脳の記憶力を高める、頭の体操15選!

脳の記憶力を高める、頭の体操15選!
脳力という言葉が生まれてしばらく経ちますが、最近は頭の体操で脳の記憶力を高めるトレーニングも広く行われていますよね。頭の体操は、記憶力を高めるだけでなく、トレーニングによっては「集中力を高める効果」もあるのです。そこで今日は、誰でも簡単に実践できる脳の記憶力を高める頭の体操を紹介します。ではご覧ください。

記憶力を高める頭の体操1:深呼吸をする

頭の体操は記憶力や集中力を高めるために重要ですが、「肝心の脳力が落ちている」では話になりません。

脳は、活動するに酸素を必要とします。酸素不足になると「ボーッ…」とした感覚になり、これでは体操しても記憶力や集中力はアップしません。

そこで、仕事や勉強の休憩時間には「深呼吸」をしてください。この時、「背筋を伸ばす体操」や「ストレッチ」と一緒に行うと効果的です。

ストレッチをすると血行が良くなるため、脳への酸素の供給がスムーズに行くのです。私も仕事の合間にストレッチをしますが、体と脳がほぐれる感覚がしてとても気持ち良いですよ!

 

記憶力を高める頭の体操2:なぞなぞ

シンプルでオススメ。難解なクイズではなく、あくまでも「なぞなぞ」の範囲であれば有効な頭の体操になります。

専門的な知識を駆使するのではなく、「簡単なとんち」というものが良いですね。ネットを見れば、数多くの「なぞなぞサイト」がありますし、スマホユーザであればアプリを探してみましょう。無料の「なぞなぞアプリ」が多くヒットします。

ポイントは、「一度にやりすぎない」という点です。目的は頭の体操であるため、なぞなぞで脳を疲れさせては意味がありません。1日数問程度で良いでしょう。とくに朝の時間帯が良いです。通勤電車の中でさっそく試してみて下さい!

 

記憶力を高める頭の体操3:英日翻訳

ちょっとした英文を「自然な日本語」に訳す作業も面白いですよ。普通に訳すのではありません。日本語として自然な文章に翻訳するのです。

たとえば、以下の英文があるとします。

Many students stayed behind the class to ask questions after the guest speaker ended his lecture, who had explained how many people have been affected by the new law.

ちょっと難しそうですが、これを訳してみましょう。語順通りに訳すなら…

「多くの学生は、質問をするために教室に残った。ゲストスピーカーがレクチャーを終わった後で。ゲストスピーカーは、新しい法律によってどれくらいの人に影響が出ているかを解説した」

こうなりますよね?まぁ、通じなくはないですが、日本語としては少し不自然です。そこで、この日本語を自然な表現に変えるのです。

「特別講師は、新法によってどれくらいの人に影響が出ているかを解説した。そして多くの学生は、授業後に質問をするために教室に残った」

いかがですか?日本語としての好き嫌いはあると思いますが、随分と分かりやすい日本語になったと思いませんか?これを頭の体操として活用するのです。

まず不自然でも良いので、とにかく日本語の訳を書きます。その訳を見ながら、今度は自然な日本語へと変換して下さい。脳の活性化と共に英語力アップにもなりますし、まさに一石二鳥ですね。

 

記憶力を高める頭の体操4:朝の活字

朝、目が覚めてすぐに脳が活動し始めると嬉しいですよね?眠い目をこすって大変かもしれませんが、「朝一番の活字」は効果がありますよ。朝に新聞を読むと、不思議と眠気がなくなるのはそのためです。

活字を読むことは、それ自体が頭の体操になります。特に新聞は全体のストーリーを理解する必要があるため、朝一番の頭の体操としては打ってつけです。

 

記憶力を高める頭の体操5:間違い探し

頭の体操として非常に良いとされています。しかも映像が目の前にありますので、脳への負担を押さえながら取り組むことが出来るでしょう。

スマホユーザであれば、ぜひ「無料の間違い探しアプリ」を探して下さい。たくさんありますよ。中には有料のものもあるようですが、無料のアプリでも十分に楽しめると思います。

 

記憶力を高める頭の体操6:マッチ棒パズル

「記憶力を高める頭の体操」という意味では、「右脳」を鍛えることが重要だとされています。空間認識能力などを司る右脳ですが、ここを刺激すると集中力がアップするという効果があります。

「クイズ・右脳・記憶力・集中力」などをキーワードにすると、「マッチ棒パズル」などが適しているでしょう。

決められた回数だけマッチ棒を動かして、「四角形を三角形にする」などが代表的な遊び方です。このマッチ棒パズル、最初から得意な人と、「全然できない…」という人に分かれます。すでに右脳が活性化できている人にとっては、「簡単でストレスもなく、楽しい♪」となるでしょう。一方、苦手に感じる人は「イライラする!」となるかもしれません。

しかし右脳は、考えるだけでも十分に刺激が与えられているのです。「クイズを解く」が目的ではなく、「右脳を刺激する」が目的なので、解けなくても構わないのです。考えるだけでも十分ですし、そうしているうちに徐々に解けるようになっていくはずです。

 

記憶力を高める頭の体操7:すれ違った人を思い出す

頭の体操には「なぞなぞ」や「クイズ」、「活字を読む」などの方法も有効ですが、街を歩いている時でも簡単に実践することが出来ます。

何気なく歩いていて、すれ違った人は「何色の服」を着ていたでしょうか?また、2人前にすれ違った人は男性でしょうか?それとも女性でしょうか?

このように、ふとした時に「すれ違った人は…?」を思い出すだけでも頭の体操になります。

私の場合、電車から降りた時に、「一番端のシートに座っていた人は何人?」などとよくやっています。ポイントは、「最初から気にするのではなく、ふと気付いた時に振りかえる」という点です。

つまり、常にアンテナを立てるのではなく、ふと気付いた時にアンテナを立てて振りかえるのです。ただし考えすぎるあまり、不注意で怪我等をしないように気をつけましょう。

 

記憶力を高める頭の体操8:メールチェックの前に一呼吸

スマホが普及して、電車の社内風景が一変しました。多くのひとがスマホとにらめっこしており、どうやらそれを快く思わない年配者も多いようです

さて、朝の電車の中では、スマホを使ってメールチェックをしている人も多いでしょう。しかしその前にやっておきたい事があります。

「お気に入りのジャンルのニュースを1つ読む」ということです。メールボックスを開けると、特にスマホからパソコンメールを開ける場合は、たいていの方はビジネスとプライベートの両方のメールが入っているはずです。つまり、その時点から「その日の仕事」がスタートするのです。

しかし、その前にお気に入りのジャンルのニュースを読んでおくと、「仕事へのワンクッション」が作られる事になります。これが頭の軽い体操となり、スムーズに活字に入ることが出来ます。

ちょっとしたことですが、その日の仕事が始まる前の「一呼吸」を入れるクセを付けるのは効果的ですよ!

 

記憶力を高める頭の体操9:クイズを活用する

記憶力を高める頭の体操では「なぞなぞ」や「クイズ」が有効です。スマホのアプリでもたくさん紹介されていますし、ネットでも多くのクイズを出題しているサイトが多くあります。無料で利用できるものが多いのも嬉しいですね。

しかし、「クイズ=解く」と考えるのは止めておきましょう。頭の体操の目的は「脳に刺激を与える事」です。したがって、解けなくても「考えるだけ」でも十分です。

クイズは、解けた時に嬉しいと感じますが、解けないとイライラしてしまいますよね?それだと精神衛生的に良くないので、イライラしたら「そうか!今、考えているだけでも脳に刺激が行っているんだ!」と思うようにしておきましょう。

そうすればイライラ感も少しは和らぎますし、さらに解けた時の嬉しさも味わう事が出来ます。なお、「十分に考えた!」と思えば、その時点で答えを観ても良いと思いますよ。目的なクイズを解く事ではなく、あくまでも「頭の体操」なのですから。

 

記憶力を高める頭の体操10:栄養補給を忘れない

脳力アップをしようにも、脳力の材料となる「エネルギー」が不足しては意味がありません。カフェインなども効果的な栄養補給となりますが、やはり糖分を接種するようにしておきましょう。

ダイエット中の方の多くは、「なかなか集中できない…」と言います。これは脳へのエネルギーが不足している証拠であり、「過度な食事制限」が招く産物です。

ダイエットも良いですが、脳への栄養が不足しては日々の仕事や勉強にも影響が出てしまいます。

むしろ、栄養不足でイライラしながら仕事や勉強をすると、その反動で「食べてしまう…」という方も多いですね。一定の食事制限はダイエットには必要ですが、過度な制限で脳への栄養不足になることは避けておきましょう。

オススメは「飴玉」です。数個であればカロリー過多にもなりませんし、一時的に脳への糖分が補給されるため、これならダイエット中の方でも安心ですね。

 

記憶力を高める頭の体操11:遠くを見る

1点に集中して作業をしていると、どうしても脳が疲れてしまいます。集中して作業を継続するには休憩が必要ですが、出来るだけ脳をリフレッシュさせ、必要であれば頭の体操で固くなった脳をほぐしておきましょう。

最も簡単な方法としては「遠くを見る」というものがあります。頭の体操とは直接関係ないかもしれませんが、「脳をリラックスさせる」という意味では非常に大きな効果を持っています。

作業に集中している時、どうしても1点だけを見て作業をすると思います。しかし、そこから出来るだけ離れたところに目を向けることで、「全く違うものを見る=脳に新しい情報が入る=気持ち的に気分転換&脳の活性化」という効果があります。

時々、コーヒーブレイクでオフィスの窓から遠くを見ている人いますよね?自然と見てしまう事もありますが、無意識にそれが「脳に良い」と実感している証拠と言えるでしょう。

 

記憶力を高める頭の体操12:指運動をする

「そろばんをやっている人はボケない」と聞いたことはありませんか?人間の指は、脳と強い関係があります。指は物を触る時に必要であり、いわば「触角」のようなものです。指から得た情報は瞬時に脳に伝わり、「それがどういうものか?」を認識するのです。

したがって、指運動をすれば脳に対する刺激として伝わり、脳が活性化されるという仕組みです。

ちなみに「私はパソコンをやっているから大丈夫!」と思われる方もおられますが、実はそうでもありません。

確かにパソコンは指を酷使しますが、しばらくやっていると「(指が)動いている範囲が狭く、何となく指がだるくなっている」という感じになります。皆さんも一度、パソコンをしている時の自分の指を想像して欲しいのですが、極めて狭い範囲の中で動かす事になりますよね?しかも、手を丸めたままでの長時間の作業になりますので、「筋が固まりやすい」となるのです。

パソコン作業の合間に背筋を伸ばすと気持ち良いですが、指でも同じ事をする必要があるんですね。

やり方は簡単ですよ。両手の指先を合わせて、そのまま「グーッ!」と押し合いましょう。これだけでも指の内側の筋が伸びて気持ち良いのです。ネット上にも指の体操パターンがいくつも紹介されていますので、ぜひそれらを参考に「指運動で脳を活性化させる」を取り入れてみましょう!

 

記憶力を高める頭の体操13:眠い時は寝る

頭の体操で集中力を高めたり、あるいは記憶力を高めることは可能です。しかし、たとえ体操をしても「脳の活動が大幅に落ちている」という状態では話になりません。頭の体操で記憶力や集中力を上げるには、「脳が普通の状態」をキープすることが必須です。そこから体操で「脳力をゼロからプラスに上げる」という作業を行ってこそ、初めて記憶力や集中力が上がると考えておきましょう。

つまり、普段の脳力が「ゼロ」だとすれば、「+10」などの「超活動状態」を体操で作り、そこで生まれる+αの記憶力や集中力を利用するのが頭の体操の目的です。

一方、とても眠い状態では、脳の活動が「マイナス」にまで落ち込んでいます。この状態では体操をしてもゼロに戻るだけで、決してプラスの領域に入ることはありません。したがって、体操をしても記憶力や集中力はアップしないということです。

その場合は、10~20分程度の仮眠をとって下さい。完全に睡眠状態に入らなくても構いません。「寝ているのかな…?寝ていないのかな…?」という、睡眠or覚醒の「境目」でウロチョロするだけでもOKです。これだけでも脳がスッキリしますので、そこから体操する事によって「プラスの領域」に行くことが出来るのです。

 

記憶力を高める頭の体操14:絵を習う

私の知り合いに70歳近い女性がいます。この方はとても70歳近い年齢とは思えず、今でも毎日活発に行動しておられます。

以前、久しぶりに会い、色々と話をしていました、どうやら彼女は3年ほど前から絵画教室に通っているそうです。その教室には60歳以上の生徒が非常に多く、年齢が近い事もあり、レッスンの後はみんなで喫茶店に行くのが楽しみだそうです。

彼女いわく、「絵を習い出してから、忘れ物をしなくなった。やっぱり絵を書く事って頭に良いのかしら…?」だそうです。

私は医者ではありませんので、本当のところ良く分かりませんが、同じ教室に通う60歳以上の方々も、「物忘れをしなくなった」と言っているようです。たしかに、絵を書くことは右脳の刺激になりそうですし、その意味では脳の活性化につながっているのでしょう。

絵画は、教室に通うのも良し、また自宅でも気軽に楽しむことが出来ます。本格的な油絵でなく、デッサン程度の趣味でも良いですし、絵を書く事に興味がある方はぜひ趣味として始めてはいかがでしょうか?

 

記憶力を高める頭の体操15:少しだけ新しい事をする

「少しだけ新しい事をする」も良いですよ。普段の日常生活で「あまりしない事」をやってみるのです。新しい習い事を始めても良いですが、それではお金がかかってしまいますので、ここでは無料で出来ることを紹介したいと思います。

簡単ですよ。「朝食だけ聞き手とは逆の手で食べる」とか、「さっきの発言を英語に訳してみる」も良いでしょう。「メモを右から左に書く(逆に書く)」も良いですね。

こんな感じで、習い事というよりも「普段とは逆の順番や方法で」と意識して、気が付いた時にそれをやってみるのです。

「普段とは逆」となると、脳は「あれっ…?なんか様子が違う…」と混乱して、必死でその方法や情報を集めようとします。それだけでも十分なんですよ。あまり実感が出ない方法かもしれませんが、確実に脳は刺激されていますので、ぜひ実践しておきましょう!

 

さて、どれも実践するに簡単ですし、明日から実践できるものばかりです。頭の体操は、基本的には「実感しにくい」と言えます。「これで本当に脳が活性化されているのか…?」と、不安になる事もあるでしょう。

しかし、確実に脳に刺激は行っていますので、自覚がなくとも「脳力アップによる作業効率アップ」につながります。ぜひ実践しましょう!

コメントをお書きください

  1. kazu より:

    いつも楽しく拝見させて頂いています。

    毎回曲を紹介していますが音源はどこで探しているのでしょうか?
    曲名なども併せて紹介して頂けるとありがたいです。

    • hkz76 より:

      kazu さん
      こんにちは、松島です。ここでプレゼントしている音源はだいたい自作です(モーツァルトは勿論別ですが)
      音楽と言うより、機能性音源なので曲名はファイル名としてしか決めてないです(笑)

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