嫌いな人とも上手く付き合う大人の対人対応術

嫌いな人とも上手く付き合う大人の対人対応術
嫌いな人とも上手く付き合わなくてはいけないのが大人の世界ですよね。人間ですから気が合わないとか苦手だなと感じる人がいるのは自然なことです。それは、物事に対する考え方や価値観が人それぞれ違うからであって、どちらが正しとも言えないことがほとんどです。

しかし、一緒に仕事をしなくてはいけない人やママ友で付き合わざるをえない人の中に嫌いな人がいた場合、その人との関りを避けて通れないですから、上手な対応術は身に付けておかないといけません。これが上手く行かないと、結果的に自分が損をしたり、かえって面倒なことになってしまいます。

コミュニケーション力に自信があるという人なら嫌いな人に対する対応もなんなくできてしまうかもしれませんが、そうでない人が多いですよね。そこで、嫌いな人とも上手に付き合うことができる大人の対人対応術についてお伝えします。

にこやかな挨拶

嫌いな人と関わるのは苦痛ですよね。できれば顔を合わせたくないくらいという人もいるでしょう。しかし、付き合わざるを得ない人なのであれば、関係性を険悪にするのは得策ではありません。相手に嫌われてしまったらお互いに余計にやりづらくなります。

そこで、最低限欠かしてはいけないのが挨拶です。たとえ嫌いな相手であっても自分が嫌いだという事を相手に悟られるとぎくしゃくしてしまいますから、にこやかに挨拶はするようにしましょう。

 

無難な話題の会話

嫌いな人のことをなぜ自分が嫌いなのか考えてみると、いつも意見が合わないとか話が合わないというケースが多いですよね。人の価値観や考え方は合う人もいれば合わない人もいます。ですから、嫌いな人とは意見が対立するような話題避ける方が良いのです。

異なる意見をぶつからせて討論をするのは、最終的に結論を導き出すビジネスの会議などでは有意義かもしれません。しかし、プライベートな時間の会話で意見が対立すると、お互いに嫌な気持ちになることが多いです。そこで、嫌いな人とは世間話や天気の話など無難な話題で会話をする方が良いのです。

 

食事は複数人で

嫌いな人から食事や遊びに誘われたら、正直断りたいのが本音です。しかし、むげに断われないこともありますよね。そんな時には誘いを受けた上で他の人も誘いましょう。「〇〇さんとも食事しようって言ってたんです、一緒にいいですか。」など自然に人を増やすのです。

嫌いな人とマンツーマンで数時間の時間を過ごすのは苦痛ですし、お互いに嫌な気持ちになる可能性もあります。しかし、複数人の人がいれば込み入った話題になりにくいですし、険悪な雰囲気になるのも避けられます。

 

悪口を言わない

職場で同僚と嫌いな人が同じだったというケースはよくありますよね。同僚と飲みに行って共通の嫌いな人の悪口を言って盛り上がれればストレスも解消されるでしょう。しかし、これは良くありません。陰で悪口を言っていることが嫌いな人本人に知れたら人間関係は最悪になってしまいます。

いくら信用できる同僚だとしても、ぜったいに漏れない噂話はありませんから、嫌いな人の悪口は、例え誰かが話していても自分は言わないように注意が必要です。

 

別のグループに属す

嫌いな人とは共通の話題を作れば作るほど、その話題で意見が対立してしまいます。また、なるべく同じ時間を過ごさないようにした方が良いですから、同じコミュニティーやグループには属さない方がよいでしょう

例えば、ランチに行くグループや登山やスポーツなど趣味のコミュニティです。元々接点が少なければ気持ちが楽ですし、相手に避けているとも感じさせませんが、同じグループに属していると避けようとしているのが相手に伝わってしまうのです。

 

嫌いな人の話題を避ける

先ほど、嫌いな人の悪口を陰で話さないとお伝えしましたが、悪口でなければよいのかというとそうではありません。たとえ、嫌いな人のことを褒めていても、伝言ゲームと同じように「〇〇さんがこう言ってたよ」という話題は、だんだん変化していく可能性があります。

悪口を言ったつもりはないのに悪口を言ったことになってしまうことがありますし、それが本人の耳に伝わってしまうと、後から誤解だったと弁明できたとしても後味は良くありません。嫌いな人との関係は悪化してしまいますから、注意が必要です。

 

さて、嫌いな人と上手く付き合うコツは、付かず離れずの適度な距離感を保つことです。相手のことが嫌いだからと言って露骨に避けていると関係性は悪化します。その場限りの付き合いなら険悪になってもよいのですが、今後も付き合わなければいけない相手なら関係性は良好に保った方がよいでしょう。

しかし、近づきすぎると自分が嫌な思いをするだけでなく、相手にも嫌な思いをさせてしまいます。意見や考え方が合わないのであれば、会話をしていても楽しくはなりません。それは一方だけが感じることではないのです。ですから深入りし過ぎないよう意識することも重要です。

この付かず離れずの距離感を保つための対応術が今回お伝えした方法です。嫌いな人とも上手に付き合うには、多少面倒だと感じるかもしれませんが、このような対応術が必要なのです。

コメントをお書きください

タイトルとURLをコピーしました