あなたは大丈夫?虚栄心がある人の特徴とその対策

あなたは大丈夫?虚栄心がある人の特徴とその対策
虚栄心というと大げさに感じるかもしれせんが、誰にだって他人に自分を良く見せたいという気持ちはあるのではないでしょうか。好きな人の前でちょっと格好つけてみたり、少し背伸びした洋服を選んでみたり、そういった程度の自分を良く見せたいという気持ちであれば全く問題ありません。しかし、虚栄心が強すぎて、余りにも自分の実情とかけ離れた話をしたりして、自分の言動で自分を追いつめるようであればそれは注意が必要です。

今日は虚栄心がある人の特徴とその対策についてお伝えします。虚栄心に支配されると、周りの人間から疎ましがられるばかりでなく、自分で自分を苦しめるという出口の見えない闇に落ちてしまう危険さえあるのです。この機会に、一緒に虚栄心について学んでみましょう。

着飾ることで価値のある人間になれる訳ではないことに気づきましょう

虚栄心で自らを価値のある人間としたい人は、高価な物を身に着けることで自分自身の価値も高めようとする傾向かあります。確かに、誰もが手に入れられる訳ではない高価な物を身に着けると、その物と同じような価値が自分にもあるような気がしてきますよね。しかし、あくまでも物は物、人は人なのです。

無理をして自分の収入以上の洋服や装飾品で着飾ったとしましょう。あなたが無理をして購入した洋服をポンッと買えるような相手と一緒になり会話をしたときに、同じ洋服を着ているのだからその人と自分は同じだと感じることができるでしょうか。きっと居心地の悪さを感じるのではないでしょうか。

逆に、凛とした佇まいの人は高価でない服を着ていても、しっかりしているように見えたりしますよね。着飾ることで得られる満足感はほんの一瞬だけ、その一瞬のために生活を苦しくするのは本当に自分にとって良いことなのか考えてみましょう。

 

「わからない」ことは恥ずかしいことではないと強い心を持ちましょう

虚栄心がある人は「他人から馬鹿にされたくない」と考えます。ですから、何かの話で自分がわからないことがあっても自分はそれを知らないと伝えられず、わかるようなふりをしてしまう人が多いようです。わかるふりをしながら話を進めると、結果、小さな嘘をつくことになり、初めは小さな嘘だったのに最後には取り返しのつかない大きな嘘にまで発展してしまうこともあるのです。

何でも知っている人なんてこの世にはいません。誰にだって得手不得手があるのです。あなたの得意な分野が苦手な人から「それ、わからないから教えて」と言われたら、あなたはその人を自分より下の人間だと感じるでしょうか。これは苦手なんだなと感じるだけですよね。

あなたが、他に人に「わからない」と伝えた場合も同じなのです。ですから、わからないことは「わからない」と伝える勇気を持ちましょう。勇気を持つことで、きちんと「わからない」ことに対する知識が得られ、あなたは今よりもステップアップすることが出来ます。

 

自分の幸せは自分でしか決められないことを知りましょう

虚栄心がある人は他人と自分を比較する傾向があります。相手に恋人がいるのか、結婚しているのか、子供はいるのか、学歴はどうなのか、仕事は何をしているのか、比べだしたらきりがありません。相手と比べて自分の方が幸せな人間だと安心したり、自分は不幸な人間だと落ち込んだりしがちです。

しかし、それは相手と比べて自分の方が幸せなのではなく相手と比べて自分の方が「幸せそうに自分には見える」であることに気づきましょう。何故なら、相手が現在、幸せなのかどうかは相手にしかわからないことで、他人は推察することしかできないからです。

周りから幸せそうだと羨ましがられていた人が、びっくりするような事件を起こしてしまうこともありますよね。幸せかどうかを決めるのは誰かにどう見えるかではなく、あなた自身の気持ちなのです。

 

以上、虚栄心がある人の特徴とその対策についてお伝えしました。虚栄心を克服する最大の方法は等身大の自分を受け入れることのようですね。自分に自信がない人がありのままの自分を受け入れることは難しいと感じるかもしれません。しかし、嘘で固めて、虚栄の自分像を作り上げれば、幸せになれるのでしょうか。虚栄で固めれば固めるほど、その嘘は現実のあなた自身とは大きくかけ離れていき、あなたを苦しめることになります。

幸せになりたいのであれば、必要以上に自分を良く見せようとする意識を捨てましょう。勇気がいることかもしれませんが、その意識を捨てることで、きっと虚栄心に支配されていた時より身軽になり、幸せに感じることができるはずです。

まとめ

あなたは大丈夫?虚栄心がある人の特徴とその対策

・物は物、人は人、着飾ることで価値のある人間になれる訳ではないことに気づきましょう。

・「わからない」ことは恥ずかしいことではないと強い心を持ちましょう。

・自分が幸せかどうかを決めるのは誰かにどう見えるかではなく、自分自身の気持ちだということを知りましょう。

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