どうしても元カノを忘れられないので新しい恋愛へ踏み出せないとか、新しい彼女ができてもいつも元カノを思い出してしまう、そんな時は自分でもなぜなのかよくわからず辛いですよね。どうして元カノを忘れられないのか、どうしたら忘れられるのかという悩みは、実は男性にはよくあることです。
ただそんなことが続くと、自分はまだ元カノのことが好きなのかもしれないと思い復縁を目論んだり今の彼女と別れようかなどと思ったりしてしまいがち。でも元カノを忘れられない理由は実はそれだけではなく、別の感情が根底にあるという場合が多いのです。
恋愛に対する男性心理を掘り下げてみると、男性がなかなか元カノを忘れられない理由が見えてきます。そこで今回は、男性が元カノをなかなか忘れられない理由について8つお伝えします。
1)強烈な記憶だけが残っている
元カノが初めて付き合った相手だったり、なにか強烈なインパクトの持ち主(例えばとても美人とか頭が良い、すごい特技がある、嫉妬深いなど)だと、元カノの個性が記憶にくっきりと刻まれて忘れられないことになります。ことあるごとに元カノを思い出し、自分はまだ元カノのことを好きなのではと感じてしまうのです。
2)生き物としての男性の本能
男性は女性に比べて何でもコレクションしたがる傾向があります。それは女性に対しても同じです。子孫を残すためには、男性は多くの女性と関係を持つ方が有効ですよね。ですから一人でも多くの女性を自分のそばにキープしておきたいという意識が働き、結果元カノのことも忘れられないのです。
3)男性特有の記憶の仕組み
女性は新しい彼氏ができると、元カレの記憶に上書き保存します。ところが男性は元カノの記憶とは別のフォルダーを作って今の彼女の思い出を記憶するので、上書きされません。
終わった恋を消去せずいつまでも保存しているのですから、なかなか元カノを忘れられないのも当然です。これもやはり、コレクションしておきたいという男性の本能に基づいた現象といえます。
4)男としてのプライド
女性は失恋すると早速友達に話を聞いてもらい、思い切り泣いたり元カレの悪口を言ったりしてスッキリできます。そして心置きなく次の恋人探しにエネルギーを向けることができます。
一方、男性はそんなことをしたら女々しい奴と思われそうで、友達にも相談しにくく、一人思い悩み失恋へのダメージをうまくケアできません。このため、元カノをいつまでも忘れられないのです。
5)思い出が美化されてしまう
男性には過去の恋愛を美化する傾向があります。元カノと別れた理由が相手の浮気やひどいケンカだったとしても、思い出す時には楽しかったことばかり浮かんできてそのまま脳に定着してしまうのです。
極端な場合は、辛かった思い出さえも「あんなこともあったっけ」などいい思い出にすりかわっています。このように、元カノとの時間が実際はどうであっても記憶の中でとても素敵なものになってしまうため、元カノを忘れられないのでしょう。
6)独占欲
男性は女性に比べて独占欲が強いもの。たとえ元カノに対してすでに恋愛感情がなくても他の男性のものになると思うと嫉妬心が湧いてきます。このため別れた後もしばしば元カノを思い出してしまい、忘れられないということに。
7)元カノへの罪悪感
付き合っているときに、彼女に辛い思いをさせてしまったと自覚し後悔していると、ことあるごとに「あの時もっとこうしていれば」などと思い出してしまいます。これは元カノを忘れられないというよりも、自分の過ちが罪悪感となって忘れられないだけです。
8)今の彼女と比べてしまう
男性は記憶を上書きしないので、デートの時などいちいち元カノの記憶を引っ張り出してきて今の彼女と比べてしまいます。特に今の彼女に対して不満を感じると、美化された元カノの記憶が呼び覚まされ、もしかしてまだ元カノのこと好きなのかもなどと勘違いするのです。
別れた理由がなんであっても、男性はよく元カノのことを思い出してしまうものです。別れた直後ならまだしも、時間が経っていたり新しい彼女ができているなら、すでに「元カノ＝好きな女性」ではないといえます。
それなのに元カノを忘れられない理由は、男性特有の心理にありました。しかし、いつまでも元カノを忘れられないでいると過去を振り返ってばかりとなり、前に進むことができません。
新しい彼女がいるなら、彼女に対しても失礼です。かといって、男性の心理からしてスッキリ忘れてしまうことも難しそうです。一度は好きになった相手ですから、無理に忘れなくてもいいのです。
そのかわり少しづつでいいので気持ちを元カノ以外のことに向けてみましょう。そうすることで、だんだん切り替えができてきます。あせらずゆっくり、過去の記憶とお別れして新しい自分、新しい恋愛へと進んでいってくださいね。
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