人間関係から成功を導く方法を教える、7つの偉大な名言

人間関係から成功を導く方法を教える、7つの偉大な名言
学生の頃も社会人になっても、いつだって人間関係は大きな悩みですよね。一言で人間関係といっても、友人、同僚、上司、部下、先輩後輩、家族、恋人と様々ですから、どんな人とも上手に付き合うことは中々難しいものです。

環境が変わって新しい付き合いができても、いつも同じような悩みを抱えていませんか?人付き合いのコツは先人達の偉大な名言にヒントが隠されているかもしれません。今回7つの偉大な名言を紹介しますので、ご自身と照らし合わせてみてくださいね。

人付き合いがうまいというのは、人を許せるということだ。

ロバート・フロストの言葉です。自分にぴったりの相手を探していると、少し合わない所を見つけただけで敬遠してしまったり相手の悪い所ばかり気になったりしませんか?他人に対して怒ったり嘆いたり、他人の言動をいちいち気にしてばかりだと人付き合いは狭まり、なかなかうまくいきません。

人を許したり受け入れるということは簡単なようで実は難しいことです。自分は自分、他人は他人ということがきちんと理解できないといつまでも他人を許容することができません。どんな時でも受け口を広く、寛大な心でいることが大事です。

 

出会いは偶然、別れは必然

作者不明の言葉です。どんなに相性の合う人でも色々な偶然が重なって出会っています。出会うのに理由はなく、別れる時には理由があります。今までを振り返ってみて、たくさんの人と出会ってきたのにいつの間にか周囲から人がいなくなっている、、、なんてことはないですか?

「別れは必然」というように、理由なく人が離れていくことはありません。自然消滅というと聞こえは悪くないですが、あなたも相手もお互いに興味がなくなったという理由が存在します。気の合う人とは長い付き合いをしていきたいものですから、縁を続けるにはやはり努力が必要です。

 

山から遠ざかればますますその本当の姿を見ることができる。友人にしてもこれと同じである。

デンマークの童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの言葉です。山から離れれば離れるほど山の全体像がわかります。登っている時に山そのものの姿を見ることはできませんし、山の全体像を想像することも難しいです。人間関係でも相手の事を知るのに近すぎると見えない部分がたくさんあります。

気が合うからといってあまりに一緒にいると、多少の価値観のブレがわからなくなることもあります。また、事業家のカール・ベンツの言葉で「近すぎる幸せは見えにくい」というものもありますが、たまには距離を置いてみないと良いことも悪いことも気付きにくいものですね。

 

垣根は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。

古代ギリシャの哲学者、アリストテレスの言葉です。相手が自分に対して心を開いてくれない、、、とがっかりすることはないですか?でも実は自分も相手に対して心を開いていないことってよくありますよね。

なんとなく付き合いづらい雰囲気だからと自分から関わらなかったり、「空気を読む」「遠慮する」ことばかりに気を使っていると知らず知らずのうちに垣根を作ってしまっています。付き合いに進展がないとき、原因は相手ではなく自分にあるのかも?と認識するだけで関係が変わることもあります。

とっつきにくい雰囲気だったけど話してみたらすごく気が合う!なんてこともありますから、雰囲気だけで判断していたらもったいないですね。

 

ものの理を説くことは、人をつき飛ばすことに等しい。

フランスの哲学者、アランの言葉です。人には人の考えや真実があり、あなたの価値観がたとえ正義であったとしても、それを説くことがいつでも正しいわけではありません。特に最近顕著なのがSNSでのやり取りです。相手の言葉や考え方を否定し、正論を言うことに必死になっていませんか?

ものの理を説く時、必死になるあまりに場の協調を失念することがあります。信念を持つことはとても大事ですが、それを押し付ける必要はありません。あなたとは違う信念を持つ人はたくさんいます。必ずしも正しいということはほとんどありません。世の中いろんな考え方の人がいるなぁと広い心でいましょう。

 

他人を変えるのは不可能よ。でも自分を変えることはできるわ。

アメリカの女優、オプラ・ウィンフリーの言葉です。他人を変えられると思っている人はたくさんいますが、他人に他人を変えることは絶対にできません。「言えばわかる」「話せばわかる」というのはあくまでも幻想であり、あなたが相手に何かを助言したことによって相手の考え方が変わるわけではありません。

考えるきっかけになる可能性はありますが、期待する分だけ落胆も大きく、場合によっては相手をどんどん駄目にすることもあります。よく、何かの依存症の人に対して「この人は自分が変えてあげなくちゃ、自分が救ってあげなくちゃ」と躍起になる人がいますが、この行為自体が共依存であり相手のためになりません。

どうにかしてあげようと思っても本人に変わる意思がなければなんの意味もないのです。こういった場合、あなたにできることは見守るか離れるかのどちらかです。

 

諸君が自分自身に対して関心を持つのと同じように、 他人が自分に関心を持っているとは期待するな。

イギリスの論理学者、バートランド・ラッセルの言葉です。最近「かまってちゃん」が多いですが、自分に興味を持ってほしくて試行錯誤する人が、特に若い世代に多いです。これはSNSの目覚ましい発展により、さらにこの傾向が加速しています。

LINEが既読なのにスルーされた、イイね!が少ない、どうすればたくさんの人にリツイートされるか、、、自分が他人からどう思われているのか気になって気になって仕方がないという人、本当に多いですよね。他人からの評価でしか自分には価値がないと思いこんでいるのはとても勿体ないです。

あなたは他人に対してとても関心を持っているかもしれませんが、周囲の人にはそれぞれの生活や大事なものがあり、その中にあなたがいなくてもなんにも問題ないのです。周囲の人からの評価は関係なく、あなたにはあなたの価値があるということを認識することがとても大事です。

 

さて、あなたの人間関係を良好にするヒントが、上記の名言の中に隠されていたでしょうか?人間関係に悩んだ時、どうしても相手に対して何かを望んでしまいがちです。でも実はあなた自身の中に原因が潜んでいることもあるのです。

世の中にはたくさんの価値観があると認識すること、自分の価値観を押し付けないこと、視野を広く、受け口を広くすること、他人に期待しないこと、、、。簡単なようで難しいですよね。ですが、少しの変化が人間関係をガラッと変えることもあります。実感したらあとは早いですよ。偉人達の名言にはあなたの一歩を促す力があります。悩んだ時は名言を振り返ってみましょう。

まとめ

人間関係から成功を導く名言

・人付き合いがうまいというのは、人を許せるということだ。

・出会いは偶然、別れは必然

・山から遠ざかればますますその本当の姿を見ることができる。友人にしてもこれと同じである。

・垣根は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。

・ものの理を説くことは、人をつき飛ばすことに等しい。

・他人を変えるのは不可能よ。でも自分を変えることはできるわ。

・諸君が自分自身に対して関心を持つのと同じように、 他人が自分に関心を持っているとは期待するな。

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