自己啓発をボランティアで実践して成長する5つの方法


自己啓発の本を山のように読んでいても、実践できなければ無意味ですよね。しかし、職場でいきなり実践すると、かえって同僚や部下との足並みを崩しかねません。

自己啓発本で身につけた技術は、ボランティア活動の場で実践してみることをおすすめします。お金が出ない仕事だからと言ってボランティアは決して甘い現場ではありません。集まる人たちも様々です。

やる気はあるけど思いが先走っていたり、就活に有利だからと言って始める学生だったり、と思ったより連携が取れない、なんてことも往々にしてあります。

そういう場所こそ自己啓発のスキルを試すのにもってこいだと思いませんか?今回は、ボランティア活動の場で自己啓発のスキルを実践してあなた自身が成長する方法をお伝えします。

できる限り楽する方法を見つけよう

自己啓発において「仕事の効率化」は大切な目的のひとつですよね。つまり「いかに楽して大きな成果を生み出すか」が重要なのです。

例えば、小さな子どもたちの面倒を見るようなボランティアであれば、一人一人相手にしていたら身が持たないので、面倒みの良い年長さんがいれば、協力してもらったり、全員で遊べるゲームを取り入れて相手をする、など単純なことから試してみましょう。

子供たちは大人にはない自由な発想を見せてくれるので、大人だけの仕事場では決して思いつかないようなアイディアも思いつくかもしれませんよ。

 

自分がいちばん楽しもう

自己啓発を試そうと、いざボランティアに行くと自分が最年長であることもだんだん増えてきますよね。すると自然に監督やリーダー的なポジションに据えられることも多くなるでしょう。

職場でリーダーを経験している人であれば、自己啓発スキルを使ってテキパキと仕事を割り振れますが、ボランティアの現場ではそうはいきません。

いろんなタイプの人間が集まっているので、思うように進まないでしょう。そんなときは、自分がいちばんボランティアを楽しむことが大切です。

成功や良い結果とは、苦痛やストレスの先にあるものではありません。「いかに楽しく仕事をするか」「いかに楽しい職場にするか」という点にのみ思考を巡らせましょう。

「楽しい」を基準にしていくと、今まで思いつかないような斬新なアイディアや新しい発見があるはずです。心から仕事を楽しめるようになった時、あなたの周りにはたくさんの「仕事を楽しむ人」に囲まれているでしょう。

 

ゴールを明確にしておこう

自己啓発では当たり前のことではありますが、様々な人が集まっているようなボランティアの現場では、こうした当たり前のことも共有されないまま、とりあえず目の前の作業だけやっていることもしばしばありますよね。

そんな時こそ自己啓発スキルの出番です。同じ班やいっしょに作業している人と、作業の「ゴール地点」を決めてみましょう。

無目的で作業するよりも、どこかに向かって作業している方がやりがいやボランティアを頑張っている実感も湧くのではないでしょうか。

 

作業の範囲を指定しよう

自己啓発を活用できる人は必要以外の作業には手を出しません。思いつきで動くと、「あれもこれも」になってしまい仕事の収拾がつかなくなってしまいます。

そんな時は、作業の範囲を指定しましょう。無駄な仕事に手を出さないことで時間短縮にもつながり、なによりやるべきことが絞られるので集中して作業することができます。

範囲と合わせて、作業の一連の流れも作っておくとより効果的ですね。グループワークであれば、自己啓発スキルを試す絶好の機会です。ぜひお試しください。

 

ミスを報告した人をほめ讃えよう

どれだけ自己啓発スキルを磨いても、なかなか解決が難しいのが「部下にミスを報告させること」ですよね。ミスしたことを報告することは、「上司や責任者に怒られる」という意識が付きまとうので、改善が大変困難だと言われています。

そこで、「ミスを報告した人を全員で称賛する」というルールをボランティア現場で実践してみましょう。怒られないどころか、褒められるわけですから、ミスを隠蔽する必要もなくなるわけです。

ボランティアとは言え、仕事には失敗は付き物ですから、このような自己啓発スキルはきっと効果があるはずです。

 

自己啓発スキルは日常でも十分実践できます。しかし、ボランティアの現場という様々な人が集まる場所は、自己啓発スキルを実践する絶好の機会なのです。

上記以外にも、リーダーシップや成功哲学、情報の収集スキルなどいろんなことを試せるはずですよ。その中で成功した事例、失敗した事例を記録し、職場に持ち帰り同僚らと評価してみましょう。

再び、プランを構築、実行、確認、評価する。自己啓発は本だけでなく、繰り返しアウトプットすることで、ようやく自分の技術とすることができるのです。

そして、ボランティアという損得とは少し離れた場所だからこそ見えてくるものや、人の心の動きがありますよね。それらをしっかり自分の知識と経験に落としこむことで、さらに仕事が楽しくなってくるでしょう。

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