失恋の悲しみを自分で癒すために 世界の優しい名言を使おう

失恋の悲しみを自分で癒すために 世界の優しい名言を使おう
『失恋』この単語を見るだけで、胸の奥に複雑な感情が溢れてきますよね。私も恋人と別れた時は、心にポッカリと穴があいた気分で、涙を流す毎日でした。人によっては、失恋を経験しても明るくいられる方もいると思います。

しかし、失恋自体を完全に忘れることは難しい事です。恋の傷って、なかなか癒えませんよね。しかし、愛する人を失った悲しみは、自分で乗り越えるしかありません。

そんな辛く悲しい思いでを、いい思い出に変えられたら幸せだと思いませんか?そして、その経験を生かして新しい恋で幸福を掴めたら、もっと良いですよね。

それは、一つのきっかけによって実現可能なことなのです。今回は、そんな苦しく切ない失恋を癒やしてくれる、世界の名言を集めてみました。皆さんの一つのきっかけとなり、心の薬になれば幸いです。

「深く愛することのできる者のみが、また大きな苦痛をも味わうことが出来るのだ。」

ロシアの思想家、トルストイの言葉です。今悲しいのは、あなたが人を深く愛した証です。だれにでも出来ることではありません。そして、大きな苦痛を味わったことによって、他人の痛みも理解できる優しい心を持った人になれるのです。

一人の人を心から愛せた自分を、褒めてあげましょう。あなたの経験は、この先の生きる糧となります。決して無駄では無いのです。

 

「大丈夫、大丈夫、いつかはここを抜ける日がやってくる。」

有名な女性作家、よしもとばななさんの言葉です。辛いことは、一生続くわけではありません。その後に必ず幸せがついてくるのです。明けない夜は、ありません。出口の無いトンネルは、ありません。あがらない雨は、ありません。

枯れない涙は、ありません。物事には始まりがあるように、終わりもあります。あなたの深い悲しみにも、いつか終わりがきます。そして悲しみの先に待っているのは、最上級の幸せです。未来を信じましょう。そして、自分を信じましょう。

 

「別れの辛さに馴れることは決してありません。幾度繰り返しても、別れはつらく苦しいものです。それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。それが人間なのです。」

天台宗の尼さんである、瀬戸内寂聴さんの言葉です。別れには色々な形があります。恋愛、友情、家庭、仕事、全ての事柄で伴ってきます。それは、人が人と関わっていく上で逃れられない事実なのです。

そして、人は一人では生きていけません。だからこそ出会いがあり、別れがあるのです。寂聴さんの言葉は、それを上手く言葉で伝えていますね。あなたが大切な人を失い、とても深い悲しみに包まれているのでしたら、この言葉を胸にそっとしまっておいてください。いつかあなたの心の支えとなるでしょう。

 

「愛することによって失うものは何もない。しかし、愛することを怖がっていたら、何も得られない。」

アメリカの心理学者、バーバラ・デ・アンジェリスさんの言葉です。恋をして得るものは、数えきれないほどあります。それが全て幸福なものとは断言できません。しかし、自分にとって大切つな経験だということは確かですね。

一度辛い失恋を経験すると、人を愛することに抵抗を覚える方もいると思います。しかし、アンジェリスさんが言っているように、愛することを怖がっていても、恋から生まれる幸福を手にすることは出来ないのです。

人を愛するということは、とても素敵なことです。失恋を経験したからこそ、得られたものもあると思います。その経験を乗り越えたからこそ、得られる幸せもあるのですよ。

もし、次の恋へ進むのに抵抗があるのならば、少しだけ勇気を出してみましょう。あなただからこそ得られる、世界でただ一つの愛があるかもしれませんよ。

 

「忘れること、それが最上の治療法であり、恋人との愛をつなぐエチケットです。」

日本の作家、宇野千代さんの言葉です。宇野千代さんは元祖肉食系女子とも呼ばれる、かなり多くの恋をしてきたといいます。実際、4度の結婚をして恋に生きた人生と言ってもよいでしょう。

そんな宇野千代さんが言ったこの言葉は、色々な経験をしてきた宇野さんだから言えることなのかもしれませんね。どれだけ辛く悲しい出来事を経験しても、最後は前を向いて歩きださなければいけません。

新たな一歩を踏み出し、辛い感情を消す方法、それが忘れることなのだと改めて思い知らされますね。嫌な事ほどなかなか忘れられない時はあると思います。大切な人との間に起こったことほど、心に残りますよね。そんなときも、きれいさっぱり忘れる。これも、一つの愛情表現かもしれませんね。

 

「忘れないで、いつも身をかがめていたら、何も拾い上げられないんだよ」

英国の俳優、チャールズ・チャップリンの言葉です。彼は世界の三大喜劇王と呼ばれています。悲しみに心を飲まれたままでは、新しい幸せを掴むことは出来ません。自分の気持ちに一つの区切りをつけて、前を向きましょう。あなたの人生は、あなたの手で切り開いていくのです。

 

「これだけは覚えておきなさい。何もかも失ったと思える瞬間でさえ、あなたの未来は残っているということを。」

アメリカの作家、ボブ・ガダートの言葉です。失恋は、とても辛いものです。時には私生活に支障をきたす事だってあります。しかし、言ってしまえばたかが恋です。恋が失われても、命は失われてません。

生きている限り、いつだって未来はあなたに微笑みかけているのです。この言葉で、失恋当時の私はハッとしました。自分の人生は、他人の選択によって決められているのではない、自分の選択によってここまで来れたのだと!未来は自分で作り、自分で歩んでいきます。

そしてその積み重ねが、豊かな人生となるのです。貴方には、まだまだたくさんのチャンスがあります。

 

失恋を経験したことによって、得られるものは沢山あるんだよ。と気づかせてくれる言葉が多かったと思います。冒頭でも言ったように、自分の経験は一つのきっかけによって、大きな幸福に変えることができます。

今回の名言の中で、座右の銘と言えるものがあると良いですね。人生は山あり谷あり。しかし、見方を変えればとても充実した人生です。そしてそれは、誰にも真似できない貴方だけの人生なのです。

最後に、辛く悲しいことがあったら、いつでもこの名言たちを思い出してください。きっと人生を大きく変えてくれることでしょう。あなたの未来が、とても輝かしくあたたかいものでありますように。

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  1. 💔 より:

    今日失恋しました。長年の片思いを、ついに告白し分かってはいたけれど
    見事玉砕しました。覚悟はしていたけれど、つらくて、体調を崩してしまい・・
    ここのサイトを読んで、心が少し軽くなりました。
    特に吉本ばななさんの言葉、シンプルですが、真実ですよね。

    今は涙が止まりません。でも、もしかしたらとなりの人も、こんなつらい経験を乗り越えた
    人なのかも?と思ったり、優しくなれた気がしないでもない。

    素敵な叡智をありがとうございます!!

  2. ひとみ より:

    試練や辛いことばかりで、それでも、向き合って、それで、なにもそのあとについてこなかったら…どうしたらいいですか?

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