明日仕事に行きたくない。怒られた上司と上手く関わる方法

明日仕事に行きたくない。怒られた上司と上手く関わる方法
「あー、明日仕事に行きたくない!」こんな言葉が頭の中を駆け巡るとき、社会人なら誰にでもあるものです。特につらいのが、上司にガンガン怒られた日。家に帰っても怒鳴る上司の顔がちらついて食欲もわかず、家族の声も上の空。

明日またあの顔を見ないといけないのかと思うと、ぞっとして、思わず「あー、明日仕事に行きたくない!」と叫んでしまいそうになります。だけど、小学生じゃあるまいし、社会人たるもの、上司に怒られたからと言って仕事をサボるワケにも行きません。

ここが大人のつらいところです。ということで今回は、「明日仕事に行きたくないなあ」とお悩みの社会人の皆様に、怒られた上司と上手く関わる方法についてお伝えします。

上司の言葉をしっかり思い出して!

怒られた上司と上手く関われるようになるには、叱責された事情をしっかりと理解することが第一です。仕事に行きたくないと思いつめているときは、その原因である叱責の言葉なんて思い出したくもないものですよね。

怒られれた直後は、ちょっとでも上司の言葉が頭をかすめただけで、眉根に皺がよってしまいそうになります。家に帰ってからも、思い出さないように、お酒を飲んだり、音楽を聴いたり、とにかく憂さ晴らしをするものではないでしょうか?でも、それでは問題の解決にはなりません。

二度と怒られないようにするには、怒られた理由を正確に把握しておかねばならないのです。仕事に行きたくないという思いに苦しめられているときこそ、叱られた経緯と理由を理解することから始めましょう。

怒られているときというのは、怒られているという事実に当惑して、何を言われているかしっかりと理解していないものなんです。冷静になってから、上司は何を怒っていたのか、本当は何を言いたかったのか、何を自分に伝えたかったのかといった点を見直してみてください。

言葉の上っ面だけではなく、その上司とはこれまでどんな関係だったのか、彼あるいは彼女は叱責によって何を伝えたかったのかまで考えてみると、上司の人となりも見えてくるはずです。いつまでも「仕事に行きたくない」と頭を抱えていても始まりません。まずは、怒られたときの上司の言葉と様子を細かく思い出して、上司を理解することから始めましょう。

 

叱られた理由を考えてみて!

「仕事に行きたくない」という思いを振り切って上司の言葉を思い出したら、どうして自分が叱られたかを考え直してみましょう。勿論、仕事の失敗や書類の作成ミス、口の利き方など、直接の叱責理由は様々でしょう。

思い出したくないことかもしれませんが、繰り返さないためには、細部まで思い出して頭の中で復唱してみます。ここで大切なのは、叱責された直接の理由だけではなく、普段の勤務姿勢なども見直してみることです。

あなたを叱責した上司は、普段からあなたの勤務態度に不満があったのかもしれません。自分の行動を見直して、不備がなかったか考えてみてください。挨拶ができているか、しっかり返事ができているか、失敗したときに変な良いわけをしていないかといった、ごく当たり前のことについても見直しましょう。

また、叱られているときの態度も思い出してみてください。同じ様な失敗をしても、間違いを認めてきちんと謝罪できる人はあまり叱られないものです。誤魔化そうとしたりすると、事態は悪化します。上司が叱責の中でそうした点にも触れていたのなら、この機会に反省しましょう。

上司が自分に求めていることを理解できれば、二度と叱られることはありません。仕事に行きたくない気持ちに覆われているときは、考えが堂々巡りをしてしまいがちです。こういうときは、具体的に物事を考えることで打破していくことができますので、つらいステップから逃げないで下さい。

 

怒られた上司から逃げない!

怒られたからといって、顔を合わせるのを避けたり、こそこそと顔を背けたりするのは逆効果です。仕事に行きたくないからと仮病を使ってサボるなんていうのはもってのほか。それでは問題を先送りにしているだけです。上司の言葉を反芻し、どうして叱られたのかを理解したら、翌朝一番で、自分から当の上司にぶつかってみましょう

俯いたりせず、顔をあげて、「おはようございます!」としっかり元気な声で挨拶するのが最初の一歩です。前日の叱責を真摯に受け止め、プラスに考えていることを伝えられるよう、顔を合わせたら、自分から率先して声をかけてください。それだけで、上司の見方も変わってきます。

そのあとは、上司の反応を見て進めましょう。上司がしっかり顔を見返してくれるようなら、「昨日は申し訳ありませんでした」と付け加えます。さらに様子を見ながら、「昨日、色々考えました」と付け加えても構いませんが、上司のほうから「もう良いから。その話は止そう」といわれたら、すっと引きましょう。

くどくどと謝る必要はありません。大事なのは、最初の一声です。相手がコワモテの上司だったりすると、この一声がなかなか出ないものですが、逆に、この一声さえだしてしまうと、後は比較的スムーズに言葉が出てきます。朝上司に会うまでに頭の中でシュミレーションしておくと良いでしょう。

 

上司に怒られて仕事に行きたくないとき、まずは頑張って叱責の言葉を思い出してみましょう。怒られた理由を正確に把握するためには、上司は何を言いたかったのか、何を伝えたかったのかといったことを、できるだけ正確に理解するよう努めます。

上司との関係性などを見直すと、上司を理解することができるようになります。さらに、上司の言葉から、どうして自分が叱られたのかをしっかり分析しておきましょう。そうして、叱られた事情をきっちり頭で理解したら、翌日一番で上司に声をかけるようにしましょう。

上司の目を見てしっかりとした声で挨拶するのが肝心です。そして、上司の出方を見ながら、必要とあれば再度きっちり謝罪しましょう。俯いたりせず、潔い態度で接するのが大事ですよ。嫌なことがあって仕事に行きたくないときこそ、自分を成長させるチャンスだと思いましょう!

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