射幸心という言葉をご存じですか?射幸心とは簡単に言うと、「まぐれ当たりによる利益を願う気持ち」のことです。数多く存在するギャンブルで、友人が偶然にも大当たりした。私もそんな億万長者になりたい!という気持ちに近いですね。そのような夢を持つことは決して悪いことではありませんが、この射幸心を煽られてしまうと、出費のどん底に沈んでしまう可能性があります。今回は、そんな射幸心を煽られない強い心を持つ為の5つのステップを紹介します。
射幸心に煽られない強い心を持つ為の5つのステップ
STEP1:大金を持ち歩かない
人は余裕のあるお金を持ち歩いていると、それを使ってしまっても大丈夫と行動を起こしてしまいます。そんな時、目の前に儲け話が転がっていたとしましょう。それが嘘かどうかもわかりませんが、余裕があると少し出してしまいたいという欲求に駆られてしまうのです。お金を全く持ち歩かないことが最善ですが、それだと困ってしまうことも多いと思いますので、自分が普段から使うお金以上のものはできるだけ持ち歩かないようにすると良いでしょう。無駄遣いも削減できる為一石二鳥です。カードで支払いをしてしまう場合は、普段カードで使わない口座などに移し変えておくなど対策をとると良いでしょう。
STEP2:デメリットを考える
デメリットを考えることは、射幸心を煽られない意思を持つことに非常に有効です。射幸心は主に利益を願う気持ちですので、得だった場合を常に考えて行動してしまいます。デメリットを考えることで、抑止力が働き、我慢することができるようになるというものです。ギャンブルでは基本的に負けた時の損が大きいということがデメリットとして挙げられます。上手く儲けられるという話には常に失敗したときの出費が大きいものなのです。お金に余裕がなくなったら。社会的に信用を失ってしまったら。会社をクビになってしまうかも。さまざまなことに関連付けてデメリットを考えてみてください。他人の失敗してしまった例などを探してみると沢山のように出てきます。それを見て射幸心を煽る誘惑に負けない意志を持てるようしましょう。
STEP3:考え方を変える
射幸心は、もしかしたら勝てるかもしれないなどと上手いことを考えて発生してしまいます。その考え方を変えることで射幸心に対抗する術となります。例えば、自身の趣味を引き合いに出し、ここで出費するくらいなら、趣味に使ってみようかなと考えてみたり、成功するかわからない出費よりも、今日はおいしいご飯でも食べておなか一杯にしようなど、気持ちを射幸心から別のものへと転化していきます。考え方を変えるということはなかなか難しく、初めのうちはうまくいかないかも知れませんが、気が付いたら常に別のことを考えるように意識するようにすると気持ちをうまく変化できるようになります。射幸心に対抗する心を持つために常日頃から意識するようにしてみましょう。
STEP4:趣味を持つ
趣味に熱中することで、射幸心を煽られることから意識を逸らします。身体を動かすことが好きな人はスポーツ等を。室内で過ごすことが好きな人は読書等室内で出来るものを、また出かけることが好きな人は観光地めぐりなど、射幸心を煽られることの無い趣味は沢山存在しています。そういった趣味を見つける事で、負ける可能性があるものにつぎ込むならば趣味に使ったほうがいいと考えられるようにしましょう。自信を成長させるような資格取得などが出来る趣味であれば、出費も無駄になることはほとんどありません。自分への先行投資と考えて、色々な趣味に挑戦してみてください。
STEP5:金額や時間を決める
どうしても射幸心に対抗できなかった場合は、完全に屈服してしまわずに限界を決めましょう。ちょっとだけやろう。少しだけ。といったようにあまり具体的ではないものではなく、1000円だけ使おうだとか、先月は3回やってしまったから今月は1回にしておこうなど、制限を付けるようにします。一見射幸心に負けているように見えるかもしれませんが、制限を付け、それを必ず守ることで射幸心に煽られることのない強い意志に一歩近づいていることになるのです。更にこれを継続して、量を減らすことで最終的には耐性がつき、まったく射幸心に煽られなくなるという状況を作りだすこともできます。最終手段ではありますが、これも意識して実行するようにしましょう。
如何でしたかか?
これらのステップを踏むことで、いつ射幸心を煽られてしまっても、Noと言える強い心を手に入れることが出来ます。近年は射幸心を煽るコンテンツが増え、その誘惑から逃れる強い心を持つ必要が増えてきました。挑戦してみたい。やってみたい。もしかしたら……。そう考えた時は、今回紹介したステップを一つでも思い出して、射幸心を煽るコンテンツに負けない強い心を取り戻してほしいと思います。
まとめ
射幸心に煽られない強い心を持つ為の5つのステップ
1:大金を持ち歩かない
2:デメリットを考える
3:考え方を変える
4:趣味を持つ
5:金額や時間を決める
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