不安、それは目に見えなくて解消するのもなかなか厄介な心情。100%悪いというわけではありません。人間である以上、不安があって当たり前であり、不安があるからこそ感情も豊かになるのだと私は思っています。
しかし、放っておくとそれはストレスとなり、日常生活に影響を及ぼしかねません。そこで今回、不安を簡単にうまく解消する方法を7つご紹介します。
辛くても目に見えない不安を解消する7つの方法
その1: 不安の根源を知る
まずはあなたを不安にさせているもの、その根源を考えてみましょう。上辺だけではいけません。じっくり、深く考えます。そしてその不安の正体をはっきりさせましょう。
例えば試験結果が気になり、不安で眠れないとします。ではなぜ試験結果が気になりますか?失敗すると具体的にどういけないのでしょうか?考えてみてください、たかだか一回の試験に失敗したところで人生が終わってしまうのでしょうか?
そう考えていくと、殆どの場合不安過剰になっています。根源を知ることで、肩の荷が下りるはずです。
その2: 旅行をする
考えても考えても答えがでない、そういうときは旅行に出かけてみましょう。日々の喧騒から距離をおくことで、ストレスから開放され、いつの間にか不安の正体を客観的に認知し、またそれをたやすく解消する方法も見つかります。
できれば自然豊かな場所でのんびりと、またゆったりと時間を過ごしましょう。個人的には満天の星空が見える場所をおすすめします。星たちはきっと自分の不安のちっぽけさに気づかせてくれます。
その3: 体を動かす
不安でずっと椅子に座り悩んでいる、これはマイナスです。体を動かしましょう。体を動かすことで血行も良くなり、ものの考え方も変わるでしょう。
短距離を全力で走るより、長距離をゆっくり走る方が体も温まり、健康にもいいでしょう。どうしても時間が取れないという方も、こういった「自分を大切にする時間」だけは確保すべきです。鬱になってからでは手遅れです。
その4: なるべく人と交流する
塞ぎこんでしまった場合、自分の殻に閉じこもるのはやめ、なるべく人と交流しましょう。身近な家族からご近所さん、行きつけのお店の店長や初めて知り合った人。なぜ交流する必要があるのか、それはみんなそれぞれ悩みを抱えているからです。
世の中に悩みのない人はいません。悩みの無さそうな人は気づいていない、もしくは逃げているだけです。「ああ、こんなに元気な方も悩みはあるんだな」そう気づくためにも交流は必要です。
その5: 親しい友達に話を聞いてもらう
一人だけで辛く塞ぎこんでしまうのは厳禁です!親しい友達に連絡をとって、今すぐ不安を聞いてもらいましょう!話を聞いてくれない人は親しい友人ではありません。
人に話すのも恥ずかしくなるようなことも腹を割って話すことができる、それが親友です。全てをさらけ出し、いままで自分を苦しめていた正体不明の不安を、親友に解消してもらいましょう!明日連絡をとるのではありませんよ、今連絡をとるのです!
その6: 一人の時間を大切にする
日々目が回る程忙しく、不安を溜め込んでしまっている方は一人の時間も大切にしてください。読書をするもよし、歌を歌うもよし。元々はあなたの時間であり、あなたの人生でもあります。それを全て他人のために使ってしまうのはもったいない。
もちろんこれは日本社会が生み出した弊害で、欧米などでは週末は休むためにある、という考え方が主流です。日本では欧米のように簡単には行きませんが、日本社会にあわせて自分の時間を見つけ、自分を休めてあげてください。
不安をすっきり解消させることは出来ないかもしれませんが、少なくとも軽減することは可能です。
その7: 美しいものを味わう
最後にこの小見出しはなんだ?とお思いになった方もいらっしゃるでしょう。ここでいう「美しいもの」とは芸術だけでなく、料理などを含めた「一流のもの」を指します。
音楽の好きな方はコンサートへ、料理が好きな方は一流レストランへ。それぞれ少々経済的な負担がかかってしまいますが、将来うつ病などを発症するかもしれないと考えるとそれほど高くはないはずです。
なぜ一流がいいか。それは心に響くからです。美しいものに触れた時、私たちは息を呑み、圧倒されます。その感覚を大事にしてください。不安もすっと解消してくれます。
いかがでしたか?
景気も今ひとつぱっとせずまだまだ先行きも怪しい日本社会で生き抜くためには、こういった不安解消法を自分のものにする必要があります。不安から目をそむけるだけでなく、向き合い、それとうまく解消してください。
皆さん一人一人の心構えで、日本社会全体の雰囲気を変えることも不可能ではありません。まずは、実行。出来そうなことからでいいので、今すぐ実行に移してみましょう!
まとめ
辛くても目に見えない不安を解消する7つの方法
その1: 不安の根源を知る
その2: 旅行をする
その3: 体を動かす
その4: なるべく人と交流する
その5: 親しい友達に話を聞いてもらう
その6: 一人の時間を大切にする
その7: 美しいものを味わう
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