失敗が続いている時に、まず立て直すべき基本の生活習慣

失敗が続いている時に、まず立て直すべき基本の生活習慣

失敗が続いていると感じたら要注意です。体調や精神状態といった自分の行動のベースになっている部分を見直す必要があります。

他人からの言葉に反応するのが遅かったり、気付かないうちにぼっーとしてしまっていたり、集中しきれていずに大事な物事を見過ごしてしまっていたらそれはさらなる失敗を引き起こす原因になってしまいます。

失敗してもそれを補ったり立て直すことができればそれは次行動する時の大きな糧となってくれるでしょう。しかし、失敗が続いてしまっているときは連鎖的に重なってしまい悪循環に陥りがちですよね。

それを最も大きく左右するのが基本習慣になるわけです。そこで今回は、失敗が続いてしまっているときにそこから抜け出すための基本習慣の立て直し方を5つお伝えします。

頭と周囲を整理しよう

整理が重要な理由は様々ありますが、何より集中力が落ちていたり身体が疲れていても周りが整理されているだけで作業を単純にすることができ失敗をするリスクを減らせるところに大きなメリットがあります。

似たものがランダムに並んでいれば取り間違える可能性も大きくなりますが、順番が決まっていたり一つしかない状況であれば間違える可能性は小さくなります。付箋を使ったり見やすいレイアウトを心がければ気持ちも整理でき集中しやすい空間が作れるようになるわけですね。

整理をすることで単純に失敗するリスクを下げるだけではなく、やる気を後押しし思考しやすい環境を整えることもできてしまいますよ。それでは具体的に整理をするコツをみていきましょう。一つ目はものを捨てて分類する物自体を少なくしてあげることです。

①「いつか使うんじゃないか。」最初に捨ててほしいのはこの考えです。

②よく使うもの、一週間から一年に一度使うもの、思い出のものまたは一生に一度使うもの、最近使ってないもの使いそうもないものに分けましょう。ものが多いと分類するのも大変ですので付箋を使うとわかりやすくなります。よく使うものを青、一週間に一度くらい使うものを水色、思い出のものなどを黄色、最近使ってないものを赤になど。しかし、可能であれば③を考慮しながらドンドン捨ててしまうことをオススメします。

③さらに、それぞれ本当に必要なものか一つで十分じゃないかを考え、なくてもいいなら即捨ててしまいましょう!捨てる方法を教えてくれている本が多数存在しますのでその一つを読んでみれば一段と捨て方に磨きをかけることができるでしょう。

二つ目はよく使うものを見やすくかつ取りやすく目につく場所に並べて配置することです。あまり使わないものは押し入れなどの手前のほうに、ほとんど使わないものは押し入れの奥のほうにしまいましょう。押し入れなどに入りきらない場合、それは必要なものか否か再度問い直してみてください。

必要であればよく使うものを置くための土台にしたりインテリアのようにあえて部屋の真ん中などに置いてみることも部屋の雰囲気を変えて気持ちを上げるきっかけになりますよ。そして最後のコツは、明日の準備を今日の終わりにやってしまうということですね。

明日書く予定の書類も今日のうちに名前など書ける部分を少しだけでも書いておくことです。朝起きた時にすべきことが何であるかすぐにイメージしやすくなり手を付けていた分気持ちも少し楽になります。一から作業を行うのとほとんど最初からでも「途中から」と呼べる状況では気持ちへの負担が大きく違うのです。

 

メリハリのある休憩を取ろう

休憩はその取り方によって個人差が大きく出てしまうものですがポイントさえ抑えれば方法は自由に決めることができます。

ポイントは、
①今までのことと今後すべき内容とを分けて箇条書きにしましょう。今までの内容を整理するなかで今後すべきことをまとめたり減らすことができ余裕が生まれます。重要なのはやる必要があることを意識的に少なくしてあげることです。

②疲れを感じているときはリラックスできる状況をつくりましょう。トイレの個室で一人になるのもよし。自分のデスクで音楽を聴くのもよしです。デスクワークの方は屋上や外に出て軽くストレッチをすれば気分転換をねらえます。数分の仮眠でも頭がすっきりするタイプの人もいるため自分がどういったタイプなのか知っておくとうまい休憩が取れるようになります。

③寸前までやっていたことと「違うこと」をやりましょう。特に意識する「違い」は、頭の使い方です。「計算を行っていたなら文章作成を」「英語学習を行っていたなら理科の学習を」というかたちで脳の使う部分を変えてあげると効率があがります。学習効率や記憶のメカニズムといった観点から言ってもバランスのとりやすい効果的な方法と言えます。

 

食事で自身を立て直そう

身体の動きから脳の働きに至るまで、「行動」というものの基盤とも言える習慣です。バランスのとれた食事をとるのが最も効果的ですが、失敗が続いている場合は、疲れていることが理由となっている可能性が高いため、疲れに効く、または頭の働きをよくする食事のとり方が有効ですね。

疲れに効く料理として酢を使った料理は有名ですね。酸性化している血液をアルカリ化することで疲れが取れてきます。「料理はちょっと」と思う方ならペットボトルで売っているアルカリイオン水を定期的に購入して飲むことも効果的です。

頭の働きをよくするものでは、納豆やチョコレート、魚を食べるのが効果的です。思考がはっきりすれば重なっていた失敗も徐々に減ってくることでしょう。日々の食事を一品意識的に変えることが重要です。

 

効果的な睡眠をとろう

しっかりと睡眠をとることです。睡眠をとる前に自分のリラックスできる状態をつくりましょう。最近よく知られるようになったように睡眠時間は人それぞれで「何時間が一番よい」という基準はないのですね。

4時間で十分な方もいれば10時間必要な方もいます。ただし重要なのは自分にあった時間があり、それ以上でもそれ以下でも睡眠の時間をずらせばしっかりと回復できないというところにあります。自分で実験を行ってみるかアプリなどで調べることで自分にあった睡眠を確保しましょう。

 

一言でいいから日記を書こう

日記を書く一番のメリットは自分の行ったことを時系列で思い出せることです。何時から何時まで自分が何をしたか書いておけばその時間に何をどのように行ったかを鮮明に思い出すことができます。

状況を理解していればより鮮明に、理解していなくてもその時の自分の動作が思い出せます。どうしてもうまくいかないときでも記憶が自分の行動を補ってくれるのです。

日記というと「長文を書かないといけないのか。」と思う方も少なくないと思いますがそれは意識しなくてもいい部分です。つまり、一言でよいわけですね。

スケジュールの空いたところに今日食べた夕飯の内容を書くだけで構いません。そうすることで日付の感覚が鋭くなり「自分が何を食べた日に何をしていたか」思い出しやすくなるのです。

 

規則正しい生活は強い心と身体をつくり日常をつくる大きな基盤となってくれます。整理整頓ができるとものごとを単純明快に区別できるようになり今まで考えるのに時間がかかっていたことでも短い時間で判断がつくようになりますよ。

また、休憩や睡眠の仕方はインターネットなどで自分に合ったものを探すことでより多いな効果が期待できます。周囲から心身にいたるまで整えられれば、「本質的に行動が必要な部分」が浮き彫りになり今までの失敗が「成功」に変わることでしょう。

ただ失敗がなくなるだけではなく、あなたや周囲の人が喜べる結果が増え、より豊かな日々を過ごすきっかけがそこにあります。今から実行して成功の多い日常を手に入れましょう。

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