空元気に気づき、健康エネルギーを充電する7つの心身ケア


周りに心配をかけまいとして、もしくは迷惑をかけまいとして無理やり笑顔をひねりだしてはいませんか?空元気とは上辺だけを取り繕った元気なので、実際は元気などではありません。心と身体が弱っているにも関わらず、見せかけだけでも元気であるようにと取り繕うことは、実はとても危険です。

周りに気遣って、自分を励ますつもりの空元気を続けていると、いつか空元気さえも出せない程に心身を消耗してしまうかもしれません。

そこで今日は、空元気に気づき、健康エネルギーを充電する方法についてお伝えします。空元気ではなく本当の元気で日々を過ごせるように、健康エネルギーを充電していきましょう。

空元気の行きつく先とは?

空元気を続けている先に待っているのは、うつ病です。本当は元気などではない自分の精神状態に無理をさせ、無理やり元気な振りをしているわけですから、当然です。もともと元気をなくす原因に加えて、無駄に自分に負担をかけている状態なのです。

そんな無理を続けていれば結果は考えるまでもありません。とは言っても元気がないことをあからさまに表現しているのはどうかと思うのは、常識ある社会人なら誰もが思うこと。それでも元気だよと嘘をつくのではなく、ちょっと落ち込んでいるんだ程度は吐き出すことは許されるはずです。多少の弱音は甘えではありません。

 

嘘に追い詰められていく…

辛い、疲れている。そんな状態でも元気だと嘘をつき、元気だと嘘の自分を演じていると、やがてその嘘に追い詰められていきます。元気がない自分を自覚していても嘘をついてしまったことによって、その嘘を守ろうと更に嘘と無理を重ねて追い詰められていくのです。

本当は元気がないことを隠すために、元気だと嘘をつく。そう考えるととても無意味な嘘だとは思いませんか?その無意味な嘘を守るために、また嘘と無理を重ねるなど馬鹿げています。

性格上、職業上嘘をつかざる得ない場合もあるでしょう。そんな時は誰か一人だけでも構いません。その人といる時は本音を打ち明けられ嘘をつかずにいられる状態を持てるよう、弱音を吐けるような相手を作ることが重要です。

 

空元気は空元気、嘘から出た真にはなりません

空元気は空元気で、嘘から出た真などというように、本当の元気に変わることはありません。空元気を続けているうちに状況が改善され、元気に慣れる状況になることもあるかもしれませんが、そうはならなかった場合は、無駄に空元気を装い続けることになります。

ずっと続けていると、無理やり元気に見せている状態が普通になっていきます。そのうち自分は元気なんだと自分自身が勘違いをし始めます。本音ではない正確ではない現状認識をし始め、無理を続けている状態が日常に変わります。

負担が軽くなるわけではなく、自分でも意識せずにストレスをため込んでいくことになります。時々でも構いませんので、自分は心身ともに疲れているのだと本音を吐き出し、自分の状態を自覚できるようにしておきましょう。

 

隠したいほどのストレスに気づく

空元気は元気を装うことです。つまりストレス状態にいる自分を隠していることになります。空元気を発揮せざる得ない状態も多々ありますが、そのせいでとっさに空元気で取り繕うことが習慣になってしまい、悩みを相談できない状態になっているという悪循環に陥ることがあります。

隠すことが習慣になるほど打ち明けずらい解決が難しい悩みかもしれませんが、ただ吐き出すだけでもストレスの解消になります。悩みが解決に至らなくても、別のことでストレスを発散することは必要です。

悩みの元の解決は理想ですが、例え解決にならなくても弱音を吐き、本当は辛いんだと打ち明けることでも心身の負担は軽くなることを忘れないでください。

 

楽しくない時は休息しましょう

無理やり元気な自分を演じているため、はた目には活動的で、楽しんでいるかのように見えてしまうことがあります。そのせいで悩んでいることに気付かれにくく、打ち明けるきっかけも遠のいてしまいます。

実際に活動的に動き途中からでも多少なりとも楽しめるのであれば問題はありませんが、全く楽しめず却って疲れてしまうのであれば、ただ負担を増やしているだけです。

ストレスがたまっている時はとかく睡眠不足に陥りやすい傾向があり、睡眠不足から様々な問題に派正していきます。楽しめないまま疲労をためる活動を続けるより、リラックスできる環境でゆっくりと休息を取るべきです。

 

空元気は女性に多い

空元気を発揮して、いつも通りの自分を演じようとする傾向は女性に多く見られます。女性の人間関係は複雑化しやすく、自分から行動するのではなく、どちらかというと察してほしいという思いが強いことが原因の一端です。

また社会的にも女性はいつもにこやかであることを期待される節があることも、要因に挙げられるでしょう。周りを気遣い空元気を装うことは必要ではありますが、いつか限界が来ることを忘れてはなりません。つい反射的に空元気を発揮してしまうという方は、自分自身の性質を自覚し、またいつか限界が来るのだということをしっかりと覚えておいてください。

 

気遣いが迷惑に変わる可能性も。

自分さえ我慢すれば。いつも通り何でもないことのように元気でいなければ。周りを気遣っての行動でも、本当は気遣いになっていないかもしれません。集中力は落ち、仕事効率もはっきりと下がっています。

それでも無理を続け、限界が来ることを考えもせずに負担をかけ続けると、前述したとおりうつ病にと発展していきます。気遣いが空元気となって発動したにも関わらず、最終的には多大な迷惑をかける結果になってしまうことも。

限界が来る前に、弱音を吐き、悩みを打ち明ける。発信する努力をすることが、実は迷惑にならず建設的な結果を生み出すことになるのかもしれません。

 

さて、うつ病は真面目で優しく気遣いができる人に多いと言われるように、最終的にうつ病につながる危険がある空元気は、まさにそういった人に多く見られる傾向です。

とっさの空元気が、周りを巻き込んで最後は自分の人生を狂わせる結果につながらないよう、自分の頑張り疲れ、ストレスを自覚し負担をかけ続けた自分自身に休息を与えてあげることが必要なことを忘れないでください。

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