すぐに解決が必要な問題は何か?を見つける
さて、先ほどは実際の傷みと負の感情、「どちらを優先的に解決するべきか?」について解説しました。
ところが、「そんな悠長なこと言っていられない!」というケースもありますよね。たとえば「借金」「ローンの返済」など。
ごく小額の借金であれば、それほど苦労する問題ではないかもしれません。
しかし、「住宅ローン」などでは話は別です。日本の不動産ローンに関しては、「きわめて銀行側に有利」という条件が揃っているのです。「返済できなければ、家を差し押さえる」という方法が簡単に出来てしまいます。
さて、そのような状況下では、「家を差し押さえられる」という現実が他人事とは言えません。住宅ローンを抱えておられる方であれば、「誰にでも起き得る現実」なのです。当然、「負の感情を優先的に・・・」なんて悠長なことを言っていられないでしょう。明日にでも解決しなければいけない問題なのです。
ところが、このような状況を打開する最大の解決方法は、残念ながら「皆さんには見えない」のです。残念ですが、事実なので仕方ありません。
たとえば、住宅ローンの返済に苦しんでいる場合、家を差し押さえる権利は銀行にあります。あなたにはありません。では、返済方法の変更はどうでしょうか?
それも、残念ながらあなたには見えません。ローン返済の素人ですからね。やはり、プロである銀行こそ答えを知っています。
では、「職場でいじめを受けている」という場合はどうでしょうか?誠実な企業であれば、コンプライアンス委員会やプロジェクトチームが早急に動いてくれるはずです。しかし、「自分で何とかしろ!」と言われた場合、もはや有効な解決策はあなたには見えなくなるのです。
「じゃあ、どうすれば良いの・・・?」
と思われるでしょうが、上記のような四面楚歌の状況に陥った場合、あなたが次に取るべき行動は1つです。「負の感情で黙り込むな!」。
さて、これを次の項目で詳しく紹介していきましょう
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