失恋にまつわる名言から 次の恋愛を引き寄せる7つの方法

愛する人を失うということはとても悲しくて辛いことです。失恋すると周りの景色が一変します。見るものも聞くものも全てが灰色になってしまうことでしょう。でも失恋しても嘆くことばかりではなにもはじまりません。

失恋したときから次の恋の準備がはじまるのです。それは有名なあの人も歴史上のあの人も同じ。人は昔から恋して失恋してを繰り返してきました。そしてその中から次のステップに進めるような名言がいくつも誕生しています。

失恋に関する名言をじっくりかみしめて次の恋をあなたの元に呼び込みましょう。

恋というのはそれはもう、溜息と涙でできたものなのだ

イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアが名作「お気に召すまま」の作中でつかった言葉です。さすがはシェイクスピア、恋の本質を言い当てていますね。

人は恋したときからどれだけの溜息をつき、涙を流したことでしょう。嬉しさもとまどいも悲しさもすべて恋。そして400年前のシェイクスピアもきっと同じ苦しさを味わっていたのでしょう。

シェイクスピアは同じ作品の中でこうも語っています。「恋をしたことがないものに、恋の痛みはわからない」痛みがわかってこそ、人として成長できるのではないでしょうか?

 

夜の道を通り過ぎなければ、夜明けに到達することはできない

レバノン出身の詩人ハリール・ジブラーンの言葉です。失恋は暗く辛い夜道のようなものです。この道がどこに続いているのか見えないのは歩むのも難しいことでしょう。

しかし、この時を越えなければ朝は来ないのです。今が夜道だとすれば夜明けは必ず来ます。あなたの辛い気持ちもきっと夜明けのように明るくなるのです。

その辛い気持ちを通り過ぎなければ明るい未来もないのです。寒く辛い夜道を通り過ぎてこそ、明るい夜明けの価値もまた高まるもの。今の辛さは後の幸せの糧となることでしょう。

 

愛すること、忘れること、そして許すことは人生の三つの試練

ことわざはどこの国のものでも含蓄にあふれたものです。この言葉はスウェーデンの有名なことわざです。スウェーデン人は控えめで無口だという国民性を持っているといわれています。

そのような国民性からも人生を深く考える姿勢がうかがえます。人生を深くつきつめれば試練はたった三つだった・・・そう教えてくれているのです。そう言われると失恋はこの三つの試練を一度にできる機会だと思いませんか?

スウェーデンのことわざをもう一つ「恋のない一生は夏のない一年」失恋は夏が終わったのです。次の年の夏のための準備に入ればいいのです。

 

失敗しなくちゃ、成功はしないわよ

ファッションデザイナーのココ・シャネルの言葉です。ココ・シャネルの人生は失敗と成功の繰り返しです。自らの体験をふまえての言葉なのでしょう、重みが違います。

失恋も一つの失敗です。その失敗は次の成功のためのステップだと思うのです。ココ・シャネルはまた、自分の生き方を貫いた女性でもありました。時代の過渡期に生まれたファッションのカリスマはいくつもの人生訓もまた残しています。

「世の中にはお金持ちな人と豊かな人ってのがいるわ」できれば豊かな人になるためにも失敗はしても恋をし続けたいものですね。

 

人生は学校のようなもの。そこでは幸福より不幸のほうが良い教師になる

ロシアの文学者フリーチェの言葉です。人生はよく道に例えられますが、別の見方をすると確かに学校のような面もあります。様々な出来事から学び、それによって人として磨かれていきます。

幸福はその存在自体がすばらしく、幸せであることは一つの人生の目標であるといってもいいでしょう。しかし、その幸せがどれほど良いものであるかを知るのは不幸の時にほかなりません。

あなたが失恋で苦しんでいるときほど、恋していた時期が幸せであったと知るでしょう。そのときあなたは不幸から幸せのすばらしさを学んでいるのです。よい教師はあなたを幸せに導きます。不幸なときこそ、学ぶときと思いましょう。

 

ひとつのドアが閉まれば、また別のドアが開く

「ドン・キホーテ」の作者としても有名なスペインの作家セルバンテスの言葉です。セルバンテスは山あり谷あり、出来事の多い人生を送った人でした。転々と都市を移り住んだり、軍隊生活をしたり、捕虜になったり、投獄されたり・・・。

一難去ってはまた一難という人生でした。しかしスペイン人のおおらかさのためでしょうか、失望をしても失敗をしてもまた次の未来を見る明るさがあったのです。

一つの恋愛のドアが閉まってしまったのは悲しいことですが、また別の扉が開くのです。これは悲観することではありません。いつでも未来を見つめること、次の扉を探すことはよい恋愛のためには必要なことなのです。

 

別れることがなければ、めぐり逢うこともできない

あなたが別れることをひたすら悲しんでいるとしたらこの言葉を送りましょう。西洋のことわざです。人と人のつながりというのは決して誰かが決めるものではありません。終わってしまった恋愛はそれはそういうものであったのです。

そして次の恋愛があなたのために待ってくれているかもしれないのです。本当にあなたとの絆がある人に巡り合うまでは別れなければならないのです。ですから悲しむことばかりではなく、めぐり逢う次の人のためにまた笑顔になることが大切です。幸せはめぐり逢いでもあるのですから。

 

失恋という苦しいことは確かにできればないほうがいいでしょう。しかしそれは人間にだけ与えられた特権でもあります。人はその経験を糧にして成長していくのですから。

最後にフランスのことわざをご紹介しましょう。「打ち倒すものは強いが、起き上がるものはもっと強い」あなたが起き上がることができたのなら、前よりも強く美しくなっていることでしょう。そのときに新しい次の恋がはじまるのです。

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