勉強モチベーションを上げたいときに効果のある7つの体操

勉強モチベーションを上げたいときに効果のある7つの体操
暑い日が続いていますね。暑さに負けて勉強のモチベーションも下がりがち。宿題に追われて大変な思いをした経験のある人も多いでしょう。また、今年受験生の皆さんは周りと差をつけるためには夏場が勝負。

「部活も止めて本当は勉強に集中しなければいけないのは解っているのになかなか気持ちが乗ってこない。」そんな人はいませんか?急に運動を止めてじっと勉強ばかりして運動不足の状態になると、かえって脳の機能が低下し、記憶力、集中力が低下します。

今日はそんな人のために役立つ勉強のモチベーションを上げたい時に効果のある体操を7つ紹介します。さあ、ダラダラしている訳にはいきません!この体操で脳の活力を上げてがんばって勉強しましょう。

キョロキョロ体操をしよう

一人で下を向いてばかりだと、すっかり無表情になってしまって顔の周りが凝り固まってしまいますね。その感覚が脳の活力を邪魔しています。なかでも一番疲れが溜まっているのは目の周り。まずはそこからほぐしていきましょう。

両手の人差し指を立てます。数字の1を示す形です。両方の指を顔から50センチぐらい離して左右45度の位置に立てます。両目で左の指を5秒見たら、右の指を5秒見る。これを交互に10回繰り返します。目の周りの筋肉のストレッチになり、表情筋も刺激されるため、気分がスッキリします。

 

クルクル体操をしよう

その次に脳と関係が深いのは手の指です。勉強中、無意識だけど気がついたらペンを持つ指にものすごく力が入っていた。という人、この体操でもう一度手の指をほぐしてくださいね。両手の指を広げ、半球状にします。

柔らかいボールを両手で包むような形で親指と小指先だけくっつけて他の3本の指は少しだけ離しておきます。人差し指同士が触れないように指先をクルクル回転させます。

中指同士、薬指通しでも30秒ずつ行ってください。5本指全部やっても2分30秒しかかかりません。「絶対指が触れないように丁寧に行う」「とにかく回転速度を速く行う」という二つのやり方で試してください。

 

グーパー体操をしよう

さあ、今度はいくらか体を大きく使ってみましょう。そうはいってもモチベーションアップのためなら息が上がるほどがんばる必要はありません。両手を高く上げて思い切り指を開きます。

息を吸いながらグッと背伸びをするように伸筋を使って胸を反らします。思い切り口を開いたり笑顔にしたり、表情筋も伸ばします。続いて息を吐きながら力を抜いて両手はグーに。目を閉じ、顔は無表情に、体全体の力を緩めます。両手は上げたままです。

 

耳伸ばしをしよう

耳の周りにはリンパ節があり、筋肉活動の力を借りて働いています。これを刺激して、新陳代謝を上げるのです。a)両方の耳をの上の方を持ち、ゆっくり左右に引っ張る。

b)耳たぶを指先で軽く持ち(絹ごし豆腐を指でつまむぐらいの柔らかさ)2mmぐらいの円でクルクルまわす。二つの方法があります。a)の方法も痛みがないぐらいの軽さで行ってください。

 

大きな呼吸を意識しよう

集中力の低下の原因の一つは脳への酸素の供給不足です。机に向かって前屈みの姿勢が続くと、肺が圧迫された状態が続き、呼吸が浅くなってきます。上半身を大きく使った呼吸法です。息を吸いながら両手を左右に広げ手のひらを上に向けます。

腰から上半身を反らし、できる人は手のひらが斜め後ろに向けるぐらい外旋させるといいでしょう。息を吐きながら逆にみぞおちが引っ込むように上半身を丸め、両手は内旋させて甲を前で合わせるようにします。手首だけまわすのではなく、肩から腕全体をねじるように意識して大きく動いてください。

 

剣道の素振りをしてみよう

剣道の経験者なら解ると思います。日本刀の素振りです。これは剣道に限らず日本の武道の全てに共通する基本の動作です。はじめは素手のまま両手を軽く開いて合わせた形から初めてみましょう。スペースがあれば木刀などを是非使ってください。

ビュンビュン音がするほど振らなくてもいいんです。動きをしっかり腰で支える感覚ができてくればしめたものです。椅子に座っていても悪い姿勢がいかに効率が悪いかが自分の感覚で理解できます。

 

ゴムボールを活用しよう

机の上に軟式テニス用のゴムボールを一つ置いておくのもいいでしょう。集中したい時、もう一つひらめきが欲しい時、ググ〜っと握りつぶしてみてください。右手、左手入れ替えたり、手のひらで深く握ったり、指先だけを使ったり。ふと肩の力が抜けて新しいアイデアが浮かんだりします。

 

受験生などは少しでも勉強の時間を取るために運動を避けてしまったりしがちですが、脳と体は連動しています。体に刺激を与えることで、脳の活力も増し、集中力、記憶力が高まるということを忘れないでください。

今日取り上げた運動は勉強中にでもすぐ取り入れられるものばかりでしたが、筋トレが好きな人は勉強が終わった後、休息前に習慣として行うと脳が活性化するそうです。

また、有酸素系の運動が好きな人は10分ぐらいの軽めの運動を勉強前に取り入れるといいそうです。図書館まで歩いて行って勉強するとか、予備校帰りはバス停一つ歩くなどやってみると勉強スイッチが入りやすくなるかもしれません。

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