好きな人に会いたいのに会えない・・・。そんな時にあなたはどんなことをしますか？写真を見たり、思い出の物を見返したりする人も多いのではないでしょうか？でも、もっと積極的に自分をかわいがってもいいのでは？
素直な「会いたい」という気持ちを認めてあげると心がとっても楽になります。そうは言っても実際には会えないのですからやっぱり切ない。そんな時には映画をお勧めします。同じように切なくなる、好きな人に会いたくなった自分を思わず抱きしめてしまいたくなるような名作映画をご紹介しましょう。
ニューヨークの恋人
2001年のアメリカの映画です。1876年のニューヨークで怪しい男を追いかけていた貴族のレオポルド公爵は現代のニューヨークへとタイムスリップしてしまいます。あまりの違いにとまどうレオポルド公爵。そこで出会ったキャリアウーマンのケイトやその弟のチャーリーと過ごすうちに現代の生活になじんで、そしてケイトと恋に落ちます。
しかし過去の人であるレオポルドは・・・。ラブコメの女王であるメグ・ライアンとヒュー・ジャックマンのファンタジックなロマンティックコメディです。くすっと笑えて夢のある、ハートフルな映画です。
ゴースト・ニューヨークの幻
1990年のアメリカの恋愛映画です。銀行員のサムは陶芸家の恋人モリーと幸せな時間をすごしていました。モリーの悩みはサムが「愛している」と言ってくれないこと。そんなある日、サムは暴漢に襲われて死んでしまい、ゴーストになってしまいます。
サムは自分が襲われた理由をさぐり、モリーも狙われていることを知ります。サムは霊媒師のオダ＝メイを通じて自分の存在をモリーに伝え彼女を守り抜きます。そして永遠の愛を誓って天国へとのぼっていくのでした。デミ・ムーアのロマンチックな演技が光る、恋愛映画です。これを見ると彼に会いたい気持ちがもっと強くなってしまうかもしれませんね。
P.S.アイラヴユー
2007年のアメリカ映画です。マンハッタンに住むホリーは最愛の夫を脳腫瘍で亡くしてしまいます。悲しみにくれ、夫との日々を忘れられなく沈み込むホリー。ところがホリーの30歳の誕生日になんと亡き夫から消印のない手紙が届くのです。それは夫からのメッセージのはじまりでした。
亡き夫からの手紙やプレゼントは彼女をどんどん励ましてくれます。そしてそのメッセージに導かれて彼女は夫の故郷のアイルランドへ。そこで彼女は手紙の秘密を知るのでした・・・。大事な人が亡くなるという喪失感からの立ち直りは涙なくしては見られません。主人公と同じように前向きになれる・・・最後には未来に歩いていける映画です。
シティ・オブ・エンジェル
1998年のアメリカ映画です。死の天使セスはロサンゼルスの外科医マギーに恋をします。天使の掟を破ってマギーの前に現れたセスは、マギーと関わるうちにもっと好きになってしまいます。しかし、天使のままでは彼女を愛することはできません。そんなある日、セスはマギーの患者である元天使のメッセンジャーに出会います。
メッセンジャーもまた人間に恋して天使から人間になっていたのです。セスはメッセンジャーの教えに従ってビルから飛び降り、痛みを感じる人間になります。やっとマギーと本当の愛を交わすことができ、幸せのセス。しかし喜びもつかの間、マギーは事故で亡くなってしまうのです。
悲しみにくれるセスはかつての仲間の天使カシエルへ自分の幸せを語り人間として生きていくと決意するのでした。ニコラス・ケイジとメグ・ライアンが切ないピュアな恋を見事に見せてくれています。切なく、ほんわりとした気持ちが残る映画です。
エターナル・サンシャイン
2004年のアメリカ映画です。平凡で普通の男ジョエルは本屋で働く恋人のクレムと喧嘩してしまいます。もうすぐバレンタイン、ジョエルはなんとか仲直りをしようとプレゼントを持ってクレムに会いに行きます。しかし、まるでジョエルのことを知らないかのように接するクレム。
クレムは記憶を消す手術を受けたのです。それを知り、苦しんだ末にジョエルもまた記憶を消し去る手術を受けることを決意します。しかし、手術を受けながらジョエルはクレムとの思い出の中をさまよって・・・。
ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットが理屈ではない愛情の二人をうまく演じています。恋人との記憶とはなんでしょうか？愛することは記憶と繋がりはあるでしょうが、本当の気持ちは記憶では消せない・・・。そんな事をもう一度思い出す映画です。
ノッティングヒルの恋人
1999年のアメリカ映画。バツイチ男のウィリアムはロンドン西部のノッティングヒルで書店を営んでいます。そんなお店にある日どこかで見たような女性がふらりと訪れます。それはハリウッドのスター女優アナだったのでした。
アナは本を買って店を出るのですが、そのあとすぐに飲み物を買いに出たウィリアムと街角で運命の出会いをします。平凡な男とハリウッドスターとの恋。ジュリア・ロバーツとヒュー・グランドのロマンチックラブストーリーです。夢をみさせてくれる、ちょっとコメディの要素もある素敵な映画です。
50回目のファースト・キス
2004年のアメリカ映画です。ハワイの水族館で働くプレイボーイのヘンリーはカフェでルーシーに出会います。意気投合した二人でしたが、次の日に会うとルーシーはヘンリーのことをすっかり忘れていました。ルーシーは交通事故の後遺症で短期記憶喪失障害だったのでした。
彼女に苦しみをあたえないように努力をする家族。そしてそんな彼女を心から愛してしまい、毎日初めて会った日の様にファーストキスをするヘンリー。ヘンリーは彼女の人生をもう一度取り戻すためにさまざまな努力をします。しかしそれはヘンリーの夢を諦めることにもなります。
それをきいてしまったルーシーは自分が彼の重荷になっていると思い・・・。アダム・サンドラーとドリュ・バリモアがハワイを舞台に人生の壁を乗り越えるラブストーリーです。二人の前向きな相手を思いやる気持ちは見る人を幸せにします。
きみがぼくを見つけた日
2009年のアメリカ映画です。6歳のヘンリーは母親の運転する車で事故にあいます。車外で立ちつくすヘンリーに謎の青年が現れて「いずれ理解できるときがくるだろう」と告げて消えてしまいます。大きくなったヘンリーは図書館で働き、ある日クレアと出会います。
クレアにとってヘンリーは運命の人でした。しかし、ヘンリーはクレアのことをしりません。クレアはヘンリーに6歳の時から彼を知っていたと教えます。ヘンリーには特殊な能力が備わっていました。それはタイムトラベル。
二人の複雑に絡み合った運命はどのような結末を描くのでしょうか？レイチェル・マクアダムスとエリック・バナが時間に翻弄されるカップルを演じます。時空をこえた究極の愛のお話です。運命は本当にあるのかつい考えてしまう映画です。
タイタニック
1997年のアメリカ映画です。1912年イギリスのサウザンプトン港から豪華客船タイタニックが運命の処女航海に出発しました。そしてその中で貧乏な青年ジャックは上流階級のローズと運命の出会いをします。二人は熱烈に惹かれあい、強い絆で結ばれる二人。
しかし運命の4月14日、タイタニックは歴史に残る大事故をおこします。冷たい海に沈みゆくタイタニック。二人の運命は・・・。ジェームス・キャメロン監督が挑んだラブストーリーです。
レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットはこの映画でスターダムにのし上がったと言ってもいいでしょう。大変ヒットした映画だったので見た人も多いでしょう。ロマンティックで悲劇的なラブストーリーですが、愛の深さをもう一度確認する素敵な映画です。
さて、映画は見る人の心に何かを残す素敵なアイテムです。ちょっと寂しいとき、彼を思い出したいときなどはラブコメなどで元気をつけましょう。また、幸せな気分に浸りたいときはロマンティックラブストーリーで素直な心を取り戻しましょう。
好きな人に会いたい気持ちを抑えることはありません。映画の中の二人はいつも障害をのりこえて、自分に素直になっているではありませんか。あなたも主人公のように勇気を持ってみませんか？
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