好きすぎて辛い。叶わない恋を忘れるタメの5つの策

「忘れよう」と決意しないこと!

どうしても諦めなければいけない状況、それは苦しいものです。しかし、時にはそれをしなければあなたは前に進めないこともまた事実。それなら、顔を上げて前を向いて歩んでいきたいですよね。そのためには、やはり「忘れる」ということが必要になってきます。

しかし、「もう忘れよう、もう考えないようにしよう」と強く思うことは勧めません。それは逆効果になるからです。忘れよう忘れようとすればするほど、そのことをあなたは考えてしまい、ずっと「忘れよう」という状況のままで立ち止まってしまいます。「忘れたいのに忘れられない、ああ、好きすぎて辛い」という羽目に陥ってしまうんですね。いわば泥沼です。

ですから、もう忘れよう、と決意をするよりも、あなたの気持ちをよそへ向けさせる方がずっと簡単で確実な方法です。何でもいいんです、あなたが好きな本を読むのもいいですし、好きな音楽を聞くのもいいでしょう。

料理が好きならそれでもいいですし、飼っているペットと戯れるのもいい方法です。友達と他愛のないおしゃべりをするのもいいですね。とにかく、あなたの気持ちが少しでも楽になる方向へ持っていくことを意識して、あなたの好きなことをしましょう。ヤケになるのではなく、ただ純粋に好きなことを楽しむ、という気持ちを忘れないでください。

 

いきなり明るい気分にならなくても大丈夫

こういう時、「暗い気持ちでいちゃ駄目だ。明るい気持ちにならなくては。早く、一刻でも早く」と焦ってしまう人がいます。無理やりにでも、明るい気持ち、ポジティブな感情へ、ぴょん、とジャンプしようとするのです。これも実はお勧めできないことなんです。

ダイエットに少しでも興味を持ったことがある人なら、聞いたことがあるでしょう。「急激に体重を落とすことは、かえってリバウンドへと繋がる」。だからダイエットをする時は、徐々に減量することが推奨されていますよね。あれと同じです。

急にネガティブな気持ちからポジティブな気持ちへ行こうとしても、それは出来ません。出来たとしても、それはほんの少しの間で、すぐに気持ちはさらに深いネガティブな気持ちへと目盛りが移ってしまうでしょう。これでは逆効果ですよね。

最初のうちは、暗いじくじくとした思いを抱くかもしれません。でもそこに気付けたならしめたものです。「ああ、また思い出している、まだあの人が好きすぎて辛い、嫌な気分だ」と気付いたなら、すぐにまた自分の気持ちが少しでもほっとする方へと向けましょう。忘れよう、とするのではなく、ただ今の自分の気持ちが少しでも軽くなるようにするのです。

明るく溌剌とポジティブに、という感情は確かに良いものですが、そこへ早く到達しよう、早くポジティブになろう、とする必要は全くありません。ただ、少しだけ今の気持ちを楽にする方向へ、そこから更に気持ちよくなる方向へと橋をかけるように移行していけばいいのです。それが一番重要で、そして確実です。

 

自分自身を好きになることから始めよう

叶わぬ恋を経験した人は、少なからず自己嫌悪の思いを抱くでしょう。少なからずどころか、もう自分が嫌いで嫌いでたまらない、と頭を抱えてしまうかもしれませんね。

しかし、自分を嫌いでいる間は、他の何も好きになれることは出来ません。本当の意味で愛することは出来ないのです。投げやりなまま、自分なんてどうなってもいい、どうでもいい存在、と思っているうちは、あなた以外の何を見ても、誰を見ても、そういう目線でしか見ることが出来ないのです。これでは前に進むことは出来ませんよね。

ですから、自分を好きになりましょう。そんなこと出来ない、と思っている人は、「自分大好き!もう愛してるっていうぐらい好き!」という気持ちにならなければいけない、と思っているからです。ここでも、突然高いところへジャンプしようとしているようなものですから、「そんなことは出来ない」と思ってしまうのです。

少しずつで構いません。たった1つだけでもいいんです。あなたが好きになれるところを、あなた自身に向けて下さい。あなたが過去に好きになった人を見つめていたように。1つでも見つけることが出来たなら、ひたすらそこに関心を向けましょう。

愛情いっぱいの視線を、気持ちを、ほんの少しでいいですからあなた自身へ向けてください。そうすれば、その愛情がさらにもっと別の愛情を引き寄せてくれます。あなたが自分の良いところ、好きなところを見つけるたびに、更に「もっと良いところがあるよ。ほら、ここにもあるよ」と教えてくれるでしょう。

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