プレゼンで聴衆を引き付ける3つの秘訣

プレゼンで聴衆を引き付ける3つの秘訣
企画が通るか通らないかはプレゼン次第、会社ではプレゼンが上手いとデキる男、デキる女に見えるものですよね。でも、これがなかなか難しいことなのは皆さんもご存知でしょう。

プレゼン、、、とは言ってもきっと得手不得手がある事でしょう。プレゼンは慣れが肝心で、慣れるまでは話すだけでも大変ですが、慣れてくると話すこと自体は難しくなくなってきます。実際に難しいのは、聴衆の関心をキープする技術を身につけることです。

一定の時間、人々の関心を維持するのは思っているよりかなり大変なことです。自分ではスラスラ話しているつもりが、聴衆の注目度はイマイチで、良い結果を出せなかったりします。

ということで今回は、社会人なら知っておきたいプレゼンで聴衆を引きつけるコツについてお届けします。

プレゼンでは適切なボディランゲージと目配りがものをいう!

プレゼンのときに大切なのは、説明だけに頼らないことです。会話能力に長けた人がやりがちなのが、早口でまくし立ててしまうプレゼン。これは意図が伝わりにくいプレゼンの代表です。内容を伝えるには言葉が重要ですが、聴衆の意識を引き付けるには、注意をひくことも大事なんです。

注意を引くときに物を言うのがボディランゲージ。ボディランゲージといっても大袈裟なことではありません。ボードを示したり、資料を説明したりするときに、クリアに手を動かすだけでもメリハリがでます。また、聴衆の方にしっかり顔を向けて話すことも大事です。同じ場所ばかり見ないで、会場全体に目を向けるようにしましょう。

社内のプレゼンでは、説明の途中でも話しかけてこられることがありますので、そのサインを見逃さないようにするのも大切です。資料が見にくい、説明が分かりにくいといった技術的な指摘には即座に対応することが肝心です。

どんなにきっちり原稿を準備していても、顔を原稿に落としっぱなしにはしないこと。下を向きっぱなしだと、聴衆への目配りがおろそかになるばかりではなく、声がくぐもって聞こえにくかったり、何の説明をしているのか分からなかったりします。

こうした失敗を避けるためには、原稿に頼らないプレゼンを目指しましょう。原稿は用意しても、それを読むのではなく、ポイントポイントを確認する程度にするのが、上手なプレゼンのコツです。

 

たるみかけたプレゼンを引き締めるには配布資料!

プレゼンで効果的に聴衆の耳目をひきつける方法の二つ目は、配布資料です。配布資料はプレゼンの勝敗を分けるポイント。特に、長めのプレゼンを行うときは、前日までに資料を準備しておき、しっかり目を通しておきましょう。

ポイントをまとめた文字資料のほか、グラフや画像を見やすく配置したビジュアル資料があるとアクセントになって便利です。商品説明などの場合、ダイレクトに情報を共有できるビジュアル資料は大変重要なツールになりますので、これを賢く利用しましょう。

資料は最初に全部配布しておく方法もありますが、話の切り替わりに合わせて配布する方法もあります。どちらのスタイルにするかは、プレゼンをする会場の広さ、聴衆の数、プレゼンをする時間の長さなどを考えて決めましょう。

たとえば、聴衆が多く、時間も長い場合は、最初に全部資料を渡してしまうより、途中で配った方がメリハリを付けられます。大きな会議でのプレゼンは、どうしても中だるみしてしまうので、途中で動きを加えた方が引き締まるのです。

逆に、狭い会議室などで短時間で勝負をしないといけないときは、配布で時間をとらないよう、事前に紙資料をホッチキスやクリップで閉じてまとめ、最初に配っておくようにしましょう。会社のプレゼンなどは当日に場所が変わることもあります。臨機応変に対応できるよう備えておくことが大事です!

 

プレゼンでの話し方

プレゼンの前は出来るだけ原稿を作っておきましょう。文章原稿が間に合わない場合、ポイントを羅列したレジュメだけでも役に立ちますが、慣れていないうちは読み原稿も作っておくと安心です。原稿を書いたら、前日までに読む練習をしておき、本番では原稿は読まず、聴衆に向かって話しかけるようにします。

プレゼンでは自分のペースで一方的にまくし立てないことが大事です。聴衆が理解しやすいように、聞き手のペースを考えて話すこと。そのためには、事前に原稿を読んで、その声を録音し、自分で聞いてみましょう。録音した音声を聞くと、たいていの人は早すぎると感じるはずです。

実際、多くのプレゼンターは聴衆からすると、早口なのです。特に、プレゼンに慣れていない新人にその傾向が強く、あせればあせるほど、早く終わってしまいます。これを避けるためには、事前にしっかり下読みをしておくことです。

最初に自分の「読み」を録音して聞いてみると、「読めてないなぁ」と思う人が大半です。また、「声が出ていない」「声が割れている」「聞き取りにくい」という印象を持つ人が多いものですが、練習するにしたがって聞き取りやすく読めるようになってきます。

慣れていないうちは自分の声を聞くのも嫌なものですが、我慢して聞いているうちに、自分の読みの欠点が見えてきます。「間の悪さ」「滑舌の悪さ」などの悪癖が耳につくときは、徹底的に修正しましょう

 

プレゼンは慣れがすべてです。慣れれば難しいことではありませんので、ポイントをおさえたら、地道に練習を重ねましょう。

ポイントはまず、メリハリのあるプレゼンを心がけること。そのためには、適度なボディランゲージを加え、聴衆にしっかり目配りすること。それだけでも、プレゼンが引きしまります。説明が一本調子にならないよう、気を配りながら進めましょう。

配布資料をしっかり準備しておくことも、プレゼンで聴衆を飽きさせないコツです。特に、ビジュアル資料を用意しておくと、アクセントになります。資料を配布するタイミングもプレゼンを成功させるポイントの一つです。

慣れないうちは、プレゼン前に原稿を用意しておき、読み慣らしておきましょう。自分で原稿を読み、録音して声を聞いてみると、自分の欠点に気付けます。備えあれば憂いなし。しっかり練習して挑みましょう!

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