中学生や高校生は三年生になると、進学のための受験があります。その受験勉強で最後までモチベーションを維持しながら、勉強を行うことは容易ではありませんよね。長時間の勉強はどうしても疲れや飽きが来てしまうものです。
しかしだからと言って受験勉強を怠れば、試験に落ちてしまい志望校に行けなくなってしまうことになります。ですから、受験勉強にはモチベーションの維持がとにかく大事なことなのです。
受験勉強の大変なことは、学校の中間テストや期末テストと違い、半年間や一年間という、非常に長い時間を要するものです。この期間をずっと集中することができれば、受験に合格することに近づくでしょう。
そこで今回は、受験勉強で最後までモチベーションを維持する方法をお伝えします。
小さな目標を立て続ける
受験勉強のモチベーションの維持のためには、小さな目標を立て続けていくことの連続という意識を持ちましょう。
これはどういうことかというと、無理をして「今日は20ページ進める!」という大きな目標ではなく、「まずは5ページ進めよう」というような、小さな目標を立てていくのです。この繰り返しが後に効果を発揮していくのです。
いきなり大きな目標を持ってしまうと、途中で疲れてしまったときに無理をすることになります。「自分で決めたことだから」と言って体にムチ打ったところで、集中力が切れている状態では頭に入りません。
それではただ時間を無駄にしているだけと言えますよね。しかし小さな目標であれば難なくクリアできますし、その間はしっかり集中できていますので、確実に頭に入ることになります。無理をしないこと、これは長期間のモチベーションの維持のためには欠かせない考え方です。
定期的に休憩を取るようにする
受験は受ける人間にとっては大きな緊張が走るものですよね。志望校に受かりたい、失敗したら恥ずかしいという感情は少なからず皆さんが持っているでしょう。
そのプレッシャーから、とにかく休むことなく頑張ろうとしてしまうこともあるでしょう。休んでる時間なんて無い!と思いながら、自分を追い込んでしまう方もいることが事実です。
しかし、人間は疲労を溜めてしまうと集中力が無くなってしまいます。上記の話にも繋がりますが、自分に無理をしていることが一番良くないのです。
人間の集中力はせいぜい一時間ほどと言って良いでしょう。ですので、二時間休憩なしで頑張るよりも、一時間頑張ったら休憩する、そしてまた一時間頑張るというサイクルにすると、その日の受験勉強のモチベーションが維持されるでしょう。
受験に受かった時のことを想像する
受験勉強のモチベーションを維持させたいのであれば、受験に受かった時のことを想像することはとても効果的です。
よくテレビでも合格発表の時の映像が流れますよね。その時のように受かって胴上げされている自分や、友達とガッツポーズしているようなシチュエーションを常に想像しましょう。
受験勉強は楽なものではないし大変なことです。しかし目指すべきところが楽しいところだと思えば、人間はやる気が出てきます。実際に頑張ればその想像したことが現実になるわけですよね。
大変と思いながらやれば、それは大変なことです。楽しいあの瞬間に向かうという思いでいれば、受験勉強は自ずとモチベーションが維持できるのです。
受験勉強を取り入れたライフワークを確立する
受験勉強のモチベーションを維持するには、毎日のライフワークに受験勉強する時間を取り入れて確立することです。「一日のうちのこの時間は勉強の時間」と決めて毎日を送ることで、それが習慣化して受験勉強の辛さが無くなってくるでしょう。
それと同時に、起床時間や寝る時間もしっかり決めて生活習慣を確立できれば、体が完全に勉強を取り入れた生活を覚えてストレスも無くなります。
勉強しなければと思うのではなく、今は勉強する時間だと自分に言い聞かせることができる方法と言えるでしょう。一日の生活リズムができれば体や脳の負担が軽減されてきますので、受験勉強に集中できてモチベーションの維持に繋がるのです。
受験勉強は決して楽なものではないのですが、その中でもモチベーションを維持していくコツは「無理をしない」ことと言えます。一時間でも多く、一つでも先にという気持ちが強く出てしまいますと、自分に無理をすることに繋がります。
無理をすればいつか疲労もたまりますし、受験勉強が嫌いになってしまいますよね。しかしそもそもの受験勉強目的は知識を身につけることであり、自分にムチを打っても脳が活性するわけではありません。適度に休養を取り、自分が心地よく受験勉強ができるペースで計画を立てることが、モチベーションの維持に繋がるのです。
そして、決して辛いし大変だという気持ちのならないように、時に思いっきり遊んだり体を動かしましょう。体を動かすことは気分転換にもなりますので効果的です。最後には合格発表で皆で喜びを分かち合う姿を想像することで、最後までモチベーションを維持することができるでしょう。
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