ストレス耐性を高めて仕事の困難を乗り切る5つの基本テク

ストレス耐性を高め
ストレス耐性がなさすぎて乗り越えるべき困難を前に尻尾を巻いて逃げ出してしまうこと、ありますよね。また、「やるぞ」という気合は十分でも、仕事をやりきるだけのストレス耐性がなければ、やっぱり仕事をやりきることはできません。

仕事の困難を乗り切るためにも、また、仕事を最後までやりきるためにも、十分なストレス耐性を身に付けておくことが大切なのです。では、ストレス耐性を高めるためにはどうすればよいのか。

自分自身にストレスをかけ続けていれば、そのうちストレスに慣れてストレス耐性が身につくというわけでもないし……ストレス耐性を高めるのは難しいですよね。ということで、今回はストレス耐性を高めて仕事の困難を乗り切る基本テクをお伝えします。

規則正しい生活を送り、心身を健康にすること

人間が一番ストレスに強い状態とは、心身が健康なときです。ということで、ストレス耐性を高めるときには、規則正しい生活を送ることを心がけてみましょう。

栄養バランスのよい食事をとり、早寝早起きをし、適度に体を動かす、このような生活習慣を身につけることでストレス耐性を高めることができますよ。

特に、睡眠は大切です。1日6時間以上の睡眠をとることで、脳や体を休めることができますし、体力気力を養うことができます。

 

ストレスをこまめに解消すること

自分の頭でも心の中でもよいですが、ストレスをため込むコップがあるとイメージしてみてください。このコップがストレス耐性です。ストレスはこのコップにたまっていきます。

そして、コップの一番上まできた、さらにコップから溢れだしてきたとき、心身にストレスによる様々な不調が起こります。ストレス耐性を高めるとはこのコップの容量を増やす、コップを大きくするということですが、このコップ、そうそう大きくなるものでもありません。

ならば、ストレス耐性を高めるためにはどうすればよいのか。コップにストレスの出口を作ればよいのです。コップにたまったストレスをコップから出してやる、つまりストレスを解消することで、コップの容量を空けることができます。

仕事の困難を乗り切りたいとき、「この仕事が終わるまではあれもこれも我慢。仕事一筋でがんばるぞ」となってしまいがちですが、それではストレスがたまる一方ですよね。

仕事の困難を乗り切らなければいけないときこそ、ストレスをこまめに解消すること!このとき、コップにたまったストレスをゼロにする必要はありません。10のストレスのうち2のストレスを解消して8にする、これだけでもコップに空きができるので効果的です。

 

物事や困難を肯定的にとらえること

自分にとって「ストレス」になるのか、「やりがいのある仕事」になるのかは自分自身のとらえ方次第、考え方次第です。

ストレス耐性を高めたいとき、目の前の困難やストレスを「ストレス」ととらえるのではなく、「やりがいのある」「成長するチャンス」と肯定的に・前向きにとらえてみましょう。

「面倒くさい」「やる気がでない」「どうして私がこんな目に」などの後ろ向きでネガティブなとらえ方はできるだけしないこと、何事もプラスに考えることが大切です。

 

ストレスに意味をつけてみること

ストレスに意味づけをすることでストレスを耐性を高めることができます。つまり、「なぜ自分がこんな苦労をしなければいけないのか」「何のためにがんばっているのか」を自分自身に納得させるのです。

たとえば「面倒くさい仕事をやらされてストレスがたまる」ではストレスがたまるだけですよね。「この仕事を成功させたら昇進できる」「この仕事をやればお金をたくさんもらえる」と考えれば、苦労は苦労でなくなります。

 

深呼吸で仕事終わりのル―ティーンで気持ちを切り替えること

ストレス耐性を高めるためには気持ちを切り替えるテクを身に付けておくことも大切です。仕事のストレスをプライベートの時間にまで引きずっていたのではリラックスできないし、仕事以外の時間も楽しくありません。

また、仕事の悩みで不眠になったり食欲不振になったりなど、ストレスによる心身症にかかるリスクも高まります。困難な仕事の最中でも、また、仕事のストレスがたまっているときでも、仕事が終われば気持ちをさっと切り替えるようにしましょう。

仕事モードから休憩モード、あるいは会社モードからプライベートモードへの切り替えをすることで、仕事のストレスを休憩時間やプライベートにまで引きずらなくなります。

気持ちを切り替える方法としては、目を閉じて深呼吸をする、仕事を終わるときのル―ティーンを作る、あるいは、飴やガムを食べたりコーヒーを飲んで気持ちを切り替えるのもおすすめです。

 

上記の通り、ストレス耐性を高めるためにはまずは規則正しい生活を送り心身を健康にすることから始めましょう。また、ストレスは一気にためてバカンスなどで一気に解消するという方法もありますが、日常生活の中でこまめに解消していくことも大切です。

このとき、ストレスの全部を解消しなきゃと考える必要はありません。10のストレスを9や8にするだけでもストレス耐性を高める効果がありますよ。

また、物事や困難を肯定的にとらえたり、ストレスに意味づけをしてみることで、ストレスや苦労が単なるストレスや苦労ではなくなります。ストレス耐性を高めるためには気持ちの切り替えも大切です。

休憩に入るとき、あるいはプライベートの時間にまで仕事のストレスや悩みを引きずらないよう、深呼吸をしたり仕事終わりのル―ティーンを作って、仕事モードから休憩モードやプライベートモードに気持ちを切り替えるようにしましょう。

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