勉強の方法を見直して学習力をグングン伸ばす9つのポイント


勉強するのに、「効率的に勉強する方法」で悩んでいるひと、きっと多いですよね。時々、テレビなどで「高学歴の芸能人」が自身の勉強法を披露していますが、出来る事なら今すぐに、いざという時の為に、どうにかしたいもの。勉強法を見直して学習の効率をアップさせる方法を知っておきたいですよね

そこで今日は、学習力をグングン伸ばす効率的な学習法をお伝えします。ではご覧ください。

効率的な勉強方法1:机に向かわない

「学習力を身に付ける」という意味では、「机に向かわない」でも構いません。学習力とは「学習によって知識を身に付ける力」ということになりますが、「数字をストーリーと一緒に覚える」や、「歴史の年号を頭文字で覚える」などの方法です。

これらの方法を実践する場合、何も机に向かう必要はないのです。トイレに貼った紙を読むだけでも良いですし、ソファに座って参考書を眺めるだけでもOK。

勉強と聞けば、「姿勢を正して机に向かい、ガツガツ勉強する」という印象があります。しかし、それは中学校や高校で推奨される「姿勢」であり、学習力や勉強方法としての唯一の正解ではありません。

私も、勉強する時は「ベッドにゴロン」がお気に入りの体勢です。ゴロゴロしながら参考書を読み、気になった部分は寝転がりながらパソコンにデータを記録します。したがって、皆さんもお好きな勉強姿勢で取り組むようにしておきましょう。リラックスしている方が勉強苦はありませんし、意外と時間が経つのを忘れて取り組むことが出来ますよ。

ただし、出来れば声に出すようにしておきましょう。参考書を読む場合、黙読では「視覚だけ」での記憶になります。しかし声を出せば「聴覚」がプラスされますので、1回の勉強でより深く知識を定着させることが出来るのです。

 

効率的な勉強方法2:無理は絶対にしない

人のモチベーションは、日によって変化します。「やる気満々」の日もあれば、「やる気がしない…」という日もあるでしょう。もちろん、「やる気がない=今日は休む」はダメですよ。休むクセが付いて「挫折」につながるためです。

しかし、やる気満々の時こそ要注意なんですよ。やる気があっても、「無理はしない」を徹底して下さい。効率的な勉強方法としては常識なのですが、一気に多くの量をやった場合、「昨日はあれだけ勉強したんだから、今日は休んでもOKだろう」となるのです。

つまり、「休むための口実」を作ってしまうことになるんですね。こうなると上記のように、「休むクセ」が付いてしまいます。結果、「三日坊主」や「挫折」となり、やる気満々な姿勢が逆効果となってしまいます。

ポイントは、「今日はここまで」と最初に決めておき、そこに到達したら絶対に止めることです。たとえ「もっと勉強しよう!」という気持ちになっても、絶対にそこでストップして下さい。

休む口実を作らせず、なおかつ勉強の楽しさを明日につなげるためにも、「無理は絶対にしない」を徹底することが大切です。

 

効率的な勉強方法3:薄い参考書を何冊もやる

「○○攻略!この1冊に全てを収録!」なんて売り文句が付いた参考書をよく見かけます。知識を欲する立場の私たちにとって、確かに魅力のある売り文句ではありますね。しかし私は基本的に、「200ページ以上ある参考書は買わない」と決めています。たとえ強い意志を持っていたとしても、分厚い参考書は危険です。

勉強を継続するには、「定期的に達成感を味わう」が重要です。いつまでもストレスだけの状態では、継続させることが非常に難しいのです。

だからこそ「薄い参考書」なんですね。薄い参考書だと、早ければ10日程度で1冊が終了します。もちろん、「全部やりきった!」という達成感があるでしょう。

そして次の薄い参考書を購入して、もう一度あの達成感を味わうようにしておきましょう。そうすれば、短い間隔で勉強の達成感がありますし、「これだけやった!」という自信もついてきます。これが挫折を防ぐ効果となり、勉強を長く継続させることが出来るんです。

 

効率的な勉強方法4:同じところを複数回やる

効率的な勉強法や学習力という意味では、「2巡目が勝負」とよく言われます。簡単に説明すれば「同じところを複数回やる」ということになるのですが、「知識をより深く定着させる」という以外の目的も持っているのです。

1巡目に関しては、さっと目を通すという程度でOKです。もちろん読み流しはダメですが、深く集中して読む必要もないでしょう。ここでポイントになるのは、「学習内容の全体像を把握する」ということ。

「なるほど。今回の学習ではこのような内容を勉強するのか」と、それが見えれば合格です。

勉強以外でも同じですが、物事を完成させるには、最初に「完成図」を見ておくことが大切です。それが1巡目の学習の目的であり、1つ1つの内容を細かく勉強するのは2巡目にしておきましょう。

■知識をより深く定着させる

■最初に完成図を見る

という2つの目的があるからこそ、同じところを複数回勉強する価値があることを理解しておきましょう。

 

効率的な勉強方法5:勉強時間を固定する

社会人の方にとって難しいかもしれませんが、勉強する時間は固定した方が良いのです。今日は朝、明日は夜のように、勉強時間がバラバラになることはオススメ出来ません。

その最たる理由は、「勉強するクセを付ける」という点にあります。勉強時間を固定すると、「おっ、こんな時間か。じゃあ参考書を開けよう」となり、その時間に勉強するクセがつきやすくなります。結果、これが継続へと結びつき、挫折や自然消滅を防ぐ事になります。

もし、日々の仕事で同じ時間帯の確保が難しい場合は、「通勤時間」などを利用しておきましょう。仕事をする上で確実に発生する「時間のブランク」であり、この時間を「ボーッ…」と過ごすのはもったいないのですよ。

次項の「勉強時間を捻出する」でも解説していますが、通勤時間などの「強制的に発生する時間のブランク」は、「時間帯が固定されやすい」という特徴を持っているのです。ならば、ぜひその時間を利用して継続性のある学習に取り組んでみましょう!

 

効率的な勉強方法6:勉強時間を捻出する

社会人の方にとって、「勉強時間の確保が難しい」という方も多いですね。「帰宅するのが夜の11時を回っている…」という方もおられますし、さすがにそこから勉強するのは辛いですね。むしろ、明日の仕事を考えて休息を取った方が良いでしょう。

そのような状況で勉強時間を確保するには、「通勤時間」と「ランチタイム」を利用することがオススメです。

通勤時間を利用して勉強する方法は有名ですが、今ではスマホやタブレット端末の普及で、混雑している電車内で参考書を広げる必要はありません。特に英語のリスニング練習であれば、手を使わずに勉強できるので便利です。TOEICでは公式のアプリ「English Upgrader」もありますし(無料)、「BBC」や「FOX NEWS」のアプリを落として勉強しても良いでしょう(こちらも無料です)。

またランチタイムですが、同僚や上司とのコミュニケーションも大切です。しかし、人間関係を壊さない程度に「弁当」などを持参しておきましょう。そうすると30分くらいは勉強時間を確保できますので、その積み重ねによる成果は無視できません。

このように、勉強時間の捻出が難しい場合、「夜の勉強」は諦めた方が良いのです。通勤時やランチタイムなど、「強制的に生まれる時間」を利用するのが賢い方法です。

 

効率的な勉強方法7:週末の過ごし方

忙しいサラリーマンの方も多いですが、「土日は休み」という方も多いでしょう。よく聞く話として、「平日は忙しいので、週末に頑張ります」という方も多いですね。しかし、学習力や勉強方法の観点から言えば、この方法では挫折を招く可能性が高いでしょう。また、効率的な学習法としてもあまりオススメできるものではありません。

たとえば平日に全く勉強せず、週末だけ「1日5時間」するとします。土日を合わせて「10時間」の勉強時間ですね。この数字だけを見れば十分な勉強量だと思いますが、「効率性」という意味では賢い方法ではありません。

筋トレを想像して下さい。平日に全くせず、週末だけ集中的にやっても無駄ですよね?やはり、毎日少しずつやった方が効率的です。

勉強も同じです。短期的に集中してたくさんやるのではなく、長期的に少しずつやった方が良いんですね。「短期的にたくさん」というのは、あくまでも「試験前」の最後の方法なのです。普段の勉強でこの方法を取り入れても、知識が定着することはありません。

週末は、「1日2~3時間」で十分。もちろん平日にも勉強することが必須なのですが、土日の勉強量を少し減らして、むしろ他のことでリフレッシュしておきましょう!

 

効率的な勉強方法8:食生活を改善する

勉強方法とは直接関係ないかもしれませんが、そもそも「勉強できる状態・体調ではない」では意味がありません。走ろうにも足を骨折しては走れないというのと同じ事。

つまり日常生活、特に食生活を改善して、脳力をアップさせておく必要があります。

以前に公表されたデータの中に面白いものがあります。資格取得を目的に同時に勉強を開始して、「一定期間内に合格した」や「合格に値するだけの知識を身に付けた」という人の多くは、「深酒をする習慣がない」という人たちでした。

勉強のためにお酒を止める必要はありませんが、「毎日のように二日酔い」ではダメですね。午前中の集中力も下がってしまいますし、朝の通勤時間も勉強に充てることが出来ません。当然、朝活など絶対に出来ないでしょう。

また、「朝ごはんを食べない」も止めて下さい。朝御飯の脳に与える影響力は、医学の世界でもハッキリと立証されています。

同じ時間、同じだけ勉強をするなら、「効率的に知識を吸収できる脳」が必要なのです。そのためにも、「二日酔いになるほどの深酒はしない」や「朝御飯をしっかりと食べる」は心がけてください。

 

効率的な勉強方法9:週に1回は環境を変える

「ほぼ毎日、同じ時間に同じ量の勉強をしています」という方もおられます。素晴らしいと思いますよ。勉強量や勉強時間の固定は、三日坊主を防ぐに大きな効果があるのです。しかし、それを永遠と続けるのは難しいでしょう。なぜなら、いつしか「ルーティーンワーク」のように感じるようになり、「飽きた…」という結果に陥るリスクがあります。

そこで、週に1回程度は環境を変えておきましょう。具体的には「勉強する場所を変える」ということ。

私の場合、今は勉強をしていませんが、過去に資格取得を目指した時は「図書館」をよく利用していました。

最近でも図書館を利用する機会があるのですが、本当に良い環境だと思います。

以前の図書館は、「読む場所と勉強する場所が同じ」という感じでした。しかし今では、本を読む人と勉強する人の距離が離れており、図書館によっては「仕切りで区切られた個室のようなスペース」が用意されているケースもあります。

もちろん、その場所にいる人は「勉強する」という共通の目的を持っていますので、静かですが一体感を覚えることもあります。

このように、図書館や静かなカフェなど、週に1回程度は環境を変えて下さい。そうすることで、勉強を一種のリクリエーションのように感じることが出来るのです。これなら「飽きた…」と防ぐことが出来るため、ぜひオススメ出来る方法です

 

さて、今日お話ししたものは、どれも実践するにさほど苦労しない簡単な方法ですよね。これらの方法を守って、ぜひ効率的に勉強を継続してください。

 

まとめ

勉強の方法を見直して学習力を伸ばすポイント

■机に向かわない
■無理は絶対にしない
■薄い参考書を何回もやる
■同じところを複数回やる
■勉強時間を固定する
■勉強時間を捻出する
■週末の過ごし方
■食生活を改善する
■週に1回は環境を変える

コメントをお書きください

  1. 匿名 より:

    んーどうなんでしょう 
    字が汚ない人でも難関の学校は行くやついますし…
    環境も大事ですが ほかにもあるような

    • Alice より:

      けど、字は綺麗な方が受かりやすいですよ。ってことですよね(?)

  2. 和音 より:

    自分もちょっと無理する傾向にありますが、挫折はしていないですが、なるべく自重しようと思いました。

    自分も勉強についてのブログをかいているので、参考になりました。ありがとうございます。

  3. ミー子「 より:

    パソコンで勉強したい。

    • あんどりゅー より:

      それな。