自分が嫌いになってしまった理由を探る6つの方法


「自分が嫌いになった」という経験って、誰しもがありますよね。特に仕事や周りの人と上手く行かないと感じて落ち込んだときは、自分が嫌いになりがちです。

そうしたネガティブな感情が、自分や周囲に悪影響を与え、悪循環になってしまいます。より良い生活を送る為にも、自分が嫌いだという感情を治していきたいものです。しかし治そうにも、「メンタルクリニックとかに行くのは気が引ける」という方も多いです。

また、通院になると時間とお金もかかりますし、行くのがしんどくなって途中で行かなくなる場合もあるのです。出来れば、日々の生活の中で自分が嫌いな理由を知り、克服していきたいですよね。そこで今回は、自分が嫌いになってしまった理由を探るにはどうすれば良いのか、6つの方法をお伝えします。

自分の何が嫌いなのか把握する

自分が嫌いになった理由を探る為には、まず自分の「何が」嫌いなのかを把握することから始めます。漠然と「自分が嫌い」と思っているだけでは、解決方法も分からないからです。オススメの方法は、紙に書いて行くことで、カレンダーの裏紙など大判の紙を使うと良いですね。

紙とペンを用意したら、自分が嫌いな部分を書いていきましょう。文章を作るのではなく、思いつくままに単語を書いていくと可視化しやすいです。そうして書いた単語を見直すことで、自分が嫌いな部分を把握しやすくなりますよ。

 

自分の生活にどの位影響しているのか把握する

自分が嫌いな部分を把握することができたら、次は自分や周囲にどの程度影響しているのかを把握します。仕事や日常生活のどんな場面で自分が嫌な部分が出ているのか、それによりどんなことが起こったのかなど、日々の生活を振り返ってみましょう。

「ちょっと嫌だな」と思うレベルなのか、「日常生活に支障をきたしている」レベルなのか優先順位をつけることで、何から先に直していけば良いのかが見えてきます。

 

いつ頃から嫌いになったのか振り返る

例えば、「すぐ泣いてしまう」ことが自分の嫌いな部分だとします。それが何のきっかけだったのかを、振り返ってみましょう。幼少期に親に怒られてばかりいた経験があったから等、理由は様々です。自分が嫌いな部分がいつ生まれたのか、きっかけを知ることは解決していく上でも大切なことです。

 

周囲の人に話す

自分が考えていることを、友人など周囲の人に話してみるのも、自分が嫌いになった理由を探る方法の1つです。人はそれぞれ考え方が異なりますので、自分にとっては「嫌い」な部分でも、他の人から見たら「個性」と捉えられる場合もあります。また人に話すことで、自分の考えもまとまっていきます。

注意したいのは、「話し過ぎない」こと。自分の嫌いな部分を話し過ぎると、相手もネガティブになってしまいますので、あくまでアドバイスをもらう程度にしておきましょう。

 

自然の場所に赴く

色々と考えていると、頭の中が混乱してしまいますよね。そんな時は、森や川など自然の場所に赴いてみましょう。自然に囲まれて心を無にすることで、自分が嫌いだと感じている心と、素直に向き合うことができます。気分転換も兼ねて1人で行くのがオススメです。

「近くに自然がない」という方は、近所の公園やビルの夜景を眺めるのも良いでしょう。人がいるような観光スポットでは落ち着かないので、人が来ない場所でぼーっとすると心が無になります。

 

「少しずつ変えていく」という気持ちを持つ

自分が嫌いになった理由を探したら、最終的には「自分を認める」ことを目標としましょう。その為には、自分が嫌いな部分を治していく必要があります。

ここで気を付けて欲しいのは、「自分の性格を変えるのは難しい」ということです。性格は長年の生活から形成されたものですので、数日で変えることは困難です。ですから、焦らずに時間をかけて変えていくという心構えでいましょう。

 

以上、自分が嫌いになってしまった理由を探る方法をお伝えしました。自分が嫌いになった理由を探る為には、まず自分の「何が」嫌いなのか、紙に書き出して把握していきましょう。その上で、日常生活にどの程度影響しているのかも把握し、優先順位をつけましょう。

また、なぜ嫌いになったのか過去を振り返ることやそのきっかけを知ることで、解決方法が見つかることもあります。自分が嫌いになった理由を探る方法の1つとして、周囲の人に話し、客観的な意見を取り入れてみましょう。

さらに、森や川など、自然の場所に赴くのもオススメです。心を無にすることで、自分が嫌いな部分と素直に向き合うことができますよ。自分の嫌いな部分を治すということは性格を変えていくということ。しかし自分の性格を治していくのは、困難ですので、少しずつ変えていくという心持ちでいましょう。

自分が嫌いになった理由を知ることの最終的な目標は、自分を「認める」ことです。是非、上記の方法を実践し、自分を認めてあげてくださいね。

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