会話術の基礎を学んで、苦手な上司と信頼関係をつくる方法

会話術の基礎を学んで、苦手な上司と信頼関係をつくる方法

苦痛に感じる飲み会に参加しなくても信頼関係は作れます。仕事の能力はもちろんですがコミュニケーション力を大切にしている職場も増えてきました。

上司とコミュニケーションをとるには仕事後の飲みの付き合いをしなければいけない、お説教を聞かなくてはいけないと、憂鬱なイメージがありますが、仕事の合間で効果的な会話術を行うことで、コミュニケーションを上手くとり信頼関係を作ることが出来ます。

会話術はトレーニングをして身に付ける事が出来ます。英語を習うように良い効果をもたらす言葉を覚えて、良い効果をもたらす受け答えを覚えて会話を身に着けるのです。

会話術を身につければ会話をするのが楽しくなり、苦手な人との会話も飲み会での会話も楽しくなるでしょう。コミュニケーションを上手くとる事で、仕事の評価だけでなく人柄も評価され、信頼に繋がります。信じて頼り合えるような良い関係を作り自分の仕事環境も良くしましょう。

挨拶をして自分から声をかけましょう。

基本は挨拶からです。苦手な人にでも自分から目を見て笑顔ではっきりした声で挨拶しましょう。名前を呼んで挨拶したり、天気の話題や、昨日の出来事を付け加えると一言で終わらず、会話に繋がりやすくなります。

挨拶は会話の取っ掛かりとして最適です。「ども」等の言葉だけだったり、頭を下げるだけではなく、「おはようございます」「お疲れ様です」ときちんと言葉を発しましょう。

心地よい挨拶が出来る人は好感を持たれ、信頼関係を築く始まりになります。もし相手からの反応があまり無くても気にせず挨拶をしましょう。まず自分から声をかける事が会話術には大切です。

 

肯定をして相手を受け入れましょう。

誰でも否定されると悲しいです。相手の話に理解を示し共感をしましょう。自分の考えと違っていたり、言われた事が違っていても、まずは肯定をすることが会話術には必要です。

そしてその後に「こうはどうでしょうか」「こういう人もいると思いますが」等、他の案を提示して指示を仰ぐ形が良いでしょう。最初から否定しないようにしましょう。

考え方が違う場合でも『考え方』ではなく(この人はそういう考え方をしているんだ)と受け入れ、相手が言った言葉を繰り返して同調することも会話術には良い方法です。

「凄いですね」「良いですね」等の相手を褒めるポジティブな言葉も使いましょう。「そうなんですね」は違和感を感じる人がいるので注意しましょう。

 

キーワードを拾って話を広げましょう。

会話術に必要なことで、話を膨らませるには、質問力が大切です。相手が話した言葉、キーワードを更に掘り下げる質問をする事で、会話が広がります。話の論点や筋は変えないように、質問をしましょう。そして、質問をするだけではなく返答に受け答えをしましょう。

会話が苦手な人は、相手が話した言葉を膨らます為の質問ではなく、ただ質問をするだけになりやすいので注意しましょう。相手の言葉をキーワードとして、第二キーワードを付けて検索をするようにキーワードを膨らませる質問をしましょう。

 

キーワードを散りばめて共通点を探りましょう。

会話術の基礎として重要なのは、相手の言葉をキーワードとして膨らますと共に、自分からもキーワードを散りばめて受け答えをしましょう。「はい」「そうですね」だけで終わらないようにするのです。

「いつ」「どこ」「だれ」「なぜ」等も話し、相手が興味を持ちやすいようにキーワードを含ませましょう。共通点がある事を言うと更に良いです。自分の話をするのではなく、自分の話をきっかけとして、その場の会話自体が広がるように会話術として意識しましょう。

 

表情を作って印象を強くしましょう。

会話は言葉だけでなく、表情も大切です。無表情では、本当に聞いているのか不安になります。驚いた時や理解した時は目を丸くするような顔、嬉しい話や楽しい話を聞いたときは笑顔、失敗があった時は悲しい顔をする事で、会話に真剣に向き合っている事が表せます。

リアクション(反応)をしっかり行いましょう。普段から表情を柔らかくしましょう。また、顔だけでなく声にも感情が現れます。棒読みのような声のトーンにならないように、表情と声に感情を込めましょう。特に注意された時は表情や声のトーンにより反省していないのではないかと思われやすいので気をつけましょう。

 

肯定する事と質問力を磨く事がなかなか難しいかもしれませんが、会話術のポイントを身に付ければ、会話が苦ではなくなります。苦手な人の事を肯定するのは難しいですがまず受け入れなければ、相手からも受け入れられずに信頼されないでしょう。

相手の話をきちんと聞き、同調の言葉を返したり、ポジティブな言葉で返事をする癖を身につけましょう。会話には自分の癖が出るので、質問の仕方や表情や声のトーンを日々トレーニングをして癖にして会話術を磨きましょう。

天気や情報を収集し、自分の話の引き出しも増やし、相手との会話の糸口に使用しましょう。知識はあるだけではなく、使い方によりその効果が高まります。日常での会話でも会話術を実践し効果を、変化を楽しみながらトレーニングをしてみましょう。

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