マインドコントロールの方法3「鏡の中の自分は弱い」
「鏡の中にいる自分」と「現実の世界にいる自分」の対話、誰かに見られたら「危ない人なの・・・」と思われてしまいますよね(笑)。ただし上記でも触れましたが、「半分独立した意識で話しかけている」という実感を経験してください。
そしてその感覚を覚えたなら、鏡の中にいる自分は「常に弱い自分」であることに気付くでしょう。当然ですよね。現実の世界にいる自分は、いつも鏡の中の自分にアドバイスを送っています。つまり、鏡の中にいる自分は「あなたの弱い部分を映し出している」ということになります。
そこで優しく、そして時には強いメッセージでアドバイスすることによって、自己暗示が可能になることは上記でもお伝えしました。
ここで大切なのは、「鏡の中の自分はいつも弱い。私はこんなに弱い人間なのか・・・」と落ち込まないことです。誰にだって弱い部分はあります。鏡の中の自分は、誰でも持つ弱い部分であり、鏡の中の自分があなたの全てではありません。実際、現実の世界にいる自分はいつも「頼りがいのある人間」ですよね?それも「あなた」なのです。
落ち込まず、「これが私の弱い部分なのか」と冷静に受け止めるようにしておきましょう。
マインドコントロールの方法4「鏡の中の自分に怒らない」
人間、物事が上手く行かない時はイライラするものです。また友人に相談された時、こちらがしっかりとしたアドバイスをしているにもかかわらず「え~、でも~」と煮え切らない態度を見せられれば「イラッ!」としてしまいますよね。
上記で、「鏡の中の自分を見て自分が弱い人間だと勘違いする」ことをお伝えしました。もちろん落ち込んではいけません。弱い部分は誰にでもあることなので、それを冷静に受け止めることが大切です。
一方、他人の煮え切らない態度に「イラッ!」とするように、鏡の中の自分に「イラッ!」とする人もいるかもしれません。しかしこれも誤りなのです、誰にでも煮え切らない時はありますし、あなたが鏡の中に見た自分が「たまたま煮え切らない態度だった」と冷静に受け止めることが大切です。
このように、鏡の中の自分を見て落ち込むこともなく、また腹を立てることもなくなれば、そこで初めて他人の立場に立ってマインドコントロールが出来るようになってきます。
マインドコントロールとは、まさに相手の心の中に入り、相手の内側からメッセージを発信することにありますので、今度は鏡の中の自分にアドバイスを送っていたことと同じ事を、他人に対して行っていきます。
マインドコントロールの方法5「相手をもう一人の自分と置き換える」
鏡の中の自分を「もう一人の自分」として、それをマインドコントロールしたい相手に置き換えてみましょう。鏡の中の自分は、想像以上に「弱い存在」であることが分かったはずです。
このように「弱さ」は誰にでもあるものであり、実際に話している相手の中にも弱さはあります。鏡の中の自分に問いかけたように、自分の弱さに気付ける人は他人の弱さにも気付くことが可能になるのです。
だからこそ、「相手をもう一人の自分と置き換える」という作業が効率的なのです。「鏡の中の自分もこうだったなぁ~」と、相手の話に耳を傾けながら気づくことが出来れば、それは相手の弱さを見抜いた瞬間と言えるでしょう。
もちろん、そこで強く叱責したり、あるいはイライラした態度で対処してはいけません。上記で「鏡の中の自分に怒らない」を紹介しましたが、それと同じように対処するようにしましょう。
すると、相手からすれば「この人は、私の事を分かってくれる」というイメージを持つようになります。徐々に心の中に入り込んでいる状況と言えるでしょう。
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MCだ洗脳だと頭が痛くなる程ネット内で騒がれているこの言葉、こういう解釈と実践方法を読んだのは初めてです。非常に心が洗われました。
良い意味でマインドコントロールされました。
ありがとうございます。
ある意味、我が強くて自分に絶対的な自信を持つ人は、マインドコントロールする側に回りそうな気がします。
あとは、人に頼る回数が多い人もかなあ。
信じることから
ためになるぅ
メモりますww
いいねー