苦手なプレゼンを見事に成功させる裏ワザとは

苦手なプレゼンを見事に成功させる裏ワザとは
仕事をしていると突然プレゼンを頼まれることがありますよね。商品や今後の会社としてのあり方など、テーマは様々あります。しかし、プレゼンと聞いて「ちょっと苦手だな」と思う方は多いのではないでしょうか。

大勢の人の前で話すのは緊張する、上手く伝えられるのかと不安になってしまうでしょう。しかもプレゼントなると、目の前にいるのは会社の上役だったりお客様だったりと、ただでさえも気を使う方たちばかりです。なおさらプレッシャーですよね。

しかし頼まれた以上は、会社の名誉のためにも、そして自分のためにも成功させなければいけません。そこで今回は、プレゼンが苦手だという方のために、見事に成功させることができる裏ワザをお伝えします。

テーマの中身は狭く深く

まずプレゼンというとテーマがありますよね。自分で考えるときもあれば、会社から決められているときもあります。いかなる場合でも、実際にプレゼンの内容をまとめるには一つのポイントに絞って、それについて深く考察するように作成しましょう

例えば会社から「部下を育てるために」というテーマを頂いたとします。このテーマのままでプレゼン作成しますと、項目として「仕事を理解させる」「やる気を出させる」「仕事のしやすい環境を作る」など、たくさん出てきますよね。

これらの項目を全て説明していくとかなりの長い時間を要しますし、何より実際のプレゼンでは、一度に色々言われても頭に入らないしダラダラと長い話を聞かされていると印象付けるだけです。

ですので、この項目の中から一つに絞って、そのことについて深く考えを詰め込んでいきましょう。「部下を育てるために必要な仕事の理解のさせ方」といった感じです。それにより、このワンポイントだけを掘り下げていけば良いですよね。

 

経験談を取り入れて話す

プレゼンでは、話し手のあなたにも聞いている方々にもメリットとなる裏ワザがあります。多くの人が取り入れていることですが、それは話の中で経験談を盛り込むことです。

しかし、経験談を盛り込むことがなぜお互いにメリットになるかは知らない方も多いでしょう。経験談は、ただ話の説得力を出すだけではありません。話すあなたにとって自分自身の話をするのですから、マニュアルがいらずに気楽に話せますよね。実際に作成した話ではなく思い出して話すので緊張も和らぐでしょう。

そしてその姿を見ている方々もアクセントになっているのです。本筋の説明ばかりをずっとされていても面白味を感じません。経験談は本筋に肉付けしているアドリブのようなものです。

「僕も以前は上司の言うことの意味が分からず、上司のモノマネをして気持ちを解ろうとしてました」など、笑い話も組み込むことができますし、聴者をリラックスさせることもできるでしょう。そこに説得力を増すこともできるというのが経験談の大きな力なのです。

 

画像はシンプルに作る

プレゼンとなるとほとんどの方が使用するであろう、画像を使った説明。パワーポイントなどで作成して作る方が多いですが、この時の裏ワザとして、とにかくシンプルに作ることです。

しっかり伝えようと思い細かく描いてしまいますと、実際に見ている方は頭に入っていきません。一度に目に入るものは限界がありますので、要点を表した形で図に一言添えたくらいの感じで良いのです。

説明は言葉ですれば良いわけで、画像はシンプルさを心掛けましょう。その方が作成も簡単にできますよね。

 

話しているときは背筋を伸ばして動きを出す

プレゼンでいかにも説得力があると感じさせるために、背筋を伸ばして胸を張って話すという裏ワザがあります。簡単なことなので実践しやすいですよね。これだけで堂々としていて自信がある人というような印象を与えることができます。

さらにプレゼン中に自分自身が動きを出すことも効果的です。身振り手振りを大きくしたり、演説台から離れて来ている方の近くに行ってみたりすると、言葉の一つ一つに力が宿り説得力を増して、聞き入ってしまうのです。

アメリカの超大手IT社長の演説を見ていると、一カ所に止まっていないことが分かります。いきなり大きなアクションをするのは恥ずかしいという方も、最初は画像を指さすなどから始めると良いでしょう。

 

プレゼンが苦手だという方は、しっかり伝えようと思い、広い範囲のことを細かく丁寧に内容を作成しようとするからでしょう。しかしそういうことではないと理解していただいたのではないでしょうか。

プレゼンの目的は聞いてもらうことでは無く伝えることです。細かく沢山のことを説明しても全ては頭に入りませんし、最悪の場合は聞いている方も飽きてしまうでしょう。

しかし逆にポイントを絞ってシンプルに深く説明すれば、分かりやすくて理解しやすいと思われるのです。経験談も加えれば聞き手も「僕もそうだったな」と共感してくれて、貴方のプレゼンに興味を持ってくれることにもなります。

そしてプレゼンの裏ワザを掴むことにより、自信がついてきましたよね。その自信が人前での緊張を和らげてくれるはずです。

まとめ

苦手なプレゼンを成功させたいのなら

・テーマは狭く深くを意識しよう
・経験談を加えよう
・画像はとにかくシンプルに作ろう
・話す時は背筋を伸ばして動きを出そう

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