「自分が嫌い」をあっという間に克服する発想転換術

「自分が嫌い」をあっという間に克服する発想転換術
自分が嫌いな人っていますよね。その理由は様々ですが、自分が嫌いなことで性格はどんどん暗くなっていってしまいます。また、ネガティブや自分に自信が持てないという一面を自覚している人は、その場合も「自分が嫌い」という考えが元になっているのです。このように自分が嫌いであることは私生活の全てにおいて悪影響をもたらします。

自分で自分が嫌いな人が他人に好かれるはずはなく、それが友人関係や恋愛に悪影響をもたらすことは明白です。さらに他人から好かれることがなければ職場でも孤立してしまい、自分が嫌いな以上自信を持って意見することもできません。

まさに人間性自体を暗くさせてしまうこれらの事態…それを改善するには根本となる「自分が嫌い」という考えを直す必要があり、そのためのポイントは発想の転換にあります。そこで今回は「自分が嫌い」をあっという間に克服する発想転換術をお伝えします。

「短所の自覚」を「長所」に変換する

自分が嫌いな人は自分の短所ばかりを自覚し、長所がないと思ってしまっています。短所ばかりで長所がない…だから自分が嫌いになってしまうのです。しかし仮に短所ばかりだとしても、それを自覚しているなら短所を自覚していることこそ自分の長所と言えるのではないでしょうか。

自分の短所を認めるというのは簡単にできることではないですし、短所を自覚しているということは改善もできるということです。自分の非を棚に上げて大きな態度を取る人も多い中、短所を自覚できる人は発想転換を抜きにしても実質それは1つの長所でしょう。

以下の項目でも触れますが、短所を長所に変換する方法もあります。しかし短所が多くてキリがないという人は、それらの短所を自覚していること自体を1つの長所として捉えればよいのです。

 

「短所」を「長所」に変換する

上記で説明したように、自分が嫌いな人は自分の短所を自覚しています。上記ではその自覚を長所に変換しましたが、短所そのものを長所に変換することもできます。

例えば「ネガティブ」…何事も悪く考えてしまうこの性格は、見方によっては「慎重」という長所にも思えます。「お節介」…他人に嫌われる要因となるこの性格は、見方によっては「他人を放っておけない」という長所にも思えます。このように、短所を長所に変換すれば前向きな気持ちになれます。短所だと思って悩んでいたことが、考えようによっては実は長所になるのだと気付けるからです。

こうして短所を長所に変換すれば、自分の長所を新たに発見したことになりますし、その短所のせいで自分が嫌いだった場合、自分が嫌いな理由が消えることにもなるのです。そうすれば、もう自分を嫌いに思うこともなくなるでしょう。

 

「他の人と違う」を「当然」に変換する

自分が嫌いな人は他人を羨みます。他人を羨むからこそ自分が哀れに思えてしまいますし、自分が哀れに思うことでまた自分を嫌いなるのです。ではなぜそこまで他人を羨むのか?…それは他人が自分とは全く違った姿に映るからです。

容姿、性格、ステータス、何からなにまで自分は他人と全く違う…そう引け目を感じることが「自分が嫌い」に繋がっているのです。しかし、そもそも自分と他人が違うのは当然ですし、別々の人間である以上、それは誰と誰を比較しても全く違うでしょう。

そこで、「他の人と違う」を「当然」に変換してください。そうすれば、自分と他人は違っていて当然であることに改めて気付けます。

 

「自信がない」を「謙虚」に変換する

自分が嫌いな人は自分に自信がありません。そして自信がないことで全ての言動が消極的になってしまい、結果的に大人しくて暗い性格になってしまうのです。本来なら、こういうタイプの人に対して多くの人は「自分に自信を持とう!」と励ますことでしょう。しかしそれは効果がなく、そもそも自分に自信を持つというのは難しいことなのです。

そこで、無理に自信を持とうとするのではなく発想転換術を使ってみてください。具体的には「自分に自信がない」を「謙虚」に変換するのです。この発想転換術で自信が持てるようになるわけではないですが、少なくとも自分に自信がないことが悩みの種にならなくなります。自分は謙虚…それは単に1つの性格にしか過ぎないため、自分を嫌う理由にはならなくなるのです。

 

このような発想転換術を使えば自分が嫌いな理由がなくなります。そして自分が嫌いな理由がなくなれば、自分が嫌いと思う気持ちもなくなるのです。つまり、自分が嫌いな人は嫌いな理由を別の何かに変換することで自分が嫌いな気持ちをなくせます。

しかしこれはあくまでステップの第一段階と捉えてください。例えばある短所が理由で自分が嫌いなら、発想転換術によってその短所は見えなくなるでしょう。でも、それはあくまで見えないだけであって実際には存在するのです。自分嫌いの克服は言ってみれば自分で立ち上がるための必須条件です。

そして、立ち上がった後はそのまま立つのではなく前に進まなければなりません。このため、発想転換術で自分嫌いを克服した後は、改めて今まで悩んでいたことに対して改善する努力が必要です。

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