友人の結婚式で一番頭を悩ますのが「友人スピーチを頼まれたこと」という人はかなり多いです。人前でするスピーチは苦手だけど、せっかく選んでもらったのに断るのは忍びないなぁ… でも経験からして、上手く出来るとも思えないし…と思うこともあるでしょう。
こんな時、もし前もってスピーチの最中でも簡単にできる、かなり効果的なリラックス方法を知っていたらどうでしょうか。悩まずに喜んで引き受けられますよね。
そこで今回は、友人スピーチで緊張する人に最適7つの簡単リラックス術と題して、スピーチをするときに効く方法をお伝えします。
話し方や動作を意識してゆっくりしましょう
あがっているときには、どうしても普段よりも早く口が動いてしまうものです。そうなると、その状況にさらに引き込まれてしまい、よけい注目されているような錯覚に陥ってしまいます。酷くなると、一体何を話しているのかわからなくなってしまい、自分を見失う結果になることもあるでしょう。
これでは悪循環ですよね。そんなときには、意識して呼吸を深くして、ゆっくりと話しながら、外国人のように身振り手振りもつけてみてください。次第に自分の心臓の鼓動が落ち着いてくるはずです。
主役は自分ではなくて友人なんだと言い聞かせましょう
「あくまでも自分は友人の引き立て役。注目されているのは自分ではなくて友人なんだ」と言い聞かせ、友人の結婚を祝う気持ちを思い出してみましょう。すると「周りの招待客から注目されている自分」という構図からです。
「結婚したばかりで皆の注目の的である、喜び一杯の友人を祝福する自分」という構図にシフトすることができるので、徐々に気が楽になってくるでしょう。
大きな声で話してみましょう
あがってしまうと、自分の存在をなるべく小さくしようと思うからか、どんどん声も動きも小さくなることはよく起こります。しかしこれでは肝心のスピーチの内容を、結婚した友人にも他の招待客にも聞いてもらえません。
声の音量を上げることに注意を向けると、緊張している自分に集中しなくなるため、心理的にリラックスすることができます。
友人夫婦や友人家族に語りかけるように話してみましょう
見られている自分、話している自分ではなく、スピーチの内容を聴いている友人夫婦やそのご家族に語りかけるように話してみましょう。今日は友人の特別な日です。
自分のことは意識せずに、友人に話し掛けるようにしてみてください。ただ彼(彼女)の方を向いて目を合わせるだけでも、本来の自分を取り戻すことができるでしょう。
決して上手く話さなくていいんです
考えてみて下さい。前の項でも述べましたが、スピーチを聴いてもらいたい一番の相手は誰か?それはもちろん、自分にスピーチを頼んできた友人ですよね。
そうです!なにも招待客全員に「素晴らしいスピーチだ」と思ってもらわなくていいのです。だいたい、ちょっと悲しいですが、誰もあまり友人スピーチは期待していないので、上手に話す必要はありません。
本番までに、十分練習をしておきましょう
何事に対しても言える王道ですが、やはり練習に勝るものはありません。歩くところから始めて、冒頭から話し終わるまでを、前もって何度も練習を積んでおけば、本番の自信のレベルが違ってきます。そうすれば、丸暗記の棒読みではなく、余裕を持った話し方で、話の内容を感情を込めて聞かせてあげられることでしょう。
前もって笑いを誘う内容を含んでおきましょう
友人の微笑ましいエピソードでもいいし、直接関係のない話でもいいんです。あがってしまっている自分を笑うことでも構いません。スピーチの冒頭部分またはところどころに、万人受けする内容の、笑いを誘う話を少し入れておきましょう。
笑わせたことで自分に自信がつくし、聞いている人の心をつかんだことで満足感も得られるし、と一石二鳥です。聞いている人たちもほっこりした気持ちになれるので、きっと友人も喜ぶことでしょう。
さて、スピーチであがってしまう原因は、あなたが自意識過剰な状態にあるからです。結婚式のスピーチなど人前で話すときには、「自分は皆に注目されている」「私は他人からどう評価されているのか」と、誰でも「自分が主体」と勘違いをしがちなため、意識が自分ばかりに向いてしまいます。
しかし実際には、招待客はそれほど友人スピーチに期待はしていないし、今回お話した「スピーチで緊張をほぐす方法」も、決して難しくはありません。前もって 十分な練習をしておくことや、大きな声で穏やかに話すことなど、書かれた内容を活用すれば平常心を取り戻せるのです。
人前でスピーチするのは決して怖がることではありません。一度成功すればしめたもの。スピーチであがらないキーポイントをしっかりと身につけて、次回の友人スピーチからは、躊躇することなく心から喜んで引き受けましょう。
まとめ
友人スピーチで緊張する時には
・ 話し方や動作を意識してゆっくりしましょう
・ 主役は自分ではなくて友人なんだと言い聞かせましょう
・ 大きな声で話してみましょう
・ 友人夫婦や友人家族に語りかけるように話してみましょう
・ 決して上手く話さなくていいんです
・ 本番までに、十分練習をしておきましょう
・ 前もって笑いを誘う内容を含んでおきましょう
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