職場で苦手な人と上手に接する7つのコツ

職場で苦手な人と上手に接する7つのコツ
社会人になって沢山の方がぶつかる壁と言えば、職場での「苦手な人」ですよね。どんな職場にも必ず一人くらいは「ちょっと接しにくいな、苦手だな」と思う人がいるものです。あなたも接しなくてよいなら、そうしたいと思っているのではないでしょうか。

しかし、同じ職場にいる以上、避けて通るわけにはいきません。顔を合わせることも、話をしなければいけないことを話さないなんてことも、仕事になりませんのでできません。

それならば、できるだけ上手に接するにはどうしたらよいかを考えるべきですよね。いつまでも苦手だと思っているだけでは、会社にいる時間が常に辛くなってしまいます。

そこで今回は、職場にいる苦手な人と上手く接していく方法をお伝えします。

相手の良いところを見つける

まずお伝えすることは、苦手な人を見てあえて良いところを見つけてみましょう。人は何かしらの良いところを、必ず持っています。あなたは苦手と思っていても、他の人からしたらそうでもないという現状もありますよね。

それは、物の見方が違うからです。あなたからしたら「あの人は喋りすぎてうるさい」と思っていても、他の人は「あの人はムードメーカーだ」と思って苦手意識を持たないということもあります。

このように見方を変えれば、短所は長所になるわけです。さらに、他にも良いところを見つけていくことで、徐々に苦手という意識が薄れていくはずです。

際立って自分に合わない部分だけをその人の全体像として見るのではなく、苦手な人だからこそ他の良いところを探してみると、その人の印象も変わっていくでしょう。

 

あえて笑顔で接しに行く

上記にも書きましたが、苦手な人に対する意識というのはその人の一部を見て感じてしまうことがほとんどです。その一部をピックアップしてみているので、接することも控えめになっているのでしょう。

ですから逆に、あえて明るく接してみましょう。そうしているうちに、相手の今まで見ることができなかった良いところを見つけることができる可能性もあります。

あなたが苦手だと思っていれば、相手もあなたに対して苦手意識をもつということもありえます。逆に、接していれば、意外と気の合う人だったと考えが変わることもあるのです。

 

こういう人だと開き直る

苦手な人だと思っているだけでは、あなたが何をしても相手が変わることはありません。相手は今までの育ち方や環境で今の姿になっているのです。

そうならば、いっそのこと「この人はこういう人だ」と開き直るのも一つの考え方だと言えます。いろんなタイプの人間がいますので、そのうちの一つと捉えて気にしないようにしましょう。

どうせ変えることができないのですから、苦手だしイヤイヤな気持ちでいるというのは自分にも何一つ良いことはありませんよね。

 

周りの人に理解を得る

あなたが普段から接している人に、苦手な人の話をしてみることも良いでしょう。「あの人が苦手で接しにくい」という事を周りに言うことで、周りの方もアドバイスをくれることもあります。

また、周りの方が同じことを思っていたということになれば少しは気も楽になりますよね。皆がそう思っていたんだと思って、味方が付いた気がするものです。

ただ周りに言う時には決して苦手な人の悪口にならないように気を付けましょう。具体的に「こう言う時のここが…」というように事実だけを伝えることが大事です。悪口になってしまうとあなたの印象が悪くなりますので、気を付ける必要があります。

 

相手の性格を分析する

苦手な人の性格を分析することも上手に接するコツになります。「その人はこういう性格だからこそ、周りの人にこう思われ、こんな日常を送ることになる」というように、冷静にその相手のことを考えてみるのです。

そうしますと、その相手には良いことも悪いこともどちらも起こりうるという事が分かってきます。結果的に周りの人と同じなんだと一括りに考えることができるでしょう。

そうなれば苦手な人に対して親近感を感じることができるのです。

 

反面教師として勉強する

あなたにとっての苦手な人がせっかくいてくれているのですから、ここは反対に勉強させてもらうことにしましょう。その苦手な人の行いによってあなたは辛い感情を持っているのです。

自分はそうならないように気を付ければ、人間力アップに繋がりますよね。「人のふり見て我がふり直せ」ということわざを実行しましょう。

 

接するのを必要最低限にする

最後にお伝えするのは最終手段とも言えます。苦手な人とは必要最低限だけ接するようにしましょう。仕事上のどうしてもという時だけにして、あとは無理に接しなくても良いという考えです。

わざわざストレスを溜めてまで接することに苦痛を覚えてきたら、自分を守るためにも距離を置くのも1つの方法です。色んな方法を試しても苦手な人というレッテルを外すことができない時には、この手段を取りましょう。

 

職場に苦手な人が一人でもいると、それだけで会社に行きたくなくなりますよね。しかし、どこの会社にも苦手な人と言うのは存在しますし、社会とはそういうところだと思っておいた方が良いでしょう。

それが嫌で転職を繰り返したり退職ばかりしていたら、自分のためになりません。苦手な人を克服することで、将来のあなたには苦手な人がいないと言える人間力が身に付くのです。

接しにくい人と言っても人間性が悪いというわけでは無いですよね。「嫌いだ、あの人はおかしい」と考えだせば、いつまでも苦手なままです。それではあなた自身にもメリットがありませんので、考え方や見方を変えることで苦手な人と接することができるようにしていきましょう。今回お伝えした方法をぜひ実行してみてください。

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