人生をやり直したい人が考える、7つのダメな心理とは

人生をやり直したい人が考える7つのダメな心理とは
公私ともにいろいろとがんばっているのに、なぜか空回り。なんだか悪いことが重なって、気がつくと身動きが取れなくなっていたり、大切な人を怒らせたり悲しませたり・・・。にっちもさっちもいかなくなって「ああ、人生やり直したいな。」「人生やり直せたらいいのにな」とタメ息混じりに思うことってありますよね。

たまたまうまくいかなくてそう思っているだけかもしれませんし、自分の自己認識と他の人のあなたに対する認識にズレがあるために、この状況を引き起こしているのかもしれません。もしあなたが長期的な視野と行動計画を持てず、その場しのぎの場当たり的な行動をとっているとしたら、「ダメな大人」になってしまっている可能性があります。「ダメな大人」が引き起こす7つのダメな心理をチェックしてみましょう。

他人は自分とは異なる意見や趣味を持つということを理解していない

他人は自分とは異なる意見を持つということが理解できないのは自己中心性。人はみんな考えが異なり、結局人は理解し合えないのだから自分のことだけ考えていればいいというのは、自己正当化です。

人は一人一人感じ方や考え方の違いがあることを前提にまず相手の言い分を聞いてみて、一つ一つ共通認識を取り出して理解・了解を積み重ねて行くのが大人です。また、常に自分や他人の認識に誤解や勘違いが起こっていないか、検討しながら対話することも大切でしょう。

 

他人の意見を聞かないで自分の考えを押しつける

人は育ってきた環境も違えば、得手不得手も違うのでたどってきた人生も違います。自分にとっては簡単にできてしまう事でも他の人には難しい事、あるいはその逆の事も多いのです。

そして、人は生まれてこの方世の中を見てきた自分の見方を、ついつい他の人に当てはめて、他の人もそのように世の中を解釈していると思いがちです。これが勘違いや誤解の元となり、やり直せないミゾをお互いの間に作ってしまう事があります。

様々な角度からの情報を比較検討して判断するようにし、独断を避けましょう。

 

自分の発言や行動の責任を取らないで逃げたり他人に責任を押しつける

その場にいる相手の機嫌をとろうとしたり、相手にいいところを見せたいと思って、いろいろな約束や仕事の依頼を気安く受けてしまったことはありませんか?なんとかその場はしのげても、いざ約束や仕事の依頼が果たせない場合の対処の仕方が肝心です。

いざという時に責任放棄して逃げ出したり人のせいにして保身に走れば、あなたの信用や人生を棒に振ることにもなりかねません。人に対してした約束は、期日と内容をしっかりその場で把握し、誠意をもって対処しましょう。

 

説明責任がある立場にいながら相手に分かるように明確な説明をしない

自分としては相手に理解できるように説明したつもりでも、あなたの意図や指示は的確に伝わっていない可能性があります。気心の知れた友人であれば後から気軽にフォローができますが、会社の上司や取引先のお客様など、きちんとした報告や説明が必須の場合があります。

いざという時に失敗してやり直せない事態を避けるために、普段から要点をしっかり押さえた明確な説明ができるようにトレーニングしておきましょう。

 

自分は何もしないで一方的な奉仕や献身を要求する

人間関係は、お互いの立場や気持ちを気遣ってこそ良好に保てます。あなたから相手に対して一方的に配慮や用件を要求してばかりだと、当然相手はあなたに積極的にかかわりたいと思わなくなってしまいます。

大切なことは、自分が相手に対して「してやっている」と思えることではなくて、相手が自分に対して「してもらっている」と実感できるかどうかということです。

 

自分の頭で考えた自分の言葉で語ることができない

人は他人の考えや行動をまねたり取り入れたりしながら、自分の考えや行動を作っていきます。でもそのままだと、他人の言葉や行動・人生のコピー、受け売りでしかありません。あなた自身の体験の裏付けのない言葉や行動では、相手の心に届かないのです。

自分はいい事を言っているつもりでも、中身の無い言葉を発しているだけだと、他人とのコミュニケーションは成立した事になりません。他の人の良い話など参考にしたい事は、自分ならどのように行動するのか考え、実行してみてから語るようにしてみましょう。

 

長期的な目的意識や理想を持てない

「毎日やることが多すぎて先の事まで考えられない!」とう思いはとてもよくわかります。1年後や3年後、10年後のなりたい自分を思い描いて毎日コツコツ努力していく・・・となると、気が遠くなるように思うかもしれません。

ところが、今から1年前、3年前、10年前までの時間は、あなたの人生にとって気が遠くなるほど前の事と感じるでしょうか?恐らくあっという間に感じたのではないでしょうか?1年、3年、10年はあっという間に経ってしまいます。

今から数年先の目標を立てて具体的に行動を始めると、自然と日々の自分の行動に対する意識も高まり、それまでよりも生活の質が向上してきます。ぜひ試してみてください。

 

自己中心的で視野が狭く、人間の個性や多様性を認めることができない大人になってしまうと、自己を正当化し人を不当に扱ったりひんしゅくを買ったりする大人になりかねません。

早いうちにこのダメな心理に気づいて避けるようにしておけば、人生をやり直すような事態が避けられます。たまには自分の傾向がどうなっているのかチェックしてみるのも良いですよね。

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