モチベーションの意味を理解してイキイキと仕事する秘訣

「モチベーションの意味」は一般的には「目的意識」や「動機付け」と解釈されていますが、それは頭でわかっているだけに過ぎませんよね。

本当の意味を知り、尚且つ実行することで、自分の仕事に活かすことが出来るわけです。モチベーションとは「気合い」とは違います。

精神論で解決できる問題ではないため、力ずくで自分を盛り上げようとして失敗する人も多いみたいです。自分のことだけならまだしも、部下や周囲の人に間違った「モチベーションの意味」を押し付けていませんか。

モチベーションの意味を正しく理解していないと、仕事の成果はもちろんのことですが、現状維持すら危うくなってきます。即効性があり、かつ長期的にモチベーションを高く維持して楽しく仕事に取り組む秘訣をお伝えします。

悩まなくても出来るカンタンな仕事から取り組もう

前日の帰りの際は「明日、この仕事を片付けよう」と思って出社すると、「あれ?なにやるんだっけ?」「やろうと思ってたけど気持ちが乗らない…」なんてことありませんか。

そんなときは、深く考えるのを止めて、何も考えなくても出来る仕事から取り掛かってみましょう。それが終わったらまたカンタンな仕事を探してはクリアしてみてくださいね。

仕事をクリアしていくことで勢いが生まれ、気持ちが乗らなかった仕事にかかりやすくなりますよ。車のエンジンを温めるように、心のエンジンにも同じ作業が必要なのです。モチベーションの意味を体で理解することが大切です。

 

集中力が続かない時は帰ろう

17時を過ぎても、思うように仕事がはかどらないときって誰にでもありますよね。そんなときは、頭の中や体に疲労が溜まりすぎて、仕事どころではなくなっている状態なんです。

そんな状態のまま仕事をしても、いい結果が出せるはずがありません。特別残らなければならない用事がなければ、さっさと帰宅することが大切。むしろ体を休め、気持ちをリフレッシュすることのほうがよほど重要です。

今日頑張って体を壊すくらいなら、それは「無駄な努力」でしかありませんよね。心と体力が健全な状態でなければ、モチベーションが意味する「動機付け」は生まれないものなのです。

 

心の声を文字化しよう

モチベーションの意味のひとつ「目的意識」をはっきりさせることが大事ですが、人間の頭の中では同じことを繰り返し考えるクセがありますよね。

昨夜あった嫌な出来事、悩み事など、考えてもしかたのないこと、答えの出ない性質の問題をいつまでも考えてしまいます。そんなときは、ノートを一冊用意して、心の声を文字に書き起こしてみましょう。

5分~10分間と時間を決めて書き続けてくださいね。「えーと」や「うーん」と言った言葉になっていない心の声もすべて文字にします。

文字化してアウトプットすることで、雑念や余計な思考をしなくなったり、ぼやけていた自分の中の「目的意識」をはっきりさせることができますよ。

 

「5分間」だけがんばってみよう

仕事をしていると、心が折れそうなくらいのハードな仕事と直面することもありますよね。果てしないと思われる仕事の量に、頭の中でスケジュール立てても、その内容を見てるだけで心が潰れてしまうこともあります。

そこでモチベーションの意味である「動機付け」をうまく利用してみましょう。自分自身に対して、集中して作業する時間を「5分間」と指定してください。

「5分間」だけなら頑張れる気がしませんか。マラソンの素人にいきなり42.195キロ走りなさいと命令しても無理ですよね。

ですが「最初の給水所が2キロのところにあるから走ってみよう」でしたらなんとかなりますよね。作業にかかる膨大な時間を切り崩すことで、「これならできるかも!」と自分に思わせてみてください。

 

全力で後ろ向きな発想をしてみよう

テレビで観るスポーツ選手や金メダリストのような人たちのモチベーションと、ここで説明しているモチベーションは意味や性質が少し違います。

よく言われる「ポジティブ思考」だけではうまくいかないことが多いです。多くの人はスポーツ選手のような強い精神力を持ち合わせているわけではありませんから、ポジティブだけでは心のバランスを取ることができません。

そこで、まったく逆の「ネガティブ思考」を全力でやってみましょう。仕事やこれからの目標に対して、これ以上ないくらいの最悪のケースを想像しましょう。

実際に起こりうる最悪の事態がわかれば、「何を準備すればいいのか」が明確に見えてきます。時には「ネガティブ=悪」という考えを捨てることも大切なのです。

 

モチベーションの意味を正しく理解することは、人の身体や精神と深く関係しています。モチベーションという言葉だけにとらわれて、その本当の意味を理解することを怠ってはいけませんよね。

モチベーションの意味する「目的意識」や「動機付け」は待っているだけでは永遠にやってきません。自分で自分自身に働きかけることがとても重要であることがわかります。最後に、モチベーションの意味を自分以外に求めてはいけませんよ。

「恋愛」や「天気」「他人の機嫌」など自分の力ではどうすることもできない存在や現象に依存してしまっては、あなたのモチベーションを狂わせて、決して良い方向には導くことはありませんよ。あなたにとってのモチベーションの意味を理解できるのは、あなた自身しかいないのです。

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