人生相談を正しく使って、長い苦しみから脱出する方法

人生に悩みや問題はつきものです。苦しみが長引いている場合には、人生相談を利用してみるのも一つの手です。なかなか人に話しづらいこともあるかもしれませんが、一人で思い悩んでいると、自分では客観的に考えているつもりでも、知らず知らず考え方がかたよったり、視野がせまくなったりしがちです。

誰かに相談してみることで、思いがけない解決策が見つかるかもしれません。また、もし有意義なアドバイスをもらうことができなくても、人に話すことによって、自分の考えが整理されたり、気持ちが晴れる効果もあります。

ずっと一人で思い悩んで苦しんできたのであれば、一度「人生相談」の効果を試してみるべきです。しかしなかなか自分の人生の悩みについて打ち明ける機会は少ないため、どのように話したらよいか戸惑う…という人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、人生相談をうまく活用し、長い苦しみを脱出する相談の秘訣についてお伝えします。

なるべく専門家に相談しよう

人生相談をしたい場合には、親しい間柄の人に限らず、電話やインターネットのサービスを利用することもできます。しかし、現実的な問題が発生して悩んでいる場合には、法律・金銭的な問題は弁護士や司法書士、精神的な問題は心理カウンセラーなど、できれば専門家に相談することがおすすめです。

資格を持った専門家だからこそできる解決策があるかもしれません。また、専門家は同じようなケースに何度も対応しているため、最善の解決方法を提示してくれる可能性が高いです。

自治体によっては、専門家が人生相談に乗ってくれるフリーダイヤルがある場合もあります。敷居が高く感じられるかもしれませんが、なるべく専門家に相談するようにしましょう。

 

現状の問題を整理してから相談しよう

さて、誰に人生相談をするにしろ、現状の問題を整理する良い機会です。せっかく相談するのですから、相談前に自分なりに以下の点について問題を整理しておきましょう。

・現在問題になっていることは何か
・その問題について、どのように思っているか
・その問題はいつから続いているか
・どのような状態になれば、解決したと言えるか

もちろん、自分の話しやすい順番で話せばよいのですが、上のように現状・問題を明確にしておくことで、より状況に即したアドバイスを引き出すことができます。また、自分で頭を整理する際にもおすすめです。

 

必ず両方の選択肢を質問に入れよう

せっかく人生相談をするのであれば、自分ではたどりつきづらい客観的な視点でのアドバイスがほしいものですよね。その際に大切なことは「両方の選択肢を質問に入れる」ということです。

たとえば、転職しようかどうか迷っている人がいるとします。今のところ少し転職に気持ちが傾いているが、他人から見た客観的な意見も聞きたい…という状況だと考えてみてください。

もしその人が、「転職しようか迷っているのですが、どう思いますか」と人生相談をした場合、どんな回答が返ってくるでしょう。基本的に、人生相談される側は、「相手の無意識に望む回答をしてあげたい」と思うものです。

「転職しようか迷っている」という質問からは、「転職したいので、背中を押してほしい」という気持ちが伺えます。なので、「いいと思うよ、頑張れ」と勇気づけるアドバイスを与えることになるのです。

もし本当に客観的な意見を聞きたいなら、「転職するか、会社に残るかで迷っている」と質問すべきです。細かいことのようですが、迷っている選択肢がある場合には、両方を提示することで、客観的な視点で比較検討してもらうことができます。

 

あなたならどうしますか、の一言で知恵を引き出そう

現在抱えている問題を整理した上で、迷っている選択肢を両方提示して、客観的なアドバイスを得られたとします。ここではもう一言、人生相談の中で相手の知恵を引き出すための魔法の言葉をご紹介します。

それは、「あなたならどうしますか」です。人生相談に乗る相手は、相手の状況や立場、人間関係などに配慮するあまり、少し控え目に、気を使ってアドバイスをしている可能性があります。

そこで、一旦条件を外し、本当にベストと思えるアイデアを聞き出すために、「あなたならどうしますか」という質問を投げかけるのです。きっと経験や知識が総動員された、価値あるアドバイスを引き出すことができるでしょう。

 

意義のあるアドバイスは素直に受け入れ、受け入れがたいアドバイスは聞き流そう

ここまで、人生相談で長く続いた苦しみを解決するために、相手からより良いアドバイスを引き出すためのワザをお伝えしてきました。最後に、大切なことをお伝えします。

それは、「受け入れがたいアドバイスは聞き流してもよい」ということです。たとえば欠点を指摘してくれたり、自分の気づいていなかった間違いを正してくれるようなアドバイスは、意義のあるものであり、素直に受け入れる姿勢も大切です。

しかし、あまりにも自分の価値観と合わなかったり、ますます追い詰められてしまうようなアドバイスは、それを聞き流す勇気も必要です。ただ、相手なりに親身になってアドバイスをくれているのだ、という感謝の気持ちだけはいつも忘れないようにしましょう。

 

人生の長く続いた苦しみが、少しでも軽減されれば嬉しいですよね。完全に悩みがなくなることはないかもしれませんが、少しでも軽くなれば、いろいろな問題にも前向きに取り組む力が湧いてくると思います。

そこで、人生相談を有効活用してみましょう。悩みを人に話すだけで、かなり心が楽になります。しかし、せっかく人に相談するのであれば、相手の持っている知恵を最大限引き出し、解決案を探りたいですよね。自分だけでは気づかなかったこと・考え付かなかったことを、教えてもらえるチャンスになるでしょう。

今回ご紹介した方法は、相手の知識を引き出し、悩みを解決に一歩近づけるためのテクニックです。ぜひこうしたテクニックを活用して、人生相談で長い苦しみから抜け出しましょう!

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