学校行きたくない。マイナス思考を変える7つの方法


「学校行きたくない…」そう思ってしまう理由は色々ありますよね。学校までの道のりが大変、学校がつまらない、勉強が嫌い、友達がいない、友達はいるけど人間関係が複雑、学校に行く時間が惜しい程やりたいことがある、他にも色々。

皆楽しそうに毎日学校に通っているのに、どうして自分は学校に行きたくないと思ってしまうんだろう、こんな自分はダメな人間だ、そう悩んで、だけどやっぱり学校に行きたくなくて、毎日辛い気持ちを抱えているのは苦しいですよね。親や先生、クラスメイトの目も気になることでしょう。

あなただって、できれば毎日「学校が楽しみだ」とワクワクした気持ちで通いたいはず。そこで今回は、学校行きたくないというマイナス思考を変えるための方法をお伝えします。

学校に行きたくないという感情は特別なことではないということを知ろう

まず最初に「学校行きたくない」という気持ちは、むしろ当たり前だということを伝えたいと思います。世の中の風潮では、「楽しい学校ライフ」「未来への希望で輝いている学生たち」みたいなイメージがありますが、皆がそう思っているわけではありません。むしろ、一度も「学校に行きたくない」と思ったことがない人の方が少ないものです。

学生だけではありません。大人だって「会社に行きたくない」「仕事が面倒だ」「毎日疲れる」と思っているものなのです。毎日決められた場所に行くことを「嫌だ」と感じるのは、特別なことではなく当たり前。これが大前提です。

例え希望の学校へ入学できたとしても、毎日「学校最高」と思っているわけではなく、時にはしんどいと思うこともあるし、辛かったり逃げ出したくなったりするものなのです。そんな中、それでも行かなければならないのであれば、ただ「行きたくない」と思うだけではなく、せっかくだから楽しみを自分で見出だした方がいいですよね。

学校に行きたくないのは当たり前、それを踏まえた上で、それでも少しくらいは何か楽しいことがあるのではないかと探すことから始めてみましょう。

 

学校に行かなかったらどうなるかを真剣に考えてみよう

学校行きたくないという自分の気持ちに負けそうになったら、学校に行きたくないという自分の気持ちに従い、学校を休み続けたらどうなるかという問題に背を向けず、正面から真剣に考えることが大切です。

中学校の場合は義務教育なので卒業はできるでしょう。しかし、進学となると話は別。出席日数が著しく少ない場合、入学できる高校はほんのわずかに限られてしまいます。高校以上になると、出席日数がダイレクトに成績に影響を及ぼし、最悪留年してしまいます。

高校に行かなくても大検がありますが、そうした場合、今度は仕事に就く時の履歴書でその経歴を書かなければならず、必ず「なぜ高校に行かず大検を受けたのか」と聞かれ、その説明をしなければならなくなることでしょう。

この事実と、「学校行きたくない」という気持ちを天秤にかけましょう。学校に行かない選択をしたが故に、それ以上に厄介な問題を抱え込むのだとしたら、学校に行った方がマシと思えるでしょう。

 

とりあえず学校に行くだけで得られるメリットがあるということを知ろう

社会人になると、会社に行っただけでは済みません。行ったからには嫌でも仕事という現実が待っています。しかし、学生は違います。どんなに授業を聞いていなくても、どんなに勉強ができなくても、出席するだけでそれが一つの評価になるのです。

これは、学生だけに与えられた特権です。大人になるとこうはいかないのです。学校行きたくない理由の中には、学校に行くとついて回る煩わしさというものも含まれているでしょう。

でも、その煩わしいことは全部捨ててしまっても大丈夫。それが学生の特権なのだと思って、楽観的になってみましょう。

 

とりあえず学校に行くだけで良しとしよう

学校に行くというのは、一時間目から全ての授業に出席するという考え方が一般的です。それ以外にも、友達と楽しく過ごすのが普通だとか、授業をしっかり聞くとか、そういうイメージが学校生活にはあるものですよね。しかし、これは学校行きたくないと悩んでいるあなたにとっては、かなりハードルの高いことです。

なので、一日中学校で過ごすことを目標とするのは止めてしまいましょう。とりあえず学校に行ければOKとするのです。途中で嫌な気持ちになったら帰っても良いし、保健室で休んでもいいんです。

もちろん、誰かと楽しく過ごさなくてはとプレッシャーに感じる必要もありません。とりあえず学校に1分でもいることができれば良しとしましょう。

 

学校で人間観察をしよう

学校に行きたくない理由の中には、学校がつまらないとか、居心地が悪いとか、何をして良いかわからないというものもありますよね。誰だってそういう場所に率先して行きたいとは思わないものです。

だけど、どんな場所でもできる遊び、しかも一人遊びがあります。それは人間観察。学校に行けばクラスメイトや先生など、たくさんの人がいますよね。別に自分から輪に入る必要はないし、仲良くできなくてもいいので、少し離れた場所から人間観察をしてみましょう。

やることがないつまらない空間にい続けるのはしんどい。そんな時は人間観察です。改めて人を観察すると、たくさんの発見があることでしょう。その中には「もしかしたら、学校がつまらなくて行きたくないと思っているのは、自分だけではないのかも」という発見があるかもしれません。

 

生活を早寝早起きにしよう

朝、「眠い、まだ寝ていたい」と思ったら、ただでさえ学校行きたくない気持ちがより一層強まってしまいます。なので、学校に行きたくない気持ちを切り替えるためには、生活リズムを変えることが大切です。

きっと、ついつい夜更かしをしてしまうことでしょう。しかし、このご時世夜更かししなければならない理由はありません。インターネットは24時間繋がり、テレビも録画して好きな時間に見ることができます。夜しかやれないことは天体観測くらいでしょうか。

なので、自分がやりたいことの時間を移動し、とにかく早く寝てしまいましょう。早く寝れば早く目覚めます。朝スッキリ目が冷めれば朝ご飯だって美味しいです。朝ご飯をしっかり食べれば力が漲ってきて「学校に行ってみようかな」という気持ちになれますよ。

 

これをしたら学校に行くという約束事を作ろう

学校に行きたくないという気持ちを切り替えるために、自分の中で「これをやったら学校に行く」という約束事を作るのは効果的な方法です。マイナス思考から転換させるためには、学校に行くという行為をルーティン作業として考えると良いでしょう。

朝起きてから学校に行くまでに、自分が楽しめる何かを取り入れ「それをしたら学校に行く」と決めるのです。自分で作った自分だけの決め事でも、案外気持ちが切り替わるものです。

 

さて、学校に行きたくない理由が、いじめなど深刻な場合は別として、「なんとなく学校行きたくない。上手い方法があれば自分の気持ちを前向きにできそう」という場合は、色々な手段があるものです。

長い人生、今後も「やりたくないなぁ」と思うようなことがたくさん押し寄せてくることでしょう。それでも、どうにかして自分の気持ちを上向きにしてやりこなしていかなければなりません。目の前にある面倒事から目を逸らした結果、もっと厄介な事態にならないように、上手に気持ちをコントロールできるようになった方が良いのです。

今は大人になるための準備期間。きっと、「学校行きたくない」と悩み、それを乗り越える経験は、未来のあなたの糧となるでしょう。

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