笑顔の習慣づけで、ストレスに負けない心を作るには


笑顔になったり思いっきり笑うと、ストレスが解消されるとよく言われますよね。実際に落ち込んでいる時でも笑えるようなことがあると、気分が晴れたような気分になるものです。一方で、笑うだけでストレスや悩みが解消されるなんて本当なのかと疑問に思うこともあります。

笑顔になっただけでは、悩んでいることやストレスに原因となっていることは根本的に解決はしませんし、その場しのぎの気分転換なのではないかとも思われるかもしれません。しかし、笑顔はストレスを軽減させる効果があると、科学的に説明が可能なのです。

そこで、笑顔がストレスを軽減させるという科学的な根拠と、ストレスに負けない心になるための笑顔の習慣づけのコツについてお伝えします。

副交感神経の活性化

人には交感神経と副交感神経というものがあります。この二つ神経はどちらかが活発に働くと、もう一方の働きが弱まるといったようにバランスを保っている関係にあるのです。

笑顔になると副交感神経のの働きが活発になる仕組みになっていて、この副交感神経の働きが活性化されるとストレスが軽減され、リラックス状態になります。このことから、笑顔になったり、思いっきり笑うと、副交感神経の働きが良くなりストレスが軽減されると言われているのです。

 

笑顔や涙は血圧や心拍数を下げる

副交感神経の働きが良くなると、体がリラックス状態になってストレスが軽減されるのですが、副交感神経は笑顔の他にも活発にさせる方法があります。それが泣くことです。

人は、笑ったり、泣いたりして感情を表現することで、副交感神経の働きを活性化させることができるのです。怒ったり興奮すると血圧が上がって逆効果になることもありますが、ポジティブな気持ちで笑ったり、泣いたりすれば、血圧や心拍数が下がって心がリラックスすることができます。

 

作り笑顔でもOK

笑顔は副交感神経の働きを良くしてストレスを減らす効果があると言っても、落ち込んでいる時や悩んでいる時に笑うことなど気持ち的に難しいと感じる人もいますよね。しかし、作り笑顔でもストレス軽減には効果があると言われていますから、気持ちは沈んでいてもとにかく笑顔を作るということを心がけましょう。

一人で歩いている時に笑うのは不自然ですが、部屋でなるべく笑顔を作るとか、同僚や家族と会話をしている時は、気分が晴れなくてもできるだけ笑う事を癖づけましょう。

 

緊張したら笑顔

仕事をしていると緊張することは多々あります。大事な会議で自分が発言をしなければいけないとか、クライアント先でプレゼンをする時などは緊張しない方が難しいものです。

しかし、緊張すると心拍数が上がり、交感神経の働きが良くなります。交感神経の働きが活発になるとストレスを感じている状態になりますから、意図的に笑顔を心がけるようにしましょう。話しながら口角をあげるとか、相手との対話の中で微笑みを心がけるなどして、緊張を和らげるようにするのです。

 

ストレスが溜まったら楽しいことをする

緊張した時には笑顔を作ると言っても、笑顔を作れない状況もありますよね。例えば、上司に指導を受けたり、怒られている時に笑顔になれば「ふざけているのか」と余計に注意を受けることになってしまいます。

そんな時には、上司の指導が終わった後で楽しいことをするようにしましょう。仕事で辛いことがあると気持ちが沈んですぐに自宅に帰りたいと思うかもしれませんが、そんな時こそ、同僚と飲みに言ったり、自分が楽しいと思えることをすることで、仕事で蓄積されたストレスをリセットするのです。

 

「イラッ」としたら笑顔

人込みですれ違う人と肩がぶつかったり、エスカレーターの行列で順番を争うなど、日常生活では「イラッ」とする瞬間がたくさんあります。人はイラっとした時には表情がむすっとしがちですが、この時にあえて口角を上げる習慣をつけると、イラっとしなくて済みます。

イラッとする感情を抑えられれば、心に余裕ができますし余計なストレスを感じなくて済みます。また、トラブルに発展することもなくなりますから、自分の身を守るためにも笑顔は効果的なのです。

 

このように笑顔になっている時間がどれだけ長いかで、蓄積されるストレスの量は大きく変わってきます。ずっと、ムスッとしていて、イライラしている人は、気持ちに余裕がありませんし、自分でストレスを作っていってしまっているのです。

笑顔には心をリラックス状態にしてくれる重要な効果があります。誰でも仕事やプライベートでストレスを貯めたくはありませんよね。ですから、日ごろの生活の中でなるべく笑顔になれる状況を作る、もしくは、作り笑顔や口角上げでもよいので意識的に実践するということが大切なのです。

今回お伝えした笑顔の習慣づけのコツはどれも難しいものではありません。「本当に効果があるの?」と半信半疑の人も、ぜひ日常生活で習慣づけていきましょう。

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