人生がつまらない時、心にしみる5つの名言


毎日忙しく生きていると、「なんだか人生つまらないなぁ」と感じる瞬間ありますよね。人生がつまらないと働く気力も湧きませんし、新しい出会いを求めて恋活をする元気も出ません。その内体力もなくなってきて、キラキラしている人をみると「羨ましいなぁ」なんて感じてしまったり・・・。

人生がつまらないと感じた時には、過去の偉人たちの名言に触れてみましょう。例えばあの高杉晋作の「面白き事も無き世を面白く」。ベンチャー精神に溢れる高杉晋作の有名な辞世の句ですが、一方で遊女へ向けた「三千世界の鴉を殺し主と朝寝がしてみたい」という胸キュンな都都逸も残しています。

このように過去の偉人たちの言葉は人生がつまらないと感じた時、はっと胸を打つようなヒントがたくさん隠されているのです。そこで今回は、人生がつまらないと感じた時に思い出して欲しい名言をお伝えします。

自分もいつかは死ぬ

iPhoneで有名なスティーブ・ジョブズの名言で「Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose.」というものがあります。日本語に訳すと「自分もいつかは死ぬということを思い出すことは、失うものなどないということを教えてくれる最善策だ」となります。

つまり、みんないつかは死にます。人生がつまらないと感じているあなたも、いずれ来る死から逃れることなどできません。その死に直面した際、あなたが持って行けるものは何一つありません。お金も、豪邸も、大好きなお酒やDVDも肩書も何一つ持ってお墓に入ることはできないのです。

ですから、結局人は何も持っていないのと同じ。失うものなど何もないのです。そう考えればあなたを日々悩ませている苦悩が何でもないもののように感じ、「人生がつまらないなら好きなことしてやろうじゃないか!」という気力も湧いてくることでしょう。

 

人生はいたって単純

アメリカの女優であり作家であるスーザン・サマーズの名言がこちら。「人生はいたって単純。競争なんて本当は存在しないし、勝たなきゃいけないレースもない」というものです。あなたが人生がつまらないと感じるのはなぜでしょうか。人より上に立てないから?隣の芝が青いから?そんなこと、実はどうでもよいのです。

人生は幸せになったもん勝ちです。他人が自分より稼いでいようが、自分より広い家に住んでいようがあなたが幸せかどうかはあなたの勝手です。他人と比べて自分が劣っているとみじめに感じ、人生がつまらなくなるというのはよくある負のルーティーン。まずはそこから抜け出しましょうね。

 

なりたい自分になるのに遅すぎることはない

ジョージ・エリオットはイギリスの女性作家。彼女の残した名言は「It’s never too late to be who you might have been.」、日本語にすると「なりたかった自分になるのに遅すぎるということは決してない」となります。

あなたの子供の頃の夢は何だったでしょうか。そして、今の夢はなんでしょうか。夢があるからこそ人生は楽しいもの、逆に人生がつまらないのは夢がないからだとも言えます。もしあなたが俳優になりたいなら、今からでも劇団に所属すれば良いのです。歌手になりたいなら様々なオーディションをたくさん受けてみたり、社長になりたいなら独立するためのスキルを身に着ける仕事の仕方をすれば良いのです。

何事も始めるのに遅すぎるということはありません。むしろ、本気で「やりたい」と思った時が始めるべきときです。さぁ、あなたの夢はなんですか。

 

人間は思考の産物に過ぎない

多くの名言を残した偉人といえばガンジーを思い浮かべる方も多いことでしょう。ガンジーとはインドの弁護士であり宗教家であり政治指導者であった方。その徳の高さから世界中の多くの人々に慕われていました。そんな彼が残した言葉が「人間は、その人の思考の産物にすぎない。人は思っている通りになる。」というものです。

人間は殊意志の力の強い生き物です。人生がつまらないと思っていたら、本当に人生はつまらなくなってしまいます。逆に人生って面白い!と思っていればその通りになるものなのです。これは引き寄せの法則とも似ていて、自分で自分を洗脳することで人生を思い通りに動かすことは可能だということに繋がります。

もしあなたが今の人生をつまらないと思っているのであれば、それはつまらない人生を望んだ結果。それがイヤなら今すぐにでも「人生がつまらない」という思考を捨ててください。

 

なんのためにうまれて、なにをしていきるのか

最後はシンプルに、日本人なら誰もが知る「アンパンマンのテーマ」より「なんのためにうまれて、なにをして生きるのか、わからないまま終わる、そんなのはいやだ!」。シンプルで子供にもわかりやすい言葉で表現されたやなせたかし氏の残した言葉、子供の頃は良くわかりませんでしたが大人になり、子を持ち改めて見てみると心にしみるものがありました。

自分がなぜ生まれてきて、生きて何を成したのか。「あれ、私って何だったんだろう」なんて思いながら死んでいく・・・これこそ、「そんなのはいやだ!」ですよね。あなたには理由があって生まれてきて、生きてなすべきことがあるから今日まで生きているのです。ですから、それを探すことこそ人生ともいえるでしょう。

人生がつまらないと感じたら、アンパンマンのテーマを口ずさんでみてください。あの懐かしいメロディと深い歌詞が、あなたの心をそっと癒してくれるはずですよ。それが、アンパンマンが永遠に子供から愛される秘訣なのかもしれませんね。

 

さて、人生がつまらないと感じた時に思い出していただきたい名言、ぜひ覚えていただけると嬉しいです。これらの名言の根底にあるのは「自分は自分、他人は他人」「やりたいことをやれ!」ということです。誰かに指図されて生きるのは辛いですよね。誰かにこうしなさいと言われた通りに生きる人生はつまらないですよね。あなたの人生は一度きり、生きたいように生きるべきです。

不思議な話ですが、私は幼い頃から漠然と就職したら東京に行くのだと思っていました。結局就職先は地元だったのですが、入社早々本部に移動になり東京で新社会人としての生活を始めたものです。この時「こうあるべき、という意志の力ってすごいなぁ」と感心し、以来自由で幸せな「こうあるべき」を意識して生活しています。

先述しましたように、死んだら何も持っていけません。「私が死んだって世界は変わらない」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、あなたが死んだらあなたの世界は終わりです。あなたの視界に入っていない世界が今存在していると言い切れないように、あなたが死んだら世界は終わります。ですから、今を大切にして悔いのない生き方ができるよう、先人たちの教えに学んで励ましてもらいましょうね。

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