気分が爽快になる!断捨離で人間関係をすっきりする方法


わずらわしいお付き合い、愛想笑い、顔で笑って心で泣く毎日に嫌気がさして、断捨離で人間関係をすっきりすることができたらどんなにイイかと思う日もありますよね!いや、絶対にありますよね!!

この社会に生きる以上、様々なしがらみからは逃れられません。とはいえ、余計な人間関係まで抱え込んでいてはあなた自身が疲れ果ててしまいます。人間関係の断捨離自体は、決して悪いことではありません。

しかし「断捨離で人間関係をすっきりする」といっても誰かれかまわず切ってしまえばいつか後悔するのも必至。大事なのは「あなたに必要な関係かそうではないのか」を見極めることです。

そこで今回は、不必要な関係のみを断ち切って、あなたの人間関係をすっきりさせる方法についてお伝えします。

無駄な罪悪感は捨て去りましょう

いざ「断捨離で人間関係をすっきりする」と心に決めても、どこかで引っかかってしまうのが、切ると決めた相手に対してのなんとなくモヤっとした罪悪感……「こんなこと考えている自分は薄情なのではないだろうか」「自分もいつか、しっぺ返しで切られるのではないだろうか」などなど。

はっきり言います。「そんな感情はただの感傷です。考えるだけ時間の無駄です!今すぐ捨てちまえ!!」……ちょっと過激になりましたか?ですが、人生「必要な縁は必要な時に結ばれ、不必要になるとほどけていく」ものです。

よく考えてみて下さい。昔はあんなに仲が良かったのに、いつの間にか疎遠になってしまった。久しぶりに再会して、話が盛り上がってまたつながる縁もあれば、なんとなく「変わってしまったな」と感じてそのまま離れていく縁もあった……思い当たる節はないでしょうか。

人間とは流動的な生き物です。その時のあなたの環境・価値観・影響を受けたものなどで、あなたの視野は常に変化しています。それに伴い、あなたの人間関係も変化して当然なのです。

断捨離で人間関係をすっきりすることに無駄な罪悪感を抱くくらいなら、その出会いをあなたの人生の糧にしてください。その方が、よっぽど相手の存在に対して敬意を払うことにもつながります。

 

連絡先を整理しましょう

さて、断捨離で人間関係をすっきりするためにまずやるべきは「思い切り」です。最も手っ取り早いのが「連絡先の消去」ですね。連絡手段がなくなればつながりようもなくなります。

ですが、一時の感情で連絡先を切ってしまうと、のちのち「やっちまった!」と頭を抱える日が来ないとも限りません。見極めは慎重に、冷静でいられるときに行う方が無難です。

・ここ数年連絡を取っていない
・相手からも連絡が来ない
・連絡を取りたくもない

こういったところが基準になるでしょうか。しかし、中には「連絡どころか顔も見たくないが、諸事情で連絡先を残しておかなくてはならない」ケースもあるでしょう。

そんな時は連絡先の隣にこっそり、あなただけにわかる印をつけておくのも心理的に効果的。絵文字でもマークでもいいですね。「仕方ないから残してやってるんだぞ」と思えるようになるだけでも、断捨離で人間関係をすっきりするには効果的です。

 

再会してもその先をつなげないようにしましょう

断捨離で人間関係をすっきりするという目的の最大の妨げになるのが「再会」です。いくら連絡先やSNS関係でのつながりを切っても、現実世界で顔を合わせたら意味がありません。

ただ、あなたも相手も生きている以上、可能性が全くないとは言いきれませんよね。本当にひょんなところで「世界は狭い」と実感する出来事って起こるものなのです。

しかし切ると決めたなら、ばったり会ってしまっても、懐かしさや美しい思い出、過去の力関係に流されないことが重要です。当時のあなたと今のあなたは違います。

断捨離で人間関係をすっきりすると決めた時点で、あなたの今の人生に、相手はもはや不要な人間であると強く認識してください。「今はいろいろと忙しい」等、いくらでも言い抜けはできるはずです。

ただし「ずっとつながりを復活させたいと思っていた」相手ならば話は別。その先を決めるのはあなた自身です。しっかりと見極めて、自己責任で新たに絆を結ぶのか否かを決めて下さいね。

 

物理的に切れないのなら心理的に切りましょう

断捨離で人間関係をすっきりすると決めてもそう簡単にいかないケースもあります。最も切りたいのに切れないとジレンマに陥るのが「(実・義理ともに)両親」「パートナー」「親戚関係」「会社(学校)関係」といったところでしょうか。

そのコミュニティに属している以上仕方ないとはいえ、我慢していてはあなたのストレスはますます増えるばかりです。そんな時は、まず「距離を置く」ことを試してみましょう。

・同居→別居(家庭内別居可、寝室など、せめて居場所を別にするという手もあり)

・時間帯をずらす

・効果的に居留守を使う

といった方法があります。しかし物理的に難しい場合もありますよね。そんな時は「心理的に距離を置く」方向へ思考をシフトしましょう。

・必要最低限の会話のみ

・なんならメモで会話

・しかし重要事項に関しては「話をした」という事実を残す

「何も言わないお前が悪い」と噛みついてくる相手を冷静に返り討ちにするためにも記録や最低限の報告・連絡は大事です。「きちんと伝えましたが何か?」で終了させられます。相手の存在は道端の石ころ以下です。気にすることはありません。

 

このように、断捨離で人間関係をすっきりすると決めたなら、余計な情は一切不要です。もちろん、こちらから歩み寄る努力は必要です。その結果、わだかまりを越えて理解しあえる関係を築くことができることもあります。

しかしそれが通用しないケースも多々あります。いくらこちらが歩み寄る努力をしたところで、相手が同じだけ努力してくれなくては距離なんて縮まるはずがないのも事実。なのに神経すり減らしてまで、あなただけが頑張る必要性がどこにあるというのでしょう。

「やるだけやる」「精いっぱいやったらあきらめる」「受け入れられないことに対してはきっぱり拒絶する」この潔さが、断捨離で人間関係をすっきりするためには必要なのだと心にとどめておきましょう。くれぐれも後悔だけはないように。

コメントをお書きください