虚栄心が強すぎる性格を長所にかえて大成功するヒケツ

虚栄心が強い人は性格に問題があると思われ成功しないと言われています。虚栄心が強いとありのままの自分で他人と接することが出来ず、自分を必要以上に尊大に見せたり、他人を見下したりする傾向があるからです。

その根底には、大きな劣等感が潜んでいて、決して自分が危うい立場にならないよううまく立ちまわることにかけては抜きん出た才能を発揮します。

それは見る人から見れば「卑怯な行為」に映ってしまいますよね。とは言うものの、社会は弱肉強食なところもあります。外国の企業なども日本の社会に参入するのは当たり前な時代です。

そんな時代だからこそ、強烈すぎる虚栄心をうまく利用して、仕事で、人生で大成功するかもしれません。そこで今回は、弱点と思われていた虚栄心を長所に変えるコツをお伝えします。

その気になって自分を高め続けよう

自分で虚栄心が強いと感じているなら、習い事をしたり、資格取得に挑戦してみるのも良いでしょう。虚栄心が強い人の中には「承認欲求」、つまり人から認められたいという願望があるのです。

他の人から見てわかりやすい「資格」は承認欲求を満たしてくれつつ、努力家であるとして見られるようになりますよね。虚栄心が強いだけで、他人からの評価を燃料にして、どんどん前進していくことができる強さを秘めているんです。

資格のために勉強することは、間違いなくプラスになりますし、その知識の蓄積はいつまでもあなたの武器になるはずです。

虚栄心が強ければ強いほど、自分の虚像も大きくなっていきます。尊敬する人物がいれば、きっと自分も同じくらい立派な人物である、とも思っています。

それなら、尊敬する人物の行動や仕草、口癖や発想の切り口などをコピーしていくことをおすすめします。コピーすることで、成功している人物の考え方が多少なりとも身に付いていきますよね。

ただし、多くの人から支持されていたり、評価されている人物をコピーしましょう。適当な人物をコピーしてしまうと、おかしな思考パターンを身につけてしまうかもしれませんので、注意が必要ですね。

虚栄心の強い人は、社会的に地位の高い人や、権力を持っている人が大好きですよね。これこそ利用しない手はありません。

そうした人達にただ擦り寄って「虎の威を借る狐」で終わらずに、しっかりくっついて社会勉強をするべきです。普通に会社勤めしていては体験できないことがたくさんあるはずです。

虚栄心の強い人は他人よりも上の立場に立ちたいと考える傾向が強いので、経営者や政治的に力を持っている人の考え方を学び、自分のスキルとしていくことが出来るはずなのです。

虚栄心がうまく働くと、普通の人よりも広い人脈を獲得することができますよね。それらを自慢の種にするに留めてはいけません。

その人脈を活用して、いろんな業種の仕事に携わったり、キャリアアップにつなげたりすることも出来るでしょう。また、その人脈から、別の誰かを紹介してもらうなど、「コネ」をうまく活用するのもひとつの選択肢ですね。

また、そのコネや人脈を他の誰かに紹介することで、自分にもその利益が還って来ることもあるでしょう。虚栄心が作った自分は虚像でも、それらが作った人脈をうまく扱えることが出来れば、その虚像の方が本物になることもありうるでしょう。

虚栄心の最大の特徴として、「自分はスゴイ人物」だと本気で思っていることです。口先だけでなく、本気で自分はスゴイ人物だと思い込むことが大切ですね。

そのためには日々の努力や、アイディアは絞ったりすることは必要でしょう。自分を肯定する意志は、そうした地道な作業を支える心強い味方になってくれます。

最初から自分の可能性に否定的であったり、悲観的である人が精力的に仕事をこなしていったり、何かを成し遂げたという話は聞いたことがありませんよね。

普通の人が逃げ腰になってしまうような仕事でも、自己肯定がしっかり出来ている人の方が任せやすいと思われるでしょう。強い虚栄心が良いほうに働くと父親的な存在になり、若い人や部下からも慕われやすくなるでしょう。

さて、虚栄心は、劣等感と承認欲求が膨れ上がった腫れ物のような性格ですが、波に乗るとこれほど強い性格はあまり類を見ないかもしれませんよね。

虚栄心が強いと感じているなら、教育関係、特に教師や若い人に何かを教える仕事や、会社を経営したり、政治家となってみんなの暮らしを良い方向に変えたり、警察官や自衛官になって誰かを守る仕事をしたりしてみてはいかがでしょうか。

勿論、そのための努力を惜しんではいけません。虚栄心が強ければ強いほど、それに見合った社会的地位や権力、経済力をまっすぐ追い求めていいのではないでしょうか。

たくさんの人から認められるという経験を積み重ねていくことで、精神のバランスが取れるようになり、人間としても成熟していくことが出来るでしょう。