前向きの考え方で局面打開
気持ちの切り替えに大事なことの一つにプラスのイメージを持つこと、というものがあります。失敗した後に着手する様々なことに対して失敗した時のイメージではなく、うまくいった時のイメージをもって対峙することが大切です。
これは仕事でも勉強でも恋愛でも言えることで、自分自身の感情を、ことが成就するのだという良い意味での思い込み、イメージをもって臨んでみることで失敗した時とは違ったものが見えてくるはずです。
切り替えのタイミングを逸すると不安感が増大する
これまで述べてきたことは気持ちの切り替えをいかにうまく行うか、についての方法です。
では、逆にうまくいかなかった時にはどのような状態に陥ってしまうのでしょうか。この状態を知っておくことで、自分の状況がマイナスの方向に向かいつつあるかどうかを判断する材料になってくるでしょう。
まず、切り替えのタイミングを逸してしまった場合です。この状態で作業を続けると、取り組んでいる感情がなにかしっくりこない、こんなことでいいんだろうか、といった不安な状態になっているはずです。
首を傾げながらバッターボックスに向かう打者、のイメージです。
失敗を引きずると集中もできなくなる
失敗の思いを引きずってしまうというのは、気持ちの切り替えタイミングを逸してしまった後に現れる感情に似ています。ただ、タイミングを逸した時以上に、うまくいかない、また失敗しそうだといった負の感情が大きく支配してしまうでしょう。
素早い反省を伴っていない分、これは深刻かもしれません。物事に集中できなくなってくることもあります。こうなると何をやっても悪い結果しか見えてきません。
イメージがダメージになっていく
切り替えのタイミングを逸し、その失敗を引きずる、そして負のイメージで物事に対処しようとしてしまったら、もうお手上げです。
感情の中には負のイメージしかなくなってしまい、仕事には手がつかず、考えることも悪い結果ばかり・・・・ここまで来てしまうともうダメージしか与えられるものはなくなってしまいます。
最悪の場合にはうつ状態にもなってしまう
たかが気持ちの切り替えと侮らないでください。ちょっとしたミスから負のスパイラルに陥ってしまうというのは恐ろしいものでもあるのです。
最悪の場合には精神的なダメージから引きこもりになったり、うつ病を発症してしまうこともあるのです。
さて、ネガティブな例証を書いてきましたが、逆説的にこうならないような予防をするためには事象を知っておくことが大切です。これまで書いてきた症状が少しでも見えてきたら、仕事を中断してリフレッシュしましょう。
例えば、仕事をするのは翌日に回してしまうのも一つの手段です。自分の中で失敗をリセットする回路を作っておくことで気持ちの切り替えが上手になることでしょう。
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