人間の心理や行動、仕草から相手を理解する9つのポイント


その人がどういう人なのかを知りたいけれど、なかなか理解が出来ないということはあると思います。表面的には自分の思っていることをあまり出さないということもあるでしょう。もっとその人の内面を知りたいと思いながらも、その術が見つからないでいることもあります。

実際に会話をしていても、話していることと考えていることが同じなのかということも気になります。憶測でしか相手を判断することが出来ないということに、もどかしさを感じる場合もあるでしょう。

もっとその人と親しくなりたい、どういう人か知りたいという時に、相手の心理や行動、そして仕草から相手を理解するという方法があります。そのコツをつかんでおけば、もっと相手のことを知ることが出来るでしょう。

 

人間の心理や行動、仕草から相手を理解する9つのポイント

 

誰にでも優しくする人には、優しさを受け取っておきましょう

人に対して好き嫌いを持っていたとしても、争いごとを好まないタイプの可能性が高いです。目立ったことをすることによって、それが何か問題になることが怖いので、穏やかにしていることが多いですが、本当は臆病な気持ちがあるのです。

人に優しくすることによって、自分に返ってくるという気持ちを持っているタイプと、持っていないタイプがあります。心理としては見返りを期待しない優しさを理想としている場合が多いでしょう。

 

人が嫌がることを引き受けて、行動しない人は信用しない方がいいでしょう

一見いい人そうに見えますが、その行動を通して自分のことを、いい人だと思われたいという願望があることが多いです。人が嫌がっていることを引き受ける自分というものに対して、素晴らしいと感じることもあるかもしれません。

確かに素晴らしいことなのですが、本当にそれを行動に移せば問題はありません。でも引き受けておいて結果としてやらないのか、出来ないのかそれは事柄によるでしょう。

でも出来ないかもしれないことを引き受けるという点から、お調子者というようなところもあるかもしれませんので、こういうタイプの場合はあまり信用が出来ないでしょう。

 

口数が少なくて何を考えているのか分からない人には、話題を考えましょう

人間は自分の思っていることを上手に伝えられる人と、いわゆる口下手なタイプとに分かれるところがあります。男女の違いということもあると思います。でも男性でも口数が多く、話すのが得意な人もいます。

相手が口数が少ないことにより、もしかして嫌われているのかもしれないと思ってしまうかもしれませんが、心理としては何を話していいのか分からないということがあるかもしれません。

口数が少ないからと言って嫌われているというように判断をせずに、その人が気に入りそうな話題を作ってみるように心がけると良いでしょう。それによって打ち解けられる可能性もあります。

 

こちらの洋服や持ち物などに敏感すぎる人には、センスを褒めましょう

本来は自分のセンスに自信が無い人が多いです。自分のセンスに自信が無いため、相手のセンスが気になり、出来ればそれを真似しようという気持ちになっているのです。誰かが褒めてあげること必要かもしれません。

褒めてあげることによって、自分に自信や安心感を持って、人の洋服や持ち物に対して興味は持ったとしても、自分というものをちゃんと持つことが出来るでしょう。

 

目の前で溜息ばかりつく人には、どうしたの?と言ってあげましょう

何か聞いてほしいことがあるというケースが多いです。どうしたの?と言ってほしいのでそのような行動に出るのだと思います。心理としては、自分からは話す気持ちになれない、そのようなパワーが無い、溜息をついているのだから気が付いてほしいというような状態です。

それに対してこちらに余裕があるのならば、どうしたの?と聞いてあげてもいいかもしれません。喜んで話を始める可能性が高いです。でもこういうタイプの人は人の話を聞かないタイプが多いです。

自分の話を聞いてほしくて、しかも否定されるようなことを言われるとカッとなる短気な面があるでしょう。

 

意味も分からず泣きだす人には、泣かせてあげるといいでしょう

話をしていて、急に泣き出すということをされると驚いてしまいますが、泣いた方としてはすっきりしていることが多いです。人間の心理において、泣くことによって心が浄化されるということがあるのです。

泣けるタイミングを探していたということもあるかもしれませんので、こちらが何か言ったからかもしれないと気にする必要はありません。職場などで泣かれると迷惑になりますので止めざるを得ないですが、本来は、泣かないでと止めることはありません。

泣かせておいてあげたらいいのです。

 

こちらを否定ばかりする人には否定させつつこちらの言い分も伝えましょう

人間の心理として自分は正しいということを認めさせたいという思いがあると思いますが、実は正しくないということも多いです。否定することにより、自分の方が優位に立っていると思いたいのです。

そういう人にはひとまず否定をさせておいたら良いと思います。それで相手の気が済むのならそうしてあげれば良いでしょう。でも仕事に関してはそうもいかない場合があります。

そういう場合には、一度相手の言い分を受けとめてから、こちらの言い分を穏やかに伝えましょう。

 

自分や家族の自慢話が多い人には、こちらの悩みを相談してみましょう

実際に幸せなのかもしれませんが、逆の場合もあります。つまりは幸せではない分、理想としての話をしているのに過ぎないのです。自慢をすることによりうらやましがられ、それによって満足をしているけれど、心は寂しいという人間が多いはずです。

本当は悩みがある場合に、自慢話をして紛らわせているというような心理だと思われます。そういった行動を見た時には、とりあえずは笑顔で聞いてあげましょう。

そしてその人の力になりたいという気持ちがある場合は、こちらの悩み事を伝えてみましょう。案外簡単に悩みを打ち明けてくるかもしれません。

 

大声でよく怒鳴る人には、優しく接してあげましょう

短気な人は寂しがりな人が多いです。自分の意見や気持ちを伝えることがうまく出来なくて、結果として怒鳴ってしまう不器用なタイプが多いのです。大声で相手を威嚇しているということもありますが、本当は気持ちの弱い人間です。

気持ちが弱いからせめて声だけでも張り上げていないと自分を保てないのです。ひとまずは相手を理解してあげる姿勢を持ちましょう。そうすることで、この人は味方だと感じて、なつくようになって来ます。

もしも上司など年上や目上の相手だとしたら、急に親しくしてくるでしょう。本来はとても単純な性格をしていることが多いです。

 

相手がなぜこのようなことを言うのか、その心理はどうなっているのか気になることは多いでしょう。仕草や行動を見ていても理解に苦しむこともあると思います。でもまずは相手を理解しようとする姿勢を相手に見せるようにしましょう。

そうすることで、相手はあなたのことを味方だと感じて、心を許してくるようになります。自分自身が弱いからこそ心をガードしていることが多いので、そのガードを少しでも緩めてもらうように、優しく穏やかに、でもこちらの気持ちも伝えて、存在を認めてもらうことも忘れないようにしましょう。

相手の言いなりになったり、相手のペースにばかり合わせるようなことをすることで返って相手が成長出来ないということがありますので、相手のためにも、こちらの存在や気持ちも理解してもらうような態度や物の言い方をするようにしましょう。

まとめ

人間の心理や行動、仕草から相手を理解するポイント

・誰にでも優しくする人には、優しさを受け取っておきましょう
・人が嫌がることを引き受けて、行動しない人は信用しない方がいいでしょう
・口数が少なくて何を考えているのか分からない人には、話題を考えましょう
・こちらの洋服や持ち物などに敏感すぎる人には、センスを褒めましょう
・目の前で溜息ばかりつく人には、どうしたの?と言ってあげましょう
・意味も分からず泣きだす人には、泣かせてあげるといいでしょう
・こちらを否定ばかりする人には否定させつつこちらの言い分も伝えましょう
・自分や家族の自慢話が多い人には、こちらの悩みを相談してみましょう
・大声でよく怒鳴る人には、優しく接してあげましょう

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