女性が仕事辞めたいと感じる会社とは？

仕事辞めたいと考えることは誰にでもありますよね。就職した時は、出来るだけ長く働きたい、この会社で定年まで働きたいと考えていても、働いているうちに会社に行くのが辛くなり転職をする人はどこの会社にもいるのです。

最近では女性でも定年退職まで働く人が増えてきましたが、それでも一つの会社に長く勤める人は男性に比べると少ないようです。男性の離職率はそれほど高くないのに、女性の離職率は高い会社もありますよね。

今日は女性が仕事辞めたいと感じる会社についてお伝えします。女性に仕事辞めたいと感じさせる会社の特徴とはどのようなものなのでしょうか。女性が仕事辞めたいと感じてしまう会社の特徴を知ることができれば、次の転職は上手くいくこと間違いなしです。

女性同士の仲間意識が強い

同じ会社の社員同士、仲良くすることは悪いことではありません。むしろ社員同士が親しくなることによって仕事がスムーズに進むこともあるでしょう。しかし、会社は趣味の集まりでもサークルでもありませんから、色々な考えの人がいます。ですから全員が全員と話が合う、仲良くできる訳ではないのです。

女性同士の仲間意識が強い会社では、お昼休みは必ずグループで外食するとかそのグループに属するために暗黙のルールが出来ています。そして、厄介なところはその暗黙のルールを破るようなことがあるとグループの仲間から嫌な顔をされるということです。

たまには一人で自由にお昼ご飯を食べたい日や、給料日前で外食ではなく手作りのお弁当で節約したい日もあるのに、それが許されない雰囲気だと息苦しく感じてしまいます。そしてその息苦しさは仕事辞めたいという気持ちに繋がってしまうのです。

「お局様」、男女平等の社会の中で、もう死語に近いような言葉が未だに通用する会社があります。そういう会社の特徴は、「お局様」という言葉を使用するのが若い女性社員ということです。若い女性社員が「ああはなりたくない」というネガティブな意味で年上の女性のことを陰で「お局様」と呼ぶのです。

「お局様」が通用する会社は女性社員の多くが寿退社する傾向のある会社といえます。ですので、若い社員がどんどん入ってくるのに、年上の社員の数が少ないので、年齢が上がれば上がるほど会社に居辛くなるのです。

一つの会社で長く働きたいと考える人はこのタイプの会社は避けた方が無難です。

最近では子育てに関する理解が広まり、以前より産休や育休を取りやすくなりました。しかし、仕事と家庭の両立は産休や育休で休んでいる期間ではなく、復帰した後の周りの理解に関するところことが大きいのです。

産休、育休明けに職場復帰すると周りの社員は育休前と同じレベルを求めがちです。しかし、子供は初めての保育園で色々な病気をもらってきます。特に保育園に預けだして１年間は体調を崩したと幼稚園からのお迎え要請の電話が頻繁にかかってきます。

夫婦間で交代しながら対処したとしても、どうしても復職前より欠勤が増えますし、急な遅刻や早退も増えます。その度に、周りの人から嫌な顔をされたり、嫌味を言われる会社だとだんだん働きづらくなり仕事辞めたいとなってしまうのです。

定時で帰れるのは稀で連日残業続きの職場は男性でもきついものですが、女性は更に大変です。男性と女性、同じ時間に出社し退社したとしても、女性の方が男性より身支度に時間がかかるため、家で休息する時間は短くなるからです。また深夜遅くに一人で帰宅することは防犯面でも不安が大きいものです。

業務内容のきつやさや残業が多いのが一過性のものであれば我慢できるかもしれませんが、それが慢性的なものになると結婚して出産して後にもその会社で働いていく自信がなくなります。そして、将来的に働き続けられないのであれば、きついのを我慢して働くよりも仕事辞めたいとなるのです。

以上、女性が仕事辞めたいと感じる会社についてお伝えしました。女性が仕事辞めたいと感じる会社の特徴は、結婚、出産とライフスタイルが変化したら働き続けることが難しい雰囲気の会社と、女性特有の人間関係の煩わしさが顕著な会社です。

次の転職先では長く働きたいと考えている方は、その会社に子育て中の女性社員が多く働いているかや女性社員が若いある一定の年齢層に固まっていないかなどに注目してみると良いですよ。

子育て中の女性社員が多く働いている会社はそれだけ女性にとって長く働ける環境が整っている会社といえますし、逆に若いある一定の年齢層の女性社員しかいない会社は、ある程度の年齢になると職場に居辛い、仕事辞めたいと、女性が辞めていっている可能性が高いです。