恋人がいると、毎日が充実しますよね。でも、毎日ストレスを感じるほどの不安を抱えている人は要注意!それは恋愛依存症の症状かもしれませんよ。
恋愛依存症とは、恋愛がないと生きていけないという性質を持ち、誰かに心を満たして欲しい、愛して欲しい、守られたいなどの欲求を特定の人に重ね、欲求を満たそうとする心の病気で、何を犠牲にしても恋人を優先する、恋人を失うことを想像しただけで必要以上の恐怖に襲われる、離れているだけで不安になるなどの症状が現れます。
これらの症状は、自分自身が苦しむだけでなく、時には周囲の人たちを巻き込んでしまうこともあるんです。
これではいつまで経っても幸せな結婚に結びつかないですよね。そこで今回は、幸せな結婚をするためにも知っておきたい、恋愛依存症の改善方法をお伝えします。
まずは自分が恋愛依存症であることを自覚しましょう
恋愛には、さまざまな悩みがつきもの。そのため、不安や失うことの恐怖などを抱えると、「それだけ深く愛している」と勘違いしやすいので、自分ではなかなか恋愛依存症だと気づかないもの。
でも、恋愛依存症を改善するのは、まず自分が恋愛依存症であることを自覚する必要があります。恋愛依存症を改善するためにも、まずは恋愛依存症の主な特徴から、自分が恋愛依存症になっていないかチェックしてみましょう。
□友だちとよりも恋人を優先する
□恋人に必要とされることに喜びを感じる
□返信が遅かったり連絡がなかったりすると不安になる
□いつも恋人を失う恐怖を抱えている
□本気で恋人以外は何もいらないと思っている
□この人には私がいないとダメだと思う
□恋人と離れていると不安を感じる
□いつも恋人の言いなり
□恋人を失ったら生きていけないと思っている
□いつでも恋人に会えるように平日の夜や休日に予定を入れない
□何度も恋人に気持ちを確かめる
□恋人の暴力や嘘は「私」のためだと思う
□「私」が恋人を変えられると思っている
これらに当てはまるものがひとつでもあれば要注意。恋愛依存症の可能性があります。恋愛依存症は恋人がいる人のものだと思いがちですが、実は恋人の有無は関係ありません。
いつも素敵な人と出会いたい、素敵な人と恋愛したいと思っている人も恋愛依存症かもしれませんよ。
そのままの自分自身を愛してあげましょう
恋愛依存症になりやすい人は、自分に自信がない傾向があります。自分のことを好きになれないので、人と比べては落ち込んだり、「私なんか」と悲観的になったりしがち。
このネガティブ思考がクセになっているので、恋人ができると、必要以上にのめりこんだり、「この幸せを逃すわけにはいかない」と、相手に執着してしまうんです。これが、恋愛依存症につながります。
恋愛依存症を改善するためにも、ありのままの今の自分を愛してあげましょう。恋愛依存症の人は、自分よりも相手を大切にしがちです。それは、とても素敵なことですが、自分のことを愛せない人は、本当の意味で人を愛することができません。
いつも「どうせ私なんか」と言っている人と積極的に関わりたいと思う人は少ないので、人から愛される機会も減ってしまうんです。人は、誰もが良い面と悪い面を持っています。どちらも持っていて初めて「人」なんです。
あなたは、世界にたった一人しかいない唯一無二の存在。それだけで十分な価値があるのですから、「私なんて」という考えはやめて、ありのままの自分を愛し、自分に優しくしてあげましょう。
一人で新しいことを始めてみましょう
恋愛依存症に陥りやすい人には、生活面、金銭面などで自立していないという特徴があります。恋人だけでなく、親にも依存している人が多いんです。恋愛依存症の改善には、荒治療が有効なので、自立するためにも一人で新しいことを始めてみましょう。
ここでのポイントは、「一人でチャレンジ」すること。ほかの誰かと触れ合えるものであれば、習い事でもボランティアでも何でもOK。恋人や親から離れて、別の人と触れ合う時間を作りましょう。
こうすることで、恋人を思い出す時間や恋人のことを考える時間を減らせます。これを続け、新しく始めたことを楽しめるようになると、少しずつですが、いつの間にか離れている恋人を思い出したり考えたりしなくなりますよ。
視野を広げましょう
恋愛依存症の人は、恋人や恋愛だけがすべてだと思いがち。でも、この世界は、自分と恋人だけではなく、家族や友人、会社の仲間など、さまざまな人で構成されています。このことに気づかなければ、いつまで経っても恋愛依存症を改善することはできません。
そこで重要になってくるのが、視野を広げること。「今」とか「目の前のこと」だけではなく、少しずつ「先のこと」「周りのこと」にも目を向けましょう。思い切って新しいコミュニティに飛び込んでみるのも良いですね。
少しずつでも視野を広げていくと、これまで気づけなかったことが見えてきます。すると、人やものに対する感謝の気持ちが自然と芽生えてくるので、自ずと恋人に対する依存の気持ちが消え、さまざまなことを心から楽しめるようになりますよ。
没頭できるような趣味を見つけましょう
恋愛依存症の人は、何よりも恋人を優先させる傾向があるため、いつでも恋人に会えるように休みの日は何も予定を入れないなんてことも。でも、「もしかしたら」を期待しても、それが現実のものにならなければ、余計に孤独を感じるもの。
一人で時間を持て余すくらいなら、孤独を感じないようにするためにも、興味があることや好きなことに時間をかけてみる、これまでできなかったことをしてみるなど、自分のために時間を使いましょう。
何をすれば良いのか分からないという人は、気持ちをうまく分散させる方法を身につけることでも恋愛依存症を改善できるので、やらなければいけないことを作って、自分にノルマを与え、考えや気持ちが恋人や恋愛のことだけに集中しないようにするのもおすすめですよ。
このように、恋人がいるって本当は幸せなはずなのに、離れていると不安でたまらなくなることってありますよね。でも、離れている間ずっと不安だったり、何よりも恋人を優先したりしている人は、恋愛依存症かもしれません。
恋愛依存症は、文字どおり恋愛に依存してしまう心の病気で、恋人だけがすべてだと思いがち。そのため、相手に尽くし過ぎたり、何でも恋人の言いなりになったりなどして、本来の自分を見失ってしまうんです。
これでは、幸せな結婚にはつながりません。まずは、自分が恋愛依存症であることを自覚して、ありのままの今の自分を愛してあげましょう。
その上で、世の中がさまざまな人で構成されていることを知るためにも、いろいろな人と交流して、少しずつ視野を広げていけると良いですね。幸せな結婚をするためにもぜひ、ここにご紹介したことを参考にしてみてください。
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