社会人ともなると人生の半分は仕事に費やしていると言っても良いでしょう。つまりやりたい仕事に就いていたら、人生も楽しくなるという事ですよね。やり甲斐がある、つまづいても頑張れる、そんな仕事に就けたら幸せなことです。
しかし今現在の仕事が面白くないと感じたり、かといって何がしたいかも分からないという方は多いのではないでしょうか。やりたい仕事なんて簡単に見つからないと思ってしまう気持ちも分かります。
しかし先ほども言いましたように、やりたい仕事が見つけられたら人生は変わり楽しくなるのです。そのためには仕事に対する姿勢や、人としての考え方を変えることも大切と言えるでしょう。
そこで今回は、やりたい仕事を見つけて人生を楽しく過ごせるように変えるためのコツをお伝えします。
自分の興味が何なのかを知る
まず最初にお伝えしますのは、まずは自分の興味はどこにあるのかを考えることです。仕事という概念をまずは無くして、何をしているときが楽しいのか、どんなことが好きなのかを考えてみましょう。
やりたい仕事と言ってしまうと、結局は仕事であり「辛いもの」という先入観があります。そう考えてしまえばやりたいことが見つかるわけがないですよね。
例えば人と喋ってる時が楽しいなら営業職やサービス業が出てきます。テレビゲームが好きならば、ゲームを作る会社などもありますよね。このようにまずは自分の好きなことを改めて知ることで、やりたい仕事に出会えることになるのです。
とりあえず気になった仕事をしてみる
仕事と言うのは何事もやってみなければわかりません。表だけ見て判断できるほど仕事は簡単なものではないと言えるでしょう。やってみたら実は自分に合っていたなんてことはよくある話です。
少しでも気になる仕事を見つけたら、まずはやってみることです。経験しないと中身は分からないものなので、とにかく自分の目でその世界を見てみましょう。中身が分かってくると楽しくなってくるものです。
やりたい仕事は簡単に見つけられるものではないと知る
今働いている社会人の皆さんの中で、最初からこの仕事がやりたかったと思ってやっている方はどれだけいるでしょうか。おそらく一部の方だけでしょう。つまり大体の方はやっているうちに遣り甲斐を覚えていったのです。
それは違う角度から見れば、やりたい仕事が最初からあった人はそんなにいないということなのです。人は若いうちからやりたいことを見つけなさいと昔から言われていますが、その強迫観念がプレッシャーになっているのです。
やりたい仕事なんてそもそもすぐに見つかるものではないと知りましょう。そんなに自分を追い込めないで、もっと軽く考えればよいのです。
友人に自分の長所を聞いてみる
仕事は自分の長所が活かせれば、自然と業務が上手くいきやり甲斐も出てくるでしょう。そこで友人らに自分の長所を聞いてみるのです。そこから自分に合った仕事が見つかるかもしれません。
誰にでも優しくできるのであれば、看護師などの仕事があります。料理が上手と言われたら料理人も良いでしょう。長所に合った仕事は一つ二つは必ずありますし、誰しもが長所の一つや二つは必ず持っているのです。
過去の失敗を思い出してみる
やりたい仕事を見つけるために、過去の仕事の失敗を思いだすことも一つのやり方です。なぜかと言いますと、仕事で失敗した経験があると、その職種は自分には向いていないと考えてしまいますよね。
しかしそれは単なる思い込みであり、向いていないと判断するのは勿体ないことなのです。その失敗を糧にできれば、次は同じ失敗をしませんよね。
興味があるのにちょっとの失敗で自分に向いてないと判断したのかもしれません。失敗の経験を思いだし「もっとこうしていれば良かった」と反省できるのであれば、またその職に就けば事が上手く運べるのではないでしょうか。
様々な仕事の良い面を見るようにする
やりたい仕事が見つからないという人の考え方に、様々な仕事の大変な部分を見てしまうという事があります。この仕事はあれが大変、この仕事はここがちょっと…と考えていては一生やりたい仕事など見つけられないでしょう。
仕事は皆大変な部分がありますが、良い部分もあるのです。その良い部分をピックアップして見ることができれば、色んな仕事に興味を持つことができてやりたい仕事を見つけることができるでしょう。
尊敬できる人の話を聞く
最後に、自分が尊敬できる人の話を聞くこともやりたい仕事を見つけることに繋がります。それはその尊敬する人の仕事と同じことをしようというわけではありません。仕事に対しての考え方が変わるのです。
やりたいことが見つからない人は、今の自分自身の成長も自分で止めているのです。言われたことだけやっている状態ではないでしょうか。そのような状態であれば誰もやりたい仕事を見つけることはできません。
あなたが尊敬する人はおそらく仕事ができる人でしょう。仕事ができるということは、言われたこと以上の結果を出す人のことです。それには自分で今の限界を決めてしまってはいけません。
色んなことに挑戦してきたはずですので、そのような仕事の仕方を聞くことで、あなたも仕事に対して前向きになれますよね。その姿勢がやりたい仕事を見つける活力になるのです。
やりたい仕事を見つけるという事は、今までの考え方を変えるということになります。ただ自分が今何を仕事にしたいのかと考えていても、すぐに見つかるものではありません。
ですので、無理に今決めるようなことはしなくてもよいのです。やりたい仕事は、やっているうちに好きになっていくものなので、自分にプレッシャーをかけずに気になったことに挑戦していきましょう。
まずは動くことも大事なことです。頭の中で考えていても仕事の中身は分かりませんし、やってみることで今までの自分にはなかった概念が入ってくることもあります。ひょんなことからその世界に入ってしまったら、一生の仕事になったなんて話もよく聞きますよね。
やりたい仕事を見つければ、人生は楽しくなります。そのためには仕事や自分自身に対する考え方を考え直してみましょう。
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