イライラしない方法で、穏やかに問題を解決する3つのコツ

イライラしない方法で、穏やかに問題を解決する3つのコツ
現代はストレス社会、「イライラしない方法があれば・・・」という思いを抱えている人は皆さんの周りにも多いですよね。実際、会社でも学校でも、イライラしてしまう人とイライラしない人とでは問題解決能力が段違いです。

些細なことでイライラする人は人の失敗やうっかりミス、つまらない言い訳などにいちいち腹を立てて、声を荒げてしまい、そのたびに集中力が落ちてしまうのです。一方、イライラしない人は感情に流されず、穏やかに問題解決を図ります。どちらが良い結果を出せるかは考えるまでもないですよね。

では、どうしてイライラしてしまう人とイライラしない人がいるのでしょう?もともとの性格に違いがあるのはもちろんですが、穏やかに問題を解決できる人というのは、イライラしない方法を知っているのです。ということで今回は、イライラしない方法を知って穏やかに問題を解決する方法をお届けします。

ちょっとしたことでイライラしない方法は、鳥瞰すること!

ちょっとしたことでイライラしない方法は、鳥瞰すること!
イラッときてしまう状況でイライラしない方法のひとつは、事態を上から眺める、鳥瞰することです。つまり、自分がいま見ている位置から離れ、事態を客観視するということですね。

イライラしてしまうのは、状況に埋没してしまっているからです。その地点から脱し、上昇して、高みから見物してみると、現状が客観的に見えてきます。そうすると、イライラも吹っ飛んでしまうものです。

無論、完全にイライラが消えるわけではありませんが、ムッときたとき、ぐっと抑えて鳥瞰する。それだけで事態の把握が楽になるのです。そして、いったん事態を把握できると、客観的な判断が出来るようになるということです。

イライラしそうなときに鳥瞰するためには、深呼吸するのが効果的です。ただ息を吐くのではなく、大きく息を吸って、少しずつ吐くようにします。吐き出すだけだと、大きなため息をついたときのように気分が沈殿してしまいますので、ご注意を。

息を吸い、少しずつ吐く。吐きながら、少し目を閉じて事態を半目で見るようにすると、気持ちが落ち着いてくるのが自分でも分かります。カッときたとき、吸った息でそのまま声を出して怒鳴ったり、嫌な顔をしたりせず、息を少しずつ吐くようにするだけ。どこでも出来るイライラしない方法ですので、是非お試しを。

 

人前でイライラしない方法は、周りを見回すこと!

人前でイライラしない方法は、周りを見回すこと!
会社や学校など、人前でイライラしない方法としてオススメなのが、周りを見回すことです。

同僚や部下のミスを発見してイライラしてしまうようなとき、人は相手のことを凝視しているものです。事態の収拾にばかり神経が集中してしまって、周りが見えていません。凝視しているということは視界に相手しかいないということで、周囲が見えていないということでもあります。

こうした一対一の構図で話を続けていると、あっという間にイライラが高まってしまいます。夫婦喧嘩や恋人同士の喧嘩などもちょっとしたことで感情が爆発して罵倒の応酬になってしまったりしますが、これも相手しか見えていない状況が拍車をかけているのです。

実際、家庭で夫婦喧嘩をしているときに子供などが声をかけてくると、サッと潮がひくように声のトーンが変わってしまう光景をみたことはないでしょうか?喧嘩の最中でさえ、第三者の目があると怒りは引くのです。人間というのは、それほど人目を気にするものなのです。

ですから、イライラしそうな状況になったときは、相手から目を離して、ゆっくりと周りを見回してみてください。イライラしているときというのは声が高くなりがちです。離れた位置にいる人でも、気を揉んで遠巻きに眺めていたりします。

そうした状況を確認することで気持ちがすっと落ち着いてきます。人を指導する立場にある人などは、こうした簡単なイライラしない方法を意識することで部下や後輩の見る目も変わってきます。

 

すぐにイライラしない方法は、肩の力を抜くこと!

すぐにイライラしない方法は、肩の力を抜くこと!
怒りっぽい人がイライラしない方法としては、肩の力を抜いて笑うことがお勧めです。人には、怒りっぽい人と怒りっぽくない人がいます。怒りっぽくない人というのは、たいてい肩の力が抜けています。腹のたつような状況にあっても、肩に力が入らないのです。

怒りっぽい人というのは、この反対です。事態が自分の予想を裏切ったときなど、知らず知らずのうちに肩に力が入ってしまいます。怒り肩という言葉があるように、怒ったとき、イライラしているとき、肩には力が入っているのです。このままだと、イライラは解消されず、逆に、怒りが増幅していきます。

このとき、肩に入った力を意識的に抜いてあげると、胸襟が開いて呼吸が穏やかになるのです。怒り肩の反対の撫で肩状態にしてあげると、気持ちも宥められ、興奮度も下がってきます。

イライラしかけたとき、時間に余裕があるようなら、ちょっと席をはずして、肩の上げ下げ運動をしてみましょう。意識的に肩と胸襟を動かすことで、怒りが慰撫されます。この肩の上げ下げ運動は、イライラしているときだけではなく、普段から取り入れると効果的です。

怒りっぽい人というのは、日常的に肩が怒り気味の人が多いものです。怒りがこもりやすい体質になってしまっているのですね。これを直すには、肩を宥める、つまり、意識的に撫で肩を作ってみるのが効果的なのです。

 

イライラしているときにはなかなか穏やかに考えをまとめられないものですが、ちょっとしたコツを覚えるだけでイライラしない方法が身につきます。

考え方としては、その場から視線を移して鳥瞰すること。高い位置から現状を観察することで、客観的な見方ができるようになります。ゆっくりと深呼吸することで、自分を含めた現状が見えやすくなるものです。

人前でイライラしたときに効果的なのは、周りを見回すこと。一対一の構図から離れるためには、周囲に視線を広げましょう。人間は社会的な動物なので、他を意識することで冷静になれます。

普段からイライラしやすい人にお勧めなのは、肩の力を抜く習慣をつけること。肩に力が入ると、どうしても怒りやすくなります。力を抜いて、胸襟を開くとイライラも収まってくるものです。

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