毎日毎日、起きて通勤して仕事をして食事して帰宅して、、、と何気なく過ごして当たり前のように時間が過ぎていくという人は多いのではないでしょうか。日々の暮らしにとくに新鮮さも感じず心があまり動かなくなり、すごく辛くもないけれどなんだか物足りないと感じている方、日々の「気付き」を見逃していませんか?
気付きは日常の中にたくさん隠されており、自覚するかどうかで自分を取り巻く風景がガラッと変わります。今回は本当に身近にある見落としがちな気付きについてお話します。
毎日の体調を管理してメモしよう
大きな病気を抱えているわけでもなく、多少体調が悪くても人間なんだから調子の良い日もあれば悪い日もある、、、と気にも止めずに何気なく過ごしていませんか?大げさにする必要はなくても、自分の体調を知るということはとても大事なことです。
例えば下痢気味であったり、寝不足でめまいがしたり、その時は気になっても翌日には忘れてしまうようなちょっとした体調の変化をメモとるようにしましょう。定期的にメモをとることで、後々読み返した時に体調に波があることを知ったり、同じような症状が以前にもあったんだと思い返すきっかけにもなります。
仕事でどんなに才能があったとしても、健康な身体でなければ成功できないこともあります。突然大きな病気にならないための予防にもなりますから、体調の気付きを受け流さずにしっかりと管理しましょう。
初めて入った飲食店の印象をメモしよう
職場の近くに新しくできたお店や通勤途中でいつも気になっていたお店など、いざ入ってもあまり特徴を覚えていなくてその後行かなくなったなんてこと、ないですか?あなた自身はすっかり忘れてしまったことも、他の人は気になっている事もあるのです。
職場での何気ない会話で「あのお店は料理はおいしかったけど狭くて」「あそこはスタッフがイケメンだったよ」などなど、ちょっとした情報をさらっと披露することで、コミュニケーションがとても円滑になります。
また、「あの人に聞けば知ってるかも」という頼られる存在になることでデキル人に見られることも。お店の印象を心にとどめておくだけではすぐ忘れてしまい、他のお店と混同してしまうこともありますから、ぜひメモをとっておきましょう。
心に響いた言葉をメモしよう
職場で上司の言葉に感動したり、友人の何気ない一言が印象的だったり、SNSで見かけた言葉が胸に残ったり、、、日常にはたくさんの言葉が溢れていますが、心に響く言葉に出会うとその日がいつもと違うように感じることはないですか?
でも気がつけばいつも通りの過ごし方になり、そんな新鮮な気持ちもすっかり忘れてしまいます。素敵な言葉を耳にしたら忘れないうちにすぐにメモをとるようにしましょう。言葉には心を前向きにする力があり、心が前向きになると行動的になります。
行動は経験に繋がり、経験があるからこそ成功に辿り付けるのです。きっかけとなる言葉が小さなことでも、それはいつかあなたを勇気づける大事な言葉になるかもしれません。
他人からの小言をメモしよう
自分自身のことは意外とわからないものです。欠点を自覚しているようできちんと向き合えてなかったり、こういう人間なんだから仕方ないと諦めてしまうこともありますよね。
他人から「〇〇さんって頑固だよね」「諦めるのが早いよ」などを言われるとイラッとしてしまったり嫌な思いをするかもしれませんが、他人にそう言わせるほどってことは自分で思っているよりも酷いんだなと思うと、それは自分への気付きになります。
言われたその時は悔しい思いをしているかもしれませんが、それでもメモを残しておきましょう。あとで読み返した時、冷静に自分を見つめることができます。
間食で食べるおかしのカロリーをメモしよう
メタボ体型が気になったり、痩せたいと思いつつも中々痩せられなかったり、ダイエットは永遠のテーマと言われているように真剣に取り組むのはとても大変です。
食事を何もかもカロリー計算するのは大変ですが、たとえばコンビニで美味しそうなスイーツやポテトチップスを買って3食以外の食事をする時はその商品のカロリーを見るようにしましょう。
掌サイズの小さなスイーツや10分で一袋を食べきってしまうようなポテトチップスでも実はかなりの高カロリーです。このような、つい食べてしまう間食のカロリーだけをメモにとることにより罪悪感が生まれ、自然と食べるのを控えるようになります。
また、どうしても食べたくなった時にメモを読み返すことで抑止力にもなります。一時期、あるポテトチップスが一缶1000kcalもあるととても話題になったことがありますが、そのように吃驚する数値をメモしておいて、話しのタネにするのも良いですね。
日常の不満をメモしよう
日常の中でも特に仕事中に、物や状況に対して「〇〇だったらいいのに」と不満を持つことは多いですよね。もう決められていることだからどうしようもないけど、、、と諦めずに、そういった不満は必ずメモをとるようにしましょう。
不満は状況を変えるきっかけになります。あるお店ではクレームは最大の助言と考え、客からの不満や意見を積極的に取り入れてチャンスにつなげて、利益を伸ばしました。
不満に思ったその時は忙しくて改善策を考える暇もなかったり、頭が硬くなってしまっていることもありますが、ゆとりのあるときに「そういえばあの時そんな不便を感じたっけ」と思い返すことで良い方向に考えるきっかけとなります。
当たり前だと思っていたことをメモしよう
当たり前に家族がいて、当たり前に食事をして、当たり前に生活をして、、、ほとんどの人が当たり前すぎて考えたこともないのではないでしょうか。でもそのあなたにとっても当たり前が、当たり前ではない人もいます。
あなたにとってもいずれ当たり前でなくなるかもしれません。当たり前すぎて普段はなんとも思わなかったのに、ふと自分の置かれた境遇や状況が幸せなんだなぁと感じることがあれば、ぜひそれをメモにとりましょう。
幸せの気付きは意外と身近にありますがすぐに忘れられることが多く、辛いことばかりが浮き上がってしまいがちです。でも身近で支えてくれる家族や友人のことを思い出したり、何か嬉しく思った時の感情を素直に書き出すことで当たり前の大事さを再確認することができます。
毎日の中にある小さな気付きは無数にあります。五感や第六感で感じ取ったことにはすべてあなたにとって意味を持たせることができますが、それらを過去として受け流してしまうのはとても勿体ないことです。
今回「成功する7つの方法」として紹介しましたが、成功の基準は千差万別、人それぞれです。ですが成功はいつでも小さな気付きがきっかけとなります。マンネリな毎日を抜け出したい、自分を変えたい、評価されたい、、、それらはあなたのちょっとしたメモを原動力に叶うことかもしれません。
成功のために高額なセミナーなども効果はあると思いますが、まずは身近な気付きを自覚するという簡単な方法を試してみてください。きっと何かが変わりますよ。
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