話です。あなたの心はしっかりとその思いを刻み付けているのですから、目を逸らしてもそれは消えません。

 

素直に今の状況をただ受け止めて、感謝しよう

「良い悪いと判断することも、分析するのでもなく、ただ今の気持ちを素直に受け入れる努力をすること」が大切なポイントになってきます。「こんなに愛してる」「こんなに好き。好きすぎて辛いぐらい」…その気持ちを、ただ受け入れましょう。

そして、まずは感謝をしましょう。「私は、こんなに人を愛することが出来た」「悲しい、苦しい、好きすぎて辛い、こんな思いをするなんて。でもそれだけ私はあの人のことが好きになれた」…そのことに感謝をしましょう。

誰かを好きになること、愛することが出来るのはとても素晴らしいことです!憎しみや不満を抱くよりも、ずっとあなたを輝かせてくれるのですから、それを自分が抱けたことに感謝をしてください。

こんなに好きになれた相手に感謝を。応援してくれたあの人にも感謝を。あなたを思って忠告してくれた誰かにも感謝を。見知らぬすれ違った人を見て「あの人も、私のような思いをしたことがあるだろうか。好きすぎて辛い、と涙をこぼしたことがあるだろうか」と考えさせてくれたなら、その見知らぬ人にも感謝を。心から「ありがとう」と言ってください。

そして何よりも、「これだけ人を好きになれた自分」にも感謝をしてください! その思いは、どんなに苦しく悲しいことがあったとしても、輝く宝石のようなものです。人を好きになるにはパワーがいりますよね。ましてや「好きすぎて辛い」という強い気持ちなら尚更です。それを持てたことに感謝をしましょう。心から「ありがとう」と言いましょう。

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