女性と男性の恋愛と結婚においてこんな話があります。「女性は恋愛の先に結婚があるが、男性は恋愛と結婚は別物だと考えている」というもの。つまり、男性は彼女にしたい人と結婚したい人は別であるということです。
女性からすると結婚を考えられない男性とは付き合わないと考えている方が多いかもしれませんが、男性は「結婚は考えられないけど彼女にしたい女性」というものがあり、ここに男女間で大きな差があるため、「何年も付き合っているのに結婚の話が出ない」「結婚を見据えているとは考えられない」と女性は不満に思うことがあるのです。
では、男性にとって彼女にしたい人と結婚したい人の違いというのはどういったものなのでしょうか。その違いがわかれば、自分がただ彼女にしたい人なのか結婚したい人なのかが分かりますよね。そこで今回は、男性が考える彼女にしたい人と結婚したい人の違いについてお伝えします。
周りに合わせられるかどうか
自分とは違う部分を持っていたり、刺激的な人、自由奔放な人に男性は憧れを抱く傾向があります。その人と一緒にいると常に新鮮な気持ちでいられるからです。
そういった部分は恋愛においてスパイスになります。そのため、多少わがままであったり気分屋なところがある女性を彼女にしたいと思う男性も少なくありません。しかし、そういった自我が強く周りに合わせられない女性は彼女としては良いのですが、結婚となると別です。
結婚するとどうしても家族単位で近所付き合い、親戚付き合い、場合によっては会社関係との付き合いがあります。男性は基本的にそういった人間関係で悩みたくない、穏便に済ませたいという気持ちが強いため、そういった付き合いができる女性に対して結婚したい<と考えます。
経済観念が普通かどうか
恋人の頃は彼女に高いプレゼントを買う男性も多いでしょう。また彼氏におねだりをする女性も少なくありませんよね。しかし、男性はそういったところや彼女の何気ないお金の使い方を実はちゃんと見ており、ブランド物をよく買ったり、会うたびに新しいものを身につけていると経済観念がないと思われます。
彼女が綺麗でオシャレなことに喜ばない男性はいません。しかし、それはあくまで彼女であるからであって、結婚後もそのようでは困るのです。彼氏の前で綺麗でありたいと思う気持ちもわかりますが、あまりお金をかけていると結婚したい相手とは思われないでしょう。
喜怒哀楽が激しいかどうか
女性は男性に比べると喜怒哀楽が激しい傾向にあり、そういった違いを男性は可愛いと思うのです。ですから、彼女が感情を素直に出してくれる姿を可愛いと感じる男性が多いのです。しかし、喜怒哀楽が激しいとただの彼女にしたい人で終わってしまう可能性があります。
やはり、結婚すると毎日顔を合わせるわけですから機嫌がころころ変わる女性では男性は疲れてしまいます。恋人の頃はご機嫌とりもしてくれますが、結婚すればわざわざそんなことを男性はやりたくありません。
感情が出やすい方は、素直だと受け止められる反面、感情の制御ができない子どもという印象を与えてしまいます。恋人として楽しむ分には良いけど、結婚はしたくないという男性がほとんどなのです。
料理ができるかどうか
男性は恋人が綺麗だと周りに自慢でき、優越感に浸れます。そのため、性格や家事ができるかというところはあまり気にしないことも多いです。ましてや一緒に住んでいるのではないのならなおさらです。ですから、結婚を考えずただ彼女にしたい人には家事能力はあまり求めていません。外見重視なのです。
一方、結婚したい人、結婚を見据えている人の家事能力は気にします。特に料理ができるかどうかという点は男性にとってとても重要になってきます。もし料理について期待されていない、恋人に料理を全く作らない女性はただ彼女にしたいだけと見なされている可能性がありますので注意が必要です。
さて、男性とは不思議なもので恋人と結婚相手に求める理想というものが違います。女性からすると好きで付き合うのだから将来を考えることは当然のように思えますが、男性は女性に比べて結婚願望が強いわけではありませんし、そのときに良いと思った相手を恋人にする傾向にあるため、このような気持ちの差が生まれるようです。
また、女性は恋人にも結婚相手にも求める条件が同じに対して、男性は恋人には刺激や外見的要因、結婚相手には癒しや内面的要因を重視することも関係しています。女性にはあまり理解できないことですが、男性が女性を違う生き物と思うように、女性も男性を違う生き物だと思うようにした方が良いでしょう。
その違いがあるからこそ男女間は難しくもあり、楽しくもあるのですから。今回は彼女にしたい人と結婚したい人の違いを例を挙げて紹介しました。恋人や良い感じの男性が自分のことを結婚相手として考えているかどうか参考にしてくださいね。この記事を読んで男性の恋愛と結婚の考え方の違いについて知っていただければ幸いです。
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