使えない部下がいて仕事行きたくない時の解決策とは?

使えない部下がいて仕事行きたくない時の解決策とは?
仕事行きたくないと思ってしまう理由は色々ありますよね。サラリーマンとして働き出した以上、部下ができるって嬉しいことですよね。ところが、その部下が全然使えないとなると話が別。場合によっては、仕事行きたくないと思いつめてしまうようになります。

使えない部下というのは、点数で言うと0点以下の存在、10点でも20点でも、プラスなら放っておけばすむものの、マイナスとなると失敗されるのが怖くて放っておくわけにもいきません。真面目な人なら、一気に仕事行きたくないと悲嘆にくれてしまうものです。

とはいえ、使えない部下を回されたからと言って、逃げ回るわけにもいきません。社会人であるからには、与えられた環境で仕事をするしかないのです。ということで今回は、職場に使えない部下がいて仕事行きたくないときの解決策についてお伝えします!

部下の存在を忘れてしまう!

どうしても使えない部下がいて仕事行きたくないと思えるときは、一度その存在を忘れてしまうことです。といっても、勿論、無視するといったことではありません。部下の存在に頼らず、彼、あるいは彼女がいなくても大丈夫な体制を作ってしまうということです。

使えない部下の存在にイライラして仕事行きたくないとまで思いつめてしまうのは、部下の成長を期待しているからです。クチでは期待してないよ、と言っている人でも、心のどこかで成長を待っているものです。そして、その期待を裏切られるたびに、落胆が生じ、段々と対応がいやになってきてしまいます。

こういうときに大切なのは、気持ちの切り替えです。期待するから裏切られるのであって、最初から存在感を小さくしてしまえば、落胆することもありません。つまり、使えない部下を付加的なものとして位置づけてしまうと、気持ちが楽になれるのです。

部下はいないものと思って、前向きに気持ちを切り替えましょう。部下の存在を忘れてしまうというと、何だか酷いことのようですが、そんなことはありません。むしろ、期待されないことで、部下にとっても気楽に再出発することができます。期待せずに、自由にさせてあげるのは、上司、部下、お互いにとってメリットがあるのです。

 

出来ない部下に教育係りをつける!

使えない部下の存在が重荷で仕事行きたくないと思いつめてしまうようなときは、出来ない部下を誰かに預けてしまうのも一考です。使えない部下の存在に嫌気が差してしまうのは、自分が育てなければ、という責任感にさいなまれているからです。

したがって、この義務感を他のスタッフと分け合うことができれば、そこからくる負担も軽減できるということです。そのためにお勧めなのが、出来ない部下のために教育係をつけることです。教育係は部下と年齢や立場の近い同僚や先輩社員などから、相性を考えて選びます。

上司と部下の間柄もそうですが、何事にも相性というものがあります。能力的に問題のあるできない部下だからこそ、教育係選びは慎重に。

出来ない部下に教育係をつけるのは、部下、教育係となるスタッフ、そして上司である貴方の三者それぞれにとって有益です。まず、間に教育係りというクッションをおくことで、上司である貴方の気持ちが楽になります。

一方、出来ない部下にとっても、先輩の始動は有難いものです。直接の上司である貴方に色々言われていたときはすんなり頭に入らなかったことが、同じ立場からのアドバイスを得れば違う目線で仕事に取り組めるからです。

また、教育係となる同僚スタッフにとっても、教えることで自分自身のスキルを確認していくことができます。教えることは、自分にとっても勉強になるのです。行き詰まって仕事行きたくないときは、遠慮なく、部下の助けを借りましょう!

 

長い目でみる!

いったん部下の手を借りて出来ない部下の教育を任せたら、気持ちも落ち着き、使えない部下に対しても冷静に対処を考えられるようになっているはずです。仕事行きたくないというネガティブな考え方も収まってくる頃でしょう。

ここまできたら、次は部全体の将来について考えていきましょう。使えない部下に対して自分ができることは何なのか?それはやはり、将来的に使える部下に育てることですよね。結局、部下との関係というのは、長い目で見るしかないのです。

人は決して急には育ちません。飲み込みの良い人材もいれば、なかなか育ってくれない、いつまでたっても使えない部下もやはりいるのです。長い目で見ると、すぐに仕事ができて、役に立ってくれた部下に限って、さっさと会社を辞めていったりするものです。

最近は一つの会社に留まっている時代ではないので、ヘッドハンティングされたり、結婚退職したり、起業するために退職したりといった形で会社を後にしていく社員も少なくありません。

一方で、使えないと思っていた社員が、苦労して一人前に育ったとき、重要なポジションを担ってくれるかもしれないのです。人には人それぞれの成長曲線というものがあります。

使えないやつだなぁ、と思ったとしても、すぐに見切りをつけるのではなく、重くなったときには少し距離をとる、関係が難しいときは教育係りをつけるなどの工夫をして乗り切りましょう。その点に気がつけば、仕事行きたくないというマイナス思考からも解放されますよ!

 

あまりにも使えない部下がいると、本当に仕事行きたくないものですよね。でも、ここで焦ってはいけません。仕事行きたくない気持ちを抑えて部下を上手に扱うには、まず、出来ない部下との間に距離をとりましょう。

彼、あるいは彼女の存在を忘れて、中途半端に仕事に期待しないようにします。部下に対して全く期待しないというのは難しいことですが、出来る範囲の仕事だけを与えて、それ以上は一切求めない。割り切ることで前向きに気持ちを切り替えます。

さらに、自分と部下との間にクッションをおくため、スタッフの中から教育係をつけます。緩衝材をおくことで使えない部下の存在を客観的にみることができるようになれば、部下だけではなく、部全体の将来を長期的に捉えることが出来るようになります。焦らず、ステップバイステップで部下育てにチャレンジしてください!

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